男はつらいよ 寅次郎恋やつれ プロット

「男はつらいよ」シリーズ第十三作目。吉永小百合がシリーズ二度目の登場で、未亡人となった彼女との幸せを願って、奪闘努力する寅さんを描いた人情喜劇。脚本は「男はつらいよ
私の寅さん」の朝間義隆、監督は脚本も執筆している同作の山田洋次、撮影も同作の高羽哲夫がそれぞれ担当。

男はつらいよ 寅次郎恋やつれ 俳優

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男はつらいよ 寅次郎恋やつれコメント(9)

Skgmxinshop
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寅さんの見せ場があまりなく、最も存在感を発揮したのが吉永小百合のお父さんではなかっただろうか。そのお父さんは、さくらと寅に別々に家に押しかけられてたまらなかった。パッとしない話だった。
Trlieesltn
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寅さんのひたむきな優しさにグッとしびれた。父娘の雪解けには思わずホロリ。今回も胸に滲みる笑いと涙の寅さんだった。
gwyixs
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・夢のオヤジ(吉田義夫)が夢から出てきた(笑)
そこだけで一作描けそうな絹代騒動。さくらとタコ、温泉津へ。いいとこだったなぁ。

そんな騒動は軽く前座扱い。満を持して小百合様2度目の登場。薄幸な彼女が立ち直る姿を描く。
・なると巻きはいらないよ
・歌子、柴又登場。バタバタする寅。
・ハンバーグは食いたいか(笑)
歌子の父親が今回もいい味見せる。歌子との顔合わせのシーンは感涙必至。さぁ酒の支度だよ!

・寅ならずとも呟きたくなります「浴衣、綺麗だね」
小百合様はもはやマドンナなどという世俗の概念から超越した存在。触れてはならぬ眺めるもの。
そしていつものさくらとのしみじみとした別れ。
最後は今一度歌子のもとへと思った…そっちか〜い!

文句なしの一作でした。
gndvfc
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吉永小百合は男はつらいよシリーズに2作出演しています
第9作の柴又慕情と本作です
やはり超がつく人気女優になるとまた出演して欲しいとのファンの声が大きくなるのは当然のことです
しかし山田洋次監督が吉永小百合をまた寅さんに出したのは、第9作が実はまだ本当には完結していないと感じていて、完結編を撮って決着させたかったのだと思います

本作の見所は何か?
それは吉永小百合でも、寅次郎でもなくて
吉永小百合の父親役の宮口精二が、とらやを訪れて、娘に口下手ながら娘の幸せを願う父の愛を語るシーンです
涙ながらに観ないではおられません
画面の中の登場人物が全員泣き、観客もまた泣いてしまう名シーンです

このシーンによって第9作を本当に完結させることが出来たのだと思います

本当はこのシーンを第9作でやっておかねばならなかったのです

そしてなにより腰を抜かすほど驚いたのは、そのシーンがあるのはちょうど1時間30分ドンピシャであることです!
たまたま偶然であるのかも知れませんが、そうではなく、台本、カット割、編集それらが緻密な計画と計算の上で組み立てられていたということだと思います

序盤とラストシーンの絹代さんは、歌子が嫁に行って未亡人となった姿を寅さんに年齢を合わせた女性として投影させた人物です
彼女によって私達観客は自然と歌子が今はどうしているだろうかと寅さんと同じ心境で歌子の登場を迎えることが出来る訳です
そしてラストシーンではその退場まで決着させているのだから恐れいります

絹代という名前はもちろん田中絹代から採られたものでしょう
高田敏江もそのイメージで演じていると思います

歌子の実家のロケ地がどこかわからず、気になって仕方ありませんでした
ネット情報によればどうやら東横線大倉山駅の東側で間違い無いようです
土地勘のあるところなのに盲点でした

では、なぜ神奈川県横浜市の大倉山駅辺りをロケ地にしたのでしょうか?

戦前なら小説家の家があるのは高台から駅に坂を下りていく所にあるものでした
イメージは田端の辺りです
田端文士村とか呼ばれたりしたとか
記念館が田端駅北口を出てすぐ近くにあります

そして田端の他にも有名な文士村がもう一つ
それが大田区にある馬込文士村です
大森駅、西馬込駅、池上駅の三角形の真ん中辺りです
でもどの駅も高台から下りていく駅のイメージが出せない駅の風情です

そして戦後の現代なら、小説家という人種は東急沿線に住んでいるイメージがあります

きっと、そのイメージが合致するロケ地を東急沿線縛りで探したのでしょう
けれど見つからず神奈川県までロケハンして大倉山駅を見つけたに違いありません

でも大倉山からは、多摩川の花火大会が見える訳はありません
1974年当時は多摩川大橋辺りで打ち上げしていたそうですから

ロケ地は大倉山でも、距離感や方向からみて、彼女の実家はやはり馬込文士村辺りにある設定のようです

そして歌子の父親の姿形、川端康成のイメージそのものでした
彼も若い頃1年だけですが馬込文士村に住んだことがあるそうです
昔の小説家はみんなあんなイメージなんですが、意識して寄せていると思います

見事なロケ地の設定でした

山田洋次監督のプロフェッショナルさに改めて驚き尊敬するばかりです

さて、吉永小百合
彼女は本作公開日のちょうど1年前の1973年8月3日友人宅で電撃結婚しています
お相手は15歳も年上の男性です
つまり寅さんと同年配なんです!

