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姉妹(1953) プロット 日本 04月29日 1953 劇場で
姉妹(1969) プロット イタリア 06月20日 1970 劇場で
ブロンテ姉妹 プロット フランス 02月06日 1988 劇場で
三姉妹 プロット 韓国 06月17日 2022 劇場で
四人姉妹 プロット 日本 08月11日 2023 劇場で
西陣の姉妹 プロット 日本 04月17日 1952 劇場で
宗方姉妹コメント(5)
流れる疎水の如く淀みなく進行する筋書き
そこに田中絹代と高橋秀子の二人の名女優の頂上決戦
丁々発止と火花のでるような名演合戦が見ものです
何から何まで、何もかも本当に見事で溜め息がでます
大好きな作品です
三村が職を得たという話
あれは嘘なのか、実は前から来ていたが気乗りせず断っていたものなのか
いずれにしても節子を失いたくなかった気持ちは熱く伝わった
それが節子に取って幸せにはならないとわかっていてもなおそうせざるを得なかった
本作の配役はどれも見事につきるが、この三村役に山村聡を配したことが最大の成功だと思う
もし森雅之ならどうだろう
そんな死に方はしない、お話しが全て嘘になってしまったろう
田中絹代と高橋秀子の対比は、本人の持つ性質が役柄と渾然一体となっており本当に見事だった
節子の選んだ結論の余韻はまた深い
田代宏もまた深い傷を負った
彼はこれからも彼女以外の女性を愛せはしないとハッキリしてしまったのだ
けれども二人の姉妹の愛情はより深く固くなったのだ
父もまたそう長くはなく姉妹二人で生きていくのだ
本当の名作を観た満足感の余韻にしばし呆けてしまった
名作なのだろうが、
感動する場面や、楽しい場面が少ないので、少し退屈だった
白黒なのも退屈の一因かも
なお、驚く場面はあったが、嫌な場面はなかった
面白かった所は
1.満里子が、舌を出す所
2.満里子が、声色を使う所
3.満里子が、猫の首を掴み落とす所:27分頃
4.満里子が、亮助と口論する所:78分頃
高峰秀子も若い時は、活発な娘役をやったと判明
今まで、温順な役の映画しか見たことしかなかったので、新鮮な驚き
・姉の言う「古い、新しい」の話は現代でも未来にも通じる説得力があった
・バーでの義兄と妹のシーンがパキパキしてていい
・この結末というか決断に私の気持ちの整理がつかない