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REX 恐竜物語コメント(3)
角川さんは、おそらくスピルバーグのジュラシック・パーク製作の事前情報を得て恐竜ブームを予知したのだろう、予算では太刀打ちできないので的を絞ったのでしょう、モチーフは少女と子供の恐竜、どちらも訳ありで母恋し物語。だから主役には並々ならぬ拘り、安達祐実という天才子役、REXはハリウッドの本物カルロ・ランバルディさんに依頼するあたりがプロデューサーとしてのセンスと才能なのでしょう。
アイヌの神話やムー大陸伝説まで絡めてファンタジー路線かと甘く見たら卵のふ化はバイオテック風、ジュラシック程ではないが対抗意識が垣間見えますね。T-REXにピーマンやポテトチップスというのも突飛、畑さん原作とありましたが畑さんならそんな間違いは書かないはず?、それもその筈、中身は別物、ジュラシックより原作は先とのアリバイ作りに使われただけのようですね。
キャスティングの妙も光ります、主役が主役なので脇を本物で固めるあたりの手堅さは贅沢すぎるほど。
日本昔話の効用でしょうか常田さんが案内役だと妙に引きこまれます、平田満の気弱な助手が動物虐待で欲深なサイコパスに変身するのは意外だったが角川さんの血が騒いだのでしょう、まあ、それでもお子ちゃま映画の本分を忘れず漫画チックな悪役軍団に留めてくれて良かった。
薄情そうな役が妙に似合う大竹さん、改心しても本心からか疑わしく思えます、だからと言う訳では無いですがラストはムーに戻ったREXとお母さんの方が観たかった。
エピソードも秀逸、キングコングの時代なら見世物興行なのでしょうが現代ではテレビCM、希林さんまで担ぎ出してエレキバンとは恐れ入りました。REXがラブラドールのワンちゃんと出くわすシーン、作り物と本物が違和感なく同じフレームの中に納まる絵は感動的なほど。スケールとCGでは本家には及ばぬとしても選択と集中で見事に仕上げてくれました。ひょっとしてジュラシック・ワールドのブルー(ヴェロキラプトル)のエピソードは本作が影響したかも・・。
公開直後の角川さんの逮捕事件、興業打ち切りさえなければ続編も期待できたかと思うと残念です。
男性も女性もファンが多かった
映画としては作り物丸出し感があった
まぁ昔なのでね。
その火付け役は言うまでもなくハリウッドのメガヒット超リアルCG恐竜映画だが、同時期に日本で作られたのが、本作。
月とすっぽん、雲泥の差のレベルや技術や出来や面白さも言うまでもなく…。
あちらとは全くのジャンル違いのファミリー向けファンタジーなのだから比較にもならないくらい仕方ないのだけれど…。
見るのは子供の頃に劇場で観て以来だから、26年前!
可愛い女の子だった安達祐実もそりゃあ大人の女性になるわな…。
にしても、所々、こんなにトンデモだったっけ??
恐竜の卵を探しに北海道の洞窟へ。
案内人の老人が空を飛ぶ!
水晶ドクロやガラスケースみたいな物の中に入れられ奉られている卵。(一応ムー大陸の…という設定だが、何じゃありゃ!?)
卵を手に入れ、崩壊する洞窟。不思議な光が発し、急にファンタジー!
なかなか孵化せず、卵のまま死んでしまった…と、その時、安達祐実演じる千恵がオカリナを吹いたら、何と生き返った!
遂に誕生した赤ちゃん恐竜=REXは、ぬいぐるみ感や着ぐるみ感丸出し…。(一応『E.T.』のクリエイターが手掛け、それなりに可愛いのは可愛いが…)
そんなREX誕生に喜ぶ実力派俳優たちの寒い演技、チープな演出。(監督は、大麻で逮捕歴もあるあの大物)
時の人ならぬ時の恐竜となったREXで金儲けを企むステレオタイプな欲深悪役。
出演したピップエレキバンのCMでは、今は亡きあの名女優と共演。
クリスマスのレストランでのドタバタはまるでコント。
キリないツッコミ所やらタイアップやら、真面目に映画作ってんのかい!?
まあ、でも、千恵とREXの交流にはほっこり。
殻に閉じ籠りがちで、久々に母親に再会するも研究一筋の母親に落胆。
孤独な少女とこの世にたった一頭の恐竜の赤ちゃん。
REXの良き母親になろうとし、悪漢から守ろうとする千恵の姿は健気。
クリスマス、千恵とREXがダンスするシーンは数少ない本作のなかなかいいシーン。
ほとんど安達祐実とREXの可愛らしさや魅力だけの作品。言わば、PV。
安達祐実は本作が映画デビュー。あの名台詞の名作TVドラマは翌年。
REXを卵があった洞窟に返そうとする千恵。北海道を珍騒動したり、スノーモービルに乗ってアクションしたり、気球に乗って大冒険!
さながら、実写版『ドラえもん』みたいな感じ。
千恵と家族のドラマも並行して。
千恵は自閉症という設定らしいが、誤解生みそうなその描写はクレームあったとか。
超久々に見たら、ミサンガとかピーマン嫌いとか、何となく覚えてた点も。
話の展開も所々。
昔は子供心に面白かったって事なのかな…??
今見ると、健全なファミリー向けファンタジーではあるけれど、う~ん…(^^;
今なら技術や予算がアップし、もうちょっとマシな和製恐竜メルヘン作れるかもしれないけど、当時はこれで精一杯でした。
見てたら、つい思ってしまった。
同情するなら、予算くれ!