かっ鳶五郎
プロット
日本
11月22日 1997 劇場で
トラック野郎 熱風5000キロ
プロット
日本
08月04日 1979 劇場で
0(ゼロ)からの風
プロット
日本
05月12日 2007 劇場で
野ばら
プロット
ドイツ
08月23日 1958 劇場で
生まれかわった為五郎
プロット
日本
01月21日 1972 劇場で
私、違っているかしら
プロット
日本
07月30日 1966 劇場で
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からっ風野郎コメント(3)
どういう経緯でこの企画が成立したのか知らぬが、まったくもって無茶である。
演技経験の全くない三島由紀夫は冒頭から出ずっぱり。最初は棒読み演技ひどいなと思っていたがずっと見ていくうちになんだが好きになっていく奇妙な味わいがあった。なんだろうこれ。
作家としてもう名声を得つつあった三島がヤクザ役、それもしょっちゅう筋肉ムキムキにした体をアピールという倒錯した感があるが、物語は割合にまともで映画として見れるものとなっておりました。
監督は増村保造、共演は若尾文子・船越英二・志村喬などビシッと一流どころを揃える充実ぶり。どうやら監督は三島をしごいたらしい。さすが増村保造。
若尾文子の異様に頑固で意思の強い女性がイカス。デートシーンがほのぼの。
船越英二のインテリヤクザもいいキャラ。
ラストのエスカレーターシーンは必見。
他の増村作品と比して、精緻さにやや欠けるという印象は否めないが、若尾文子他の俳優陣が作品を崩さぬよう引き締めていると思う。
作品を貫いているのは、人を愛するとは?という問いに対する、人間の終わりなき彷徨なのではないだろうか。