絞殺
プロット
日本
06月02日 1979 劇場で
絞死刑
プロット
日本
01月01日 1968 劇場で
邪魔者は殺せ
プロット
イギリス
08月28日 1951 劇場で
絞首台の決斗
プロット
アメリカ
11月17日 1961 劇場で
毒殺魔殿・旗本退屈男
プロット
日本
10月07日 1950 劇場で
新・男の絞章 度胸一番
プロット
日本
08月01日 1964 劇場で
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絞殺魔コメント(1)
なかなか犯人に辿り着けない捜査陣。ジョージ・ケネディの刑事はなかなか渋くていいのですが、そのイライラ度が全然伝わってこない。容疑者のことはかなり調べてあって警察の徹底した調査力に驚くのですが、全体的に淡々としすぎているのだ。だらだらとしているうちに11人目の犠牲者が出た。
シリアルキラーものなのに、トニー・カーチスという二枚目俳優が犯人だ。途中何度も出てくる疑わしい人物たちのほうがよっぽど犯人らしい。
この淡々とした描写はセミドキュメンタリーのような雰囲気を醸し出す効果もあったのでしょうけど、画面分割が多く、懲りすぎているような気もする。
容疑者アルバートが捕まってからは、ディテクティブストーリーから一転、サイコ系の映画となる。トニー・カーチス演ずる犯人役は二重人格者。物証もないので自白に頼るしかなかったのだ。彼はまるで記憶障害であるかのよう。自分で何をしたのかさっぱり覚えてない。時折フラッシュバックの回想シーンが織り交ぜられるところが当時としては斬新だったのかもしれないが、結末がない映画という珍しいエンディング。ずっと悩み続ける精神病患者となり、犯罪を未然に防ぐ法律が整備されてないと締めくくる・・・
しかし、自白に頼らざるをえない状況というのは危険だ。裏を返せば、彼は冤罪で拘留され続けている可能性だってある。何でもわかるヘンリー・フォンダの分析官もお手上げだ。