ギターを持った渡り鳥

6.8/10
合計13件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   77分
言語   日本語
地区   日本
劇場で   10月11日 1959
この映画を見たい?
 映画を見たい    しない

50% 欲しいです,合計 104

レビュー  |  共有する 

ギターを持った渡り鳥 プロット

「0番街の狼」の山崎巌に原健三郎が加った脚本を、「人形の歌」の斎藤武市が監督したもので、小林旭主演のアクション・ドラマ。撮影も「人形の歌」の高村倉太郎が担当した。

ギターを持った渡り鳥 俳優

ギターを持った渡り鳥 Related

とりつくしまオンラインで映画を見る
とりつくしま
プロット  日本
03月30日 劇場で
人生って、素晴らしい Viva La Vidaオンラインで映画を見る
人生って、素晴らしい Viva La Vida
プロット  中国
04月05日 劇場で
戦雲(いくさふむ)オンラインで映画を見る
戦雲(いくさふむ)
プロット  日本
03月16日 劇場で
アイアンクローオンラインで映画を見る
アイアンクロー
プロット  アメリカ
04月05日 劇場で
18歳のおとなたちオンラインで映画を見る
18歳のおとなたち
プロット  日本
03月01日 劇場で
パリでかくれんぼ 完全版オンラインで映画を見る
パリでかくれんぼ 完全版
プロット  フランス
04月19日 劇場で
あこがれの色彩オンラインで映画を見る
あこがれの色彩
プロット  日本
05月10日 劇場で
燃えるドレスを紡いでオンラインで映画を見る
燃えるドレスを紡いで
プロット  日本
03月16日 劇場で
ほなまた明日オンラインで映画を見る
ほなまた明日
プロット  日本
03月23日 劇場で
トランスフュージョンオンラインで映画を見る
トランスフュージョン
プロット  オーストラリア
05月10日 劇場で

ギターを持った渡り鳥コメント(9)

Soknghpxsim
Soknghpxsim
“マイトガイ”小林旭の代表作シリーズ第1弾。
いやあ〜、時代を感じる。

ギターを片手に放浪する“渡り鳥”滝。ふらりと立ち寄った町のボスに気に入られ、仕事を手伝うが、横暴に怒りが爆発、悪を懲らしめ、ヒロインの想いを断ち切り、再び旅に出る…。

腕っ節は滅法強く、頭も切れ、歌もギターも上手く、子供に優しく、女にモテる。
こんなキザな設定、今はギャグかパロディじゃないと成り立たないぐらいだが、それがピタッとハマったのがこの時代。
アウトロー西部劇を日本に置き換えた、肩の凝らない娯楽スター映画。

若い小林旭は中村獅童に似ててびっくり。
ふっくら頬のライバル宍戸錠はふてぶてしさで場をさらう。
そして、浅丘ルリ子も可憐でお美しい。
Dibonumlcmo
Dibonumlcmo
山を背に荒野を馬車に乗せられて登場。西部劇を意識したようなオープニングw

小林旭細い。正直、演技が大根。顔もそんなに二枚目とは思えなかった。

クサイ演出が多い。滝が復讐しにバーに現れる時の演出がこれでもかってくらい臭いw海に落ちたのに服が濡れてないし。

結局、滝が刑事時代にジョージの相棒を追い詰めた末に撃ち殺した理由は何だったのか?

小林旭をかっこよく売り出すための外連味たっぷりの映画といった印象。
Ohxmskpisng
Ohxmskpisng
悪党の手先に成り下がった元刑事が主人公。ギター🎸片手に口ずさみ、ケンカの強いキザ野郎。当時のヒーロー像なんですね。まるでちょい悪の男の子に憧れる小学生の女の子じゃねえか。でもまあちょっと面白かった。
宍戸錠が存在感あって良かった。合掌。
Pinduleflmh
Pinduleflmh
大スターには、それぞれこれを観てなければ話にならないというような作品なりシリーズがあります
勝新太郎なら座頭市という風に
小林旭ならもちろん本作です

なる程、本作を入れて9作もシリーズになる面白さです
主人公はタイトル通りのギターの流しで放浪する若者です
その過去の正体は中盤で明らかになります

舞台は港町函館
冒頭は大沼国立公園の付近
雄大な駒ヶ岳の山容から始まって、タイトルバックの最後の監督のところで函館山からの函館の100万ドルの夜景を観せてくれます
お話も面白く最後まで退屈しません

大ヒットした「南国土佐を後にして」の僅か2ヵ月後の公開です
地方ロケもいれて、あっという間にこれだけのクォリティーの作品を作れる当時の日本の映画産業の凄いこと!呆れる程です
しかも企画構想からシリーズ化できるように出来ているのですから凄い

大ヒットした前作の浅丘ルリ子とのコンビは当然です
悪役の好敵手に宍戸錠を配して強化が図られているのが大成功しています
これによって中盤以降の盛り上がりが素晴らしい展開になっています

本作で目を惹くのは美術と衣装のレベルの高さ
函館のクラブやバーの内装は、お洒落で貧乏臭くなく、三周くらい回って現代的ですらあります
こんなお店が恵比寿辺りに在りそうです

また浅丘ルリ子がお屋敷で弾いているピアノには、RUBINSTEINのブランド銘があります
函館に因んだ珍しいロシア製ピアノです
ここまで美術は頑張っています
カメラはそれを解るかい?という風に写すのです

小林旭の襟の大きな革ジャンと白いTシャツやスーツ姿も格好良いですが、本作では浅丘ルリ子の衣装が特に良いです
初登場の際のモーターボートと突堤のシーンでの、グレーのパンツにエンブレム付きの紺ブレザー、インナーに白いクルーネックのセーター、頭には白地に大きな水玉のスカーフの出で立ち
この垢抜けていること!お洒落なこと!
1959年、昭和34年なんですよ、これ!

髪も栗色です
今では当たり前のヘアカラーですが、当時は誰もそんな人いなかったはずです
一般女性がこのようなヘアカラーをしても普通になったのは90年代も半ばくらいからでは無かったでしょうか
お誕生日パーティーの時の青いサテンのドレスも素敵です
ウルトラマリンブルー色のサッシュのベルトがアクセントになっています
ラストシーンのモフモフした柔らかそうなピンクのジャケットもフェミニンで、このシーンにとてもマッチしています
衣装の頑張りは評価すべきです

ギターを持った渡り鳥というコンセプトがまず良いです
イマジネーションが広がります

アメリカの有名黒人歌手のBobby Womack ‎が1974年にリリースした Lookin' For A Love Again というアルバムのジャケット写真がまさにこれです
まさか本作とは関係あるわけ無いですが、この雰囲気ですよ!
イマジネーションが広がるんです