ずべ公番長 東京流れ者
プロット
日本
12月03日 1970 劇場で
関東流れ者(1965)
プロット
日本
04月18日 1965 劇場で
関東流れ者(1971)
プロット
日本
02月06日 1971 劇場で
続東京流れ者 海は真赤な恋の色
プロット
日本
11月09日 1966 劇場で
大陸流れ者
プロット
日本
06月19日 1966 劇場で
流れ者図鑑
プロット
日本
05月16日 1998 劇場で
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東京流れ者コメント(10)
奇妙な色彩と空間感覚が突出しておる。ロケ風景と同じ頻度で出てくる作りこまれたセット撮影。その上まともとは思えぬ編集と音響。清順センスとでもいうものが溢れまくり。なんだかわからんが凄い、の連続。
だが話はいきあたりばったり感。監督には物語はどうでもいいのかもしれない。
渡哲也は真っ直ぐ過ぎる男役がハマる。二谷英明がちょいいい役。
美学が集結したラストは見事でした。
地名はあるけどどこだか分らない場所。原色のセット、派手なネオンサイン、冬なのに水色のスーツ、松原智恵子に全くあっていないアフレコ、なぜか自殺してしまう殺し屋とか、訳が分からないけど。西部劇みたいなドタバタや決闘シーンも捨てがたい。
繰り返し流れる渡哲也のテーマソングも残る。こういうのニモの時もそうだった。
まだ映画全盛期、二本立ての時代だから、こういう冒険もできたのか?
なぜかまた見たくなる。
本作はそれの今でいうこところのプロモーションミュージックビデオというものだろうか
筋書きや物語は、真面目に観ていても仕方ない
あくまでも歌詞が醸し出すイメージの世界だ
スタイリッシュなセットは、テレビの歌番組のスタジオセットという趣だ
色彩、衣装もそれに合わせたもので、その清順美学の芸術性に心酔できるなら、価値も意義も有るだろう
それでなければ辛い時間を過ごす事になる
ギャング映画のふりをした芸術映画だ
しかしビル乗っ取りで敵対していたヤクザに仕掛けられ、堪忍袋の緒が切れる。
取り縋る女(松原智恵子)を振り切り、全国に流れていく。
鈴木清順節満開のピカレスクロマン。