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病院狂時代 プロット アメリカ 01月01日 1900 劇場で
黄金狂時代 プロット アメリカ 11月04日 2022 劇場で
殺人狂想曲 プロット フランス 08月24日 1957 劇場で
雑婚時代 プロット 日本 09月27日 1961 劇場で
顔役時代 プロット アメリカ 12月09日 1955 劇場で
気侭時代 プロット アメリカ 01月01日 1900 劇場で
殺人狂時代コメント(10)
今の日本映画は、岡本喜八を見習うべき。
仲代達矢かっこいい!
次から次へと登場する殺し屋もかっこいい!
すべてがかっこよすぎる!
その悪の総帥・溝呂木省吾を演じる天本英世の口から、嫌になるほど放送禁止用語が連発されるもんだから、気持ちを落ち着かせて画面に集中することなんて至難の業。
こんなのテレビで放映するのは絶対に無理。
カルト的な人気があるのも頷ける。
よく天才とキ○ガイは紙一重だと言われるが、果たして彼はどちらの部類に振り分けられるだろうか?
私はたぶん後者だと思います。
ギャグあり、お色気あり、アクションあり、秘密兵器あり、と実写版『ルパン三世』よりこちらの方が格段に面白いかもよ。
それから一風変わったカメラアングルが気になった。
普段はそんな角度から絶対に撮らないだろうと言うユニークな視点からの映像が度々登場し、何か不思議な光景を見せられているようでした。
こんなところにも奇才・岡本喜八監督の遊び心を窺い知ることが出来ますね。
Amazonプライム・ビデオで鑑賞。
カルト的人気を誇る名作! 東宝上層部の意向で一度はお蔵入りになるも、紆余曲折を経てひっそりと公開された本作。その後リバイバルなどで人気を獲得し、今や岡本喜八監督の奇作として知名度もある…。待望の初鑑賞でした!
東宝上層部が公開に尻込みしたのも頷ける…。かなりトリッキーな作品でした。これまで観て来た岡本喜八監督作品からは想像も出来ないほどの奇作ぶりでした(笑)
ストーリーと世界観はかなりブッ飛んでいましたが、戦中派を自称する監督ならではな、戦争への怒りは込められていました。そこはブレない…。さすがでした。
“大日本人口調節審議会”の首領溝呂木が語る殺人哲学―人類が本能的に望んでいるものが大量殺戮であるが故に、この世から戦争は無くならないのだ…。なるほど! それはつまり、誰もが殺人狂になってしまう可能性を持っていると云うことですよね??? ―私も。それにあなたも。…
「ジョン・ウィック」シリーズでも個性的な殺し屋たちが登場しましたが、本作でもそれに負けず劣らず、否それ以上のインパクトを持った殺し屋たちが次々に桔梗の命を狙って来る!
標的の桔梗でさえ、得体の知れない男! 水虫持ちでド近眼の冴えない中年男かと思いきや、殺し屋の魔の手を“偶然”と云う神がかったスキルで回避。かと思えば、変装を兼ねて見違えるような男ぶりになってからはド近眼を忘れて、キレキレのアクションを披露! これはまさに溝呂木の殺人哲学を証明するかの如くな覚醒! いったい何者だよあんた!(笑)
エネルギー溢れるドタバタ殺人コメディ。
ボロボロのシトロエンの車、次々と現れる刺客、実は最強オタク青年。
日本の後の作品、特にアニメに与えた影響をもう至るところに感じる作品でした。
主人公の名前がシンジってのもまた、ね。
それを束ねる怪しすぎるほどの天本英世。
冴えない大学講師の仲代達矢。
セクシー満点な団令子。
今どきなPVを観ているような、テンポの良い編集と映像美。
こんな無国籍映画って今にある⁈
とにかくかっこいい!