ある愛の詩 プロット

環境の全く異なる世界で育った男女の愛の行方を描いた純愛映画の金字塔。エリック・シーガルの同名小説を原作に、「ペーパー・ムーン」のライアン・オニールと「ゲッタウェイ」のアリ・マッグローが主演を務めた。ハーバード大学に通う名家の御曹司オリバーは、大学の図書館で出会ったイタリア系移民の娘ジェニーと恋に落ちる。身分違いの恋を案じるジェニーは彼のもとを去ろうとするが、オリバーは彼女を引き止め結婚を申し込む。オリバーの父の猛反対を押し切って勘当同然で結婚した2人は、貧しくも幸せな毎日を送り始めるが……。フランシス・レイによるテーマ曲も深い印象を残し、1971年・第43回アカデミー賞で作曲賞を受賞した。

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ある愛の詩コメント(10)

Xikhmssopng
Xikhmssopng
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AFIの名セリフ13位に選ばれたこのセリフの意味を知りたくてこの映画を観た。
男の方は名家のエリートだがまだ若さがある一方、女のジェニーは苦学生ながらもとても利口な子で頭の回転が普通の男よりも非常に早くしっかりしている。
現実であれば、2人は結婚した後、電話シーンのようなことで少し揉めるようなことがあったとき「やっぱり結婚は早かっただろうか」と後悔するのだろうが、この映画ではそのセリフ通り問題があろうと現実を見据えて後悔しない考え方をしていたのが素晴らしかった。
セリフのセンスがとても良かった。
観るのがとてもつらいが、誠実で愛のある素晴らしいラブストーリーだった。
こういう誠実なラブストーリーは公開当時よりも今見てこそ価値があるものかもしれない。
Kmpngishxso
Kmpngishxso
言わずもがなの不朽の名作。
冒頭からネタバレで涙を誘う、卑怯やん。
しかしアリ・マッグロー演じるジェニファーが生意気だ、個人的にどうも合わない。裕福な親に反発しまくる男の方にもなんとなく違和感。
思うにこれは若かりし時に見なければならない作品。そうすりゃ主人公たちに感情移入できたろうと思う。
しかし、こちとりゃもはや二人の親世代に近い。それゆえ、この二人のちょっとした部分がどうにも鼻についてしまうのだろう。
この作品、なんといっても音楽が素晴らしい、まさしく名曲です。あと、愛とは決して後悔しないこと、名訳ですね。
続編があるようですね、見たいような、見たくないような。
adhqowu
adhqowu
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総合75点 ( ストーリー:70点|キャスト:80点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:80点 )

ありがちなお約束的な物語である。しかし純愛である。ジェニーの勝気でいて冴えた速い会話が魅力。

時代はまだハーバード大学が男子校で、ハーバード大学の女子部とも言えるラドクリフ大学と合併して共学化する前の学生運動が盛んだった頃。貧乏な女子学生ジェニーが学費の足しにと図書館で働いている時に、お金持ちの御曹司オリバーと出会うところから始まる。
ジェニーは強くて頭の回転が速い。自分を誘わないから有名私立高校に行ったような金持ち(preppy)は馬鹿だと言い切る。

Jennifer: I'm smart and poor.
Oliver:  What makes you so smart?
Jennifer: I wouldn't go for coffee with you.
Oliver:  Yeah well I wouldn't ask you.
Jennifer: Well, that's what makes you stupid.

こんな会話の返しが劇中に散りばめられている。他にも試合で顔に怪我をしたオリバーを見て、怪我をしてお気の毒とも大丈夫かとも言わない代わりに、相手をもっとやっつけたのかと聞く。ジェニーの言葉はオリバーの想定の上を行く。

Jennifer: What happened to you? You look terrible.
Oliver:  I'm injured.
Jennifer: Did you at least make the other guy look worse?

ジェニーは家の格の違いからオリバーに言われる前に別れを切り出す。しかしオリバーが本気であることを悟ると、苦労して掴んだ憧れていたパリ留学の道を自分がその世界で一流になるには才能不足であることを認識していてあっさりと捨て、彼を支える道を選ぶ。夢を見るのではなく現実を見て判断をするだけの明晰さがある。

しかしそんな彼女が残り少ない余命の中でオリバーと貴重な時を過ごすスケート場で、次はどこに行くかと聞かれ、ただ病院へとだけ答える。ああ、もうジェニーには何か気のきいたことを言える力が残っていないんだとわかる。

Jennifer: Could we afford a taxi?
Oliver:  Sure. Where do you want to go?
Jennifer: The hospital.

雪の中を支えあいながら歩く2人。フランシス・レイの旋律が切なく美しい。

ちなみにオリバーは父親のことをDaddyとは言わず、SirとかFatherと格式ばった呼び方をする。ジェニーは父親をフィルと名前で呼ぶ。これでも家庭環境の違いがわかる。
そして有名な科白、「愛とは決して後悔しないこと」はLove means never having to say you're sorryである。
Ponskihxmgs
Ponskihxmgs
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映画「ある愛の詩」(アーサー・ヒラー監督)から。
この名作のレビューは、ちょっと勇気がいる。(笑)
あまりに有名であるのと、鑑賞した時期・年齢によって、
感想がまるっきり違うからだ。
それは、映画「道」(フェデラー監督)の感想と似ている。
「えっ、こんなシーンあったっけ?」という呟きとともに、
若い頃に感じた感想とはまったく違った印象が残ったから。
この映画の有名な台詞(たぶん3回くらい繰り返された)
「Love means never having to say you’re sorry.」が、
「愛とは決して後悔しないこと」と訳すよりも、
「愛とは決して『後悔した』と言わないこと」と訳した方が、
この物語には、ぴったりあっているような気がした。
(先日、そんな話を耳にしたので、確かめたくて・・)
「パリや音楽を私から奪ったと思う?」
「私は平気よ、信じられないなら、死ぬ前に出てってよ」
「信じるよ、心から・・」「それでいいわ」
こんな会話をメモしていたからだろうか。
たとえ心の内では「後悔」していても、愛する人には
「後悔したと言わない」ことが、本当の愛だ、と感じる。
やっぱり「ラブ・ストーリー」、奥が深いな。
Imhsogxknsp
Imhsogxknsp
「愛とは決して後悔しないこと」という副題が付けられていた映画。本当に愛するということがどんなものか、愛する者が先立つことがどれほどつらいか思い知らされる。フランシス・レイの音楽は最高でした。