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灰の記憶 プロット アメリカ 05月24日 2003 劇場で
長い灰色の線 プロット アメリカ 01月04日 1955 劇場で
灰色の壁 大宮ノトーリアス プロット 日本 02月25日 2022 劇場で
灰とダイヤモンド プロット ポーランド 07月07日 1959 劇場で
残灰に プロット サウジアラビア 01月18日 劇場で
遺灰は語る プロット イタリア 06月23日 2023 劇場で
アンジェラの灰コメント(4)
しかし、タイトルの「アンジェラの灰」のアンジェラがお母さんのことだということに気づいたのはエンドクレジットが出てきてからだった。
しかも、エミリー・ワトソン演じるこのお母さん、いくらなんでも老けなさすぎる。それは、途中でいなくなってしまうお父さんもしかり。
主人公を何段階かの子役を使って成長させたの比して、両親の歳の重ね方が描きこまれていないことに違和感を感じた。
ジョン・ウィリアムスの音楽は良かった。
エミリー・ワトソン、ロバート・カーライル共に地味ながら感情を抑えたいい演技を見せる。二人の名演を観るだけでも価値がある。主人公フランクを子役含め3人で演じるが全て良く、ここにもパーカーの演出の巧さを再確認する。
階段上に置いてあるバケツに親子で小便するシーンが頭に残ってしまった。。。貧乏の中にあっても笑えるシーンを取り入れようとしてあるのだが、これがまた笑えないんですよね。
1930年代、一家の息子の一人フランキーの青春物語なのだが、後半渡米したいという一心で強欲ババァから金を盗んでしまう。しかし、そのままアメリカへ。この時代の特徴である戦争については全く触れずにいることが不自然。小さな贖罪はあるものの、母親を殴ったことは懺悔しただけ、金を盗んだことには何も触れない。これで自由の国で新しい人生を送ってもどうかなるのか?何を言いたい映画なのか、最後にはわからなくなった。ま、自伝だからなぁ・・
こんなに美しい雨の映画はない。