晩春(1949)

7.1/10
合計19件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   108分
言語   日本語
地区   日本
劇場で   09月19日 1949
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晩春(1949) プロット

第一回の坂本武のプロデュースで、広津和郎原作の「父と娘」より「女性の勝利」の野田高梧と「風の中の牝鶏」小津安二郎が協同脚色して、小津安二郎が監督に当る。キャメラは「風の中の牝鶏」と同様に厚田雄春が撮影に当る。主演には「森の石松(1949)」の笠智衆「青い山脈(1949)」「お嬢さん乾杯!」の原節子の他に、「朱唇いまだ消えず」の杉村春子、「君待てども」の宇佐美淳、「深夜の告白」の三宅邦子「恋の十三夜」の月丘夢路、「君待てども」の三島雅夫をはじめ、坪内美子、桂木洋子らがそれぞれ助演する。

晩春(1949) 俳優

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晩春(1949)コメント(20)

Shpnimgosxk
Shpnimgosxk
父の再婚候補を見る原節子こと紀子の表情の険しさに痛く感動。一瞬で切り替え、見事なものだ。紀子の結婚承諾を喜ぶ叔母杉村春子の全身表現も流石。

結婚するという嘘をついて大事な娘を嫁にやる作戦で、それを娘の友人に打ち明ける脚本は、まさにその後綿々と受け継がれる松竹の伝統芸のルーツということか。大きな温かみを感じさせた。

結婚生活、そして幸せはこれから夫婦で作っていくものと娘を諭す、父親はとても良いが、今だとこのセリフは真っ直ぐには難しいか、でも時を超える真理ではあると思った。

最初、退屈しそうであったが、結局最後までそれはなく、麦秋や東京物語と異なり、後味も心地よかった。ただ、謎解きの面白みはあまり無しではある。
Rmpontleanctai
Rmpontleanctai
何本も小津作品を観ているとどれも同じに見えてくる。ストーリーと時代に合わない原節子の濃い顔立ちに違和感を感じてしまった。笠智衆と親子のばすがまったく似ておらずかけ離れている。何気ないカットにも物語るものがあり、映像は美しい。
kmtshvi
kmtshvi
父と娘の物語。
娘を嫁に行かせたい。
というより、行かせないと、自分が死んだ後、困るだろうと。
娘はそれでも父と一緒にいたいという。

笠智衆の淡々とした語り口。
原節子の喜怒哀楽。
杉村春子のストレートさ。
そして、月丘夢路がなんとも魅力的だ。

蛇足だが、原節子と月丘夢路の掛け合いは、演出なのか時代なのか、わからなかった。
割とズケズケした物言いなのだが、そこはかとなく上品でもあり。
Hikngmpoxss
Hikngmpoxss
父が心配だから結婚に気乗りしないという心理の底には、父との関係を維持していたい、子供のままでいたいという気持ちがあるのではないかと思った。

結婚=幸せではない。
結婚をして親子とは違う夫婦という関係を築いていくこと、幸せというものも築き上げるもの。
結婚は、人間社会の通過儀礼のようのもの。
京都での父と紀子の会話は考えさせられた。

結婚や幸せ、人と人との関係性の構築…など現代の考え方と比較して考えてしまう作品だった。
みる人の年齢によっても感じ方が異なると思う。
Radniafrub
Radniafrub
ネタバレ! クリックして本文を読む
小津監督の映画まともに見たことなかったのですが、BSでしてたので視聴

娘をおくりだす父の気持ちがなんとなくわかるような…
それにしても、白黒なのに映像が美しく見えたのはすごい
ところどころにはいる日本的な要素の能や塔はすごく印象的
小津監督って塔が好きなのでしょうか?塔というより京都?
よくでてくるような…

ラストシーンは父が号泣する演技に、と監督は指示したそうですが
あのシーンの方が味があってよかった

今の時代、結婚してもしょっちゅう実家に遊びに?帰ったりするのもあたりまえですが、
昔って一回女性が家を出るともう、ちょっとやそっとじゃ戻らない、戻らせない覚悟みたいなのがあったんでしょうか
でもそのわりに娘の親友は出戻っているけれど
古い価値観と新しい価値観のはざまで…という感じがした

よく議論されている、父と娘が並んで眠る壺のシーンもみましたが、
映画全体からみたら、ただ風景をうつすシーンのように見えてしまった
確かに意味深だけど、
母親不在という少し一般と違う状況で、
結婚前の父と娘が並んで眠っている状況だからあーだこーだ議論されているのかな、と思ったりしました