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裏切りの暗黒街 プロット 日本 08月14日 1968 劇場で
暗黒街大通り プロット 日本 04月25日 1964 劇場で
暗黒街の牙 プロット 日本 12月08日 1962 劇場で
ワイルド・ヒーローズ/暗黒街の狼たち プロット 香港 01月01日 1900 劇場で
暗黒街の顔役 プロット アメリカ 03月13日 1933 劇場で
暗黒街の対決 プロット 日本 01月03日 1960 劇場で
暗黒街のふたりコメント(5)
特にジャン・ギャバンはなにをやってもすごいやー
終盤まではやや退屈。なかなか話が進まない。ゴワトロー刑事がなぜあそこまで執念を燃やすのかも全く謎。ジノ(ドロン)が怒るのも当然。しかし◯◯◯まっちゃダメだよね。
終盤は目が離せぬ展開。とんだ茶番の裁判。落書きに居眠り。死刑廃止に論点をすり替える勘違い弁護士。ここらは今の日本とも共通ですね。
そして衝撃の結末。この理不尽さを描くためのゴワトローだった訳ね。しかし当時のフランスはあんなやり方をしてたのか。
私はギロチンは反対だが、死刑廃止にも反対。
ヨーロッパの死刑廃止なんて綺麗事。だってあちらでは犯行の時点で平気で銃殺してるんだもん、死刑なんて必要ないよね(笑)
夢の10連休が始まった。何本の作品を見ることができるだろう。
総合:65点
ストーリー: 65
キャスト: 85
演出: 80
ビジュアル: 70
音楽: 70
一度重大犯罪を犯してしまえば、その後本人がいかに更正しようとしていても世間から疑われてしまうのはある程度いたしかたない。それにしても執拗な刑事とか、裁判でもまず結論ありきのような内容には見ている側としてはやはりすっきりしない。カミュの小説「異邦人」を思い出した。
それでいいテーマだと思うし俳優も豪華だし内容もいい映画だと思うのだが、なぜか個人的に好きになれなかった。同じ不幸だらけの映画でも「テス」はすごく好きなのに、この映画が好きになれない理由が自分でも今ひとつわからない。それはテスほど不幸の中でもずっと純真な主人公ではないからか、辛いことを乗り越える描写があまりなくてあっさりと次の場面にいくことが多いからなのか。それとも社会の不条理さに対して何も救いがなかったからなのか。
登場人物の日常の生活ぶりの描写がすごくいい。特に保護司の娘がアラン・ドロンのことが好きなのに全然相手にされていないところがかわいかった。意地悪な刑事が、本当に底意地が悪くて、ちょっとどうかしているレベルで意地悪だ。殺されても仕方がない。死刑の描写があまりにソリッドで驚いた。