それを踏まえると、なんだか本作は彼女に大丈夫?なんて聞いているかのような気もします

第9作に彼女が出演して1年後に15歳も年上の男性と突然結婚したものだから、山田洋次監督も責任を感じてしまったのかもしれません
Tnncseeimemdeu
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シリーズ13作目。

OPの夢は、寅さん遂に嫁を貰い、柴又に帰る。
が、時既に遅く、おいちゃんおばちゃんは…という、おいちゃんおばちゃんが聞いたら怒りそうな夢。
しかしこれ、案外正夢。
…あ、いえいえ、おいちゃんおばちゃんが鬼籍に入ったっていうんじゃなくて、

序盤の柴又帰り。夕食時、寅さんから何やら重大発表があるとか。
島根の温泉津に旅し、そこの温泉旅館の番頭してたという寅さん。
そこで出会ったのが、絹代という女性。夫が蒸発し、二人の子供を抱えながら働く苦労人。
いつもながら一目惚れ。
てっきり所帯を持つ事を決めたと勘違いしたとらや一同と揉めるが、寅さんは、もし行く行くはそうなったとして、いい女(ひと)かどうか、まず会って貰いたい。
さくらとタコ社長(珍しい!)が同行し、再び温泉津へ。
が、寅さんが柴又に戻ってる間、蒸発してた夫が帰ってきたという!
序盤で早くもフラれ…。
連いて来て貰ったさくらたちに置き手紙を残し、旅を続ける。

島根の津和野を旅する寅さん。
そこで、思わぬ人物と再会!
かつて想いを寄せた歌子であった…!

『柴又慕情』に続き、吉永小百合が歌子役で再登場。
勿論話も後日譚である。

陶芸家の青年と結婚し、岐阜・多治見に行った筈なのに、何故ここに…?
津和野は夫の故郷。
実は歌子の夫は、亡くなったばかり…。
夫の故郷で夫と死別した後も、夫の実家で暮らし続けているという…。
姑や小姑に挟まれ、肩身の狭い日々…。

出会った時から、歌子は何処か幸薄かった。
父の反対を押し切り、自分の人生を歩み始めた筈が…。
再会も束の間、後ろ髪を引かれながらも、別れる…。

柴又に帰って来ても、歌子の事が気になって、心配で、やつれ気味の寅さん。
そこへ、歌子がやって来る!
意を決して夫の実家を去り、東京に戻ってきたという。
寅さん、これには大喜び!
暫く、歌子はとらやで厄介になる事に。

と言っても、何もしない訳にはいかない。
寅さんは、何もしないでとらやにずっと居ればいいなんてバカな事を言い出すが、歌子は仕事を探す。
児童養護の仕事を見つけるが、その仕事先は伊豆大島…。

歌子にはもう一つ、問題が。
言うまでもなく、父との関係。
父とは結婚で家を出てから会ってない。
夫が死んだ時も、父はハガキを送っただけ。
溝が深まるばかりの父と娘。
父は私の事など何も思っていないの…?

ある日、さくらは歌子の父の家を訪ねる。
小説家の仕事が忙しく、ろくにもてなしも出来ない歌子の父。
でもさくらは、とても不器用なだけで、本当は娘の事を…と、感じる。
別の日、今度は寅さんが歌子の父を訪ねる。
娘に謝れ!…とか、失礼な事を言うだけ言って来たという。
差し出がましい事を! とらやの恥さらし!…と、大喧嘩。
しかし、寅さんのこういう余計なお世話が背中のひと押しになる事がしばしば。
何と、歌子の父がとらやにやって来る。
久し振りの父と娘の再会。
父は、不器用で感情を伝えるのが下手な自分に否があるとし、娘に謝り、娘の幸せと娘が自分で選んだ道を歩んで行って欲しいと、心からの愛情を見せる。
父と娘の確執は涙と共に解消された。

『柴又慕情』のレビューでは触れなかったので、改めてここで。
歌子の父を演じるは、『七人の侍』の寡黙な侍で知られる宮口精二。
名演を見せ、この父と娘の和解のシーンは、本作屈指の感動名シーン。

伊豆大島の児童養護施設で働き始めた歌子。
旅立つ前、歌子を訪ねていた寅さん。
寅さんなりの歌子との別れ。
今度こそ、歌子の幸せを願ってーーー。

平成に入ってから、吉永小百合が三度歌子役で登場する案があったという。
残念ながら実現ならず。
見たかった!

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