ラスト・キャバレー
プロット
日本
04月23日 1988 劇場で
ギャンブラー(1971)
プロット
アメリカ
01月01日 1972 劇場で
ホースメン(1971)
プロット
アメリカ
01月01日 1900 劇場で
白夜(1971)
プロット
フランス・イタリア合作
10月27日 2012 劇場で
顔役(1971)
プロット
日本
08月12日 1971 劇場で
ラスト・ラン(1971)
プロット
アメリカ
09月24日 1971 劇場で
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キャバレー(1971)コメント(5)
現実逃避、狂喜乱舞、キャバレー文化が最も花開いた時代でもありました。
そんな中でのありきたりな青春。
ライザ・ミネリがとてもいじらしい。
彼女が演じたのはジュディ•ガーランド、でその娘って
ライザ•ミネリって知ってる人少なくなりました❓💦
プチ自慢はライザ現役の80年代頭に、ライザの舞台を観たこと⭐️
それはそれはパワフルで。 圧巻でした。
ボブ•フォッシー監督、振り付けのミュージカルの最高峰、
公開年は本国からずれ込んでいたので、
当時はFM放送でまずストーリーを追っての曲紹介がされ、
これって完璧ネタバレですよね💦
でも必死にラジオにかじりついて聴いてました。
この映画は人生の五本に入るくらい好きな映画なのですが•••。
DVDもBlu-rayもうっかり買いそびれていて、なんと
手元にないのです!
ここで訴えるのは筋違いかもしれませんが、
どうか、Blu-ray、リリースして下さい‼️
絶対買いますから😭
ナチ台頭前夜のベルリンのゴチャ混ぜ観満載の雰囲気が
上手く表現さています。歴史の一場面としての魅力もある、
貴重なミュージカル作品です。
頽廃的なショーや天衣無縫なサリーのキャラクターが魅力だと思っていたが、今観ると、ブライアンのセクシュアリティの揺らぎと葛藤が胸に迫る。同時に、サリーからスポットライトが外れたことで、かつては時代相を表すものと捉えていたフリッツの恋や「ユダヤ人」をめぐる言説の、ブライアンの物語との有機的な繋がりもよく見えるようになった。
ブライアンとフリッツの物語を繋ぐのは、ナチスのユダヤ人と同性愛者の迫害という歴史的事実であり、これについては既に多くの指摘がある。
その文脈を踏まえた上で、改めて驚かされたのは、ブライアンの知性の強靭さや、批判精神の健全さ、そして彼が意外なほど勇敢であるということだ。ブライアンは、生真面目な大学院生だが、決して気弱な優等生ではなく、「ユダヤ人」に対するデマや差別を言下に否定する勇気を持っている。ナチズムには抵抗の姿勢を示し、フリッツの恋を応援する。また、ブライアンの誘惑に失敗したサリーが悪びれずに口にした彼のセクシュアリティに対する疑問にも、正面から答え、誤魔化したり、あるいは悲劇的に語ったりもしない。
いま、私は、特定の国や民族に対するデマや差別を垂れ流す人物が眼の前にいたとして、そうした言説や、暴力に対して、昂然と立ち向かうことができるだろうか。フィジカルな暴力を行使する集団に対して、勇気をもって抵抗の姿勢を示すことができるだろうか。あるいは、セクシュアリティの問題に土足で踏み込んでくる他者を信頼し、胸襟を開くことができるだろうか。
ブライアンがすべての面において模範的だというわけではなく、とりわけ性に関しては時代的な制約もある。それでもなお、『キャバレー』の世界は私(たち)が生きる現在に肉薄し、「お前はどう生きるのか」と問いかけてくる。
ミュージカル好きならもちろんマストでしょう
音楽はステージシーンに限られているのでミュージカルが苦手の方にも観やすいと思います
50年も昔の映画なのに、極めて21世紀的なテーマです
まるで最近撮られたかのようなテーマで構成されています
恐ろしいばかりの先進性です
傑作中の傑作で間違い有りません