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はぐれ刑事純情派 プロット 日本 11月18日 1989 劇場で
やくざ刑事 プロット 日本 05月23日 1970 劇場で
刑事マディガン プロット アメリカ 01月01日 1900 劇場で
ドーベルマン刑事 プロット 日本 07月02日 1977 劇場で
バーバリアン刑事 プロット アメリカ 05月09日 1992 劇場で
蝉しぐれ プロット 日本 10月01日 2005 劇場で
やさぐれ刑事コメント(1)
刑事の職務に熱中する余り、嫁をほったらかしにしといたら、暴力団の幹部に寝取られたばかりか、駆け落ちまでされちまった男の日本列島縦断の復讐の旅。
原作は余り知られていないが、藤本義一の同名小説。
でも、早い段階で原田芳雄演じる主人公の西野は、警察手帳をビリビリに破いて警察官としての職務を自ら放棄してしまっているのだから、タイトルに示されている刑事と言うのは誤りだね。
逃亡する幹部の杉谷(高橋悦史)を追って、パチンコ店に住み込みとして働く西野の目に突然飛び込んで来たのは、まさかのブルー・フィルムに出演する我が嫁・真穂(大谷直子)の変わり果てた姿であった!
その時の西野の狼狽ぶりが、下手なコントよりも笑えた。
ショックの余り立ち眩みを覚え、勢い余って階段からドタバタと転げ落ちたかと思えば、真穂の裸に舌なめずりをしながら喜ぶゲスどもは一人残らず生かしちゃおけぇ!とばかりに、ガスのコックを全開にして組事務所を爆破しちゃったよ!
更には、杉谷が抱いた女は全て犯す!と鬼畜のような宣言をしたかと思えば、それをすぐさま実行へと移す有り様。
そんな西野の常軌を逸する行動の数々に唖然とさせられたものだが、真穂の転落ぶりもこれまた悲惨で痛々しいばかりであった。