スペース・サタン
プロット
アメリカ
10月10日 1980 劇場で
スペース・トラッカー
プロット
アメリカ
12月13日 1997 劇場で
スペース・パイレーツ
プロット
アメリカ
05月26日 1984 劇場で
スペース・プレイヤーズ
プロット
アメリカ
08月27日 2021 劇場で
ヴェガス・イン・スペース
プロット
アメリカ
01月22日 1994 劇場で
スペース・ファミリー ジェットソンズ
プロット
アメリカ
08月01日 1991 劇場で
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インナー・スペースコメント(7)
しかし、その後はどうだろう。タックとジャックの心と体が入れ替わったかのように展開する関係性は極上のバディムービーであり、さらに「小さくなる」という趣向が不測の暴走を遂げていく様もあまりに楽し過ぎる。やがて勇気と冒険心を手に入れたジャックの表情は、まるでスピルバーグ作品で見かける少年たちのよう。「ミクロの決死圏」などのDNAを受け継いだ体内描写も、CGのないご時世、ILMの力を借りて陶酔すべき映像マジックとして高品質の仕上がりを見せている。
メグ・ライアンは『トップ・ガン』でのちょっとおかしい奥さん役からみると格段に演技が上達しているような気がする。『マスク』のような変身シーンも当時としてはすごい。
ところが、潜行艇のミクロ化直後に研究施設が産業スパイに襲撃されてしまう。
潜行艇の入った注射器を持った研究員は命からがら逃走するが追い詰められた末、スーパーの店員ジャックの尻に潜行艇を注入してしまう…
ミクロ化した潜行艇が人体の中に入り込むというシークエンスが物語の骨子としてあるが故に、よく「ミクロの決死圏」を引き合いに出して比べられてしまいますが、全くと言っていい程、別物です。
本作は、喜劇俳優マーティン・ショート演じる少し足りていない様にしか見えない可哀想な人物ジャックが、人体に別人格(正確には別の人間です😅)を投入され、
傍目から見て更に危ない人物に…
じゃなかった💦
薄弱な意思を打破して、変わり成長して行く物語となっているのです。
随所に「嫌味な人物」を散らすのは、ダンテお得意の手法。
一見、ジャックには優しそうに見えるスーパーの店長も、かかり付けの医者も、結局は自分の事しか考えていない。(カートゥーンで言うなれば、羊を騙す狼ですね)
頼れるのは身体の中にいるタックだけ。
ダンテのカートゥーン趣味が巧い具合に良い方へ働き、身体の中の相棒を際立たせておりました😅
殆ど声のみか、上半身しか映っていないにも拘らず、デニス・クエイドの存在感たるや、凄いものがあります😅
それだけでも一見の価値ありです🎵
また、ロブ・ボッティンによる顔面変形シーンも見応え十分‼
マーティン・ショートの顔芸と相まって、実に愉快で不思議なシーンになっておりました。
ご覧頂ければ、後々、ホラー映画で多様されるシェイク・ヘッド効果に多大なる影響を及ぼした事も理解して頂けると思います。
ワーナー発進のハリウッド大作なので、大味なのは否めませんが、肩の力を抜いて観ていられるという点においては申し分なしです⤴
前置きが若干長い、複雑なようで単純極まりなく、緊張感よりもコミカルに、無難に一件落着だろう、あの後が続いても。
メグ・ライアンとの冒険活劇から淡い恋心が、そんな二人の関係性とジャックが切ない。
良くも悪くも80年代の娯楽映画として、懐かしさもありながら楽しめる。
多分、八戸の映画館にて鑑賞。
当時、この作品をえらく気に入って、サントラをレンタルしてテープにダビングしたことを覚えています。あと、確か続編があることを匂わせるような終わり方をしていた気がするのですがどなたか知りませんか?