次郎物語(1955)
プロット
日本
10月25日 1955 劇場で
次郎物語(1987)
プロット
日本
07月04日 1987 劇場で
次郎長富士
プロット
日本
06月02日 1959 劇場で
野菊の墓
プロット
日本
08月08日 1981 劇場で
次郎長意外伝 灰神楽の三太郎
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日本
02月26日 1957 劇場で
トラック野郎 男一匹桃次郎
プロット
日本
12月24日 1977 劇場で
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菊次郎の夏コメント(20)
予告編を見ると、楽しく過ごし、悲しいこともあり、最後はしんみりという展開になってます。
なぜか本編は悲しいことが早めに来すぎちゃって、あとのおふざけが強く感じられちゃいました。
後半、母親を見かけてからは、井出らっきょとグレート義太夫が目立ちすぎ。海外の人は楽しめるかもしれないが、日本人が見るとどうしてもたけし軍団のバラエティ番組に見えてしまう。「正男少年のたけし軍団入門日記」と位置付けるなら、また別の映画として楽しめるかもしれないのだが・・・
思い出しレビュー41本目。
『菊次郎の夏』
母親を捜す少年と彼に同行する事になった中年男のひと夏の旅。
北野武がバイオレンスを排して描く、心温まるロードムービー。
子供一人じゃ危険だからと、近所のおばちゃんが自分の旦那を付き添わせてくれたんだけど、この男の方こそ問題児。
旅費を早速競馬に使っちゃうわ、無責任だわ、元ヤクザなのかどうか分からないけど、全然優しくないし、口も悪いし。
先行き不安…。
旅はシュール。
目的の傍ら、皆で遊んでいるのだ。
少年も、男も、出会った人たちも。
それぞれ、あの日の夏休みのように。
母親の居場所が分かった。
が…。
落ち込む少年に男は同情する。
男と全く同じなのだ。男もまたそうだったのだ。
男は少年を励ます。
ちょっとバカやってしまった男を、少年が気遣う。
いつの間にか愛情が芽生えていた。
「ぼうず」とぶっきらぼうな呼び方が「坊や」に。
旅が終わって別れる際、「おばあちゃん、大事にしろよな」と抱き寄せる。
最後の最後に名前を聞かれ、はにかみながら答える菊次郎。
二人のひと夏の旅は終わってみれば、優しく、温かく、大切なものになった。