いのちの食べかた

6.5/10
合計12件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   92分
言語   ドイツ人
劇場で   11月10日 2007
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いのちの食べかた プロット

誰もが毎日のように口にしている肉や魚、果物や野菜といった食べ物が、どのようにして食卓へと辿り着くのかを追ったドキュメンタリー。近年、食糧生産の現場では、大量生産のために家畜や魚までも機械で管理せざるを得ない状況となっている。オーストリアのドキュメンタリー作家、ニコラウス・ゲイハルターが2年の歳月をかけてその現場を取材し、作業の様子を淡々と綴ることで、“いのちを食べる”ことの真実を浮き彫りにしていく。

いのちの食べかた 俳優

いのちの食べかた 写真

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いのちの食べかたコメント(16)

Vigehrabwt
Vigehrabwt
淡々と農場における生産の作業を見せられる作品。
大量の食糧を必要?とする人間が牛、豚、鶏を増やし殺し製品とする。
BGMも無いため、工場内で居るような音の雰囲気はすごい。

これだけ殺して食べているのが罪深いとまでは考えないが、飽食の国と飢餓の国がある現実、命を大量に奪って生きる人間等考えると答えが出にくい。
監督の言いたいことは解らなくもないが、難しいテーマである。

屠殺シーンと解体シーンがあるため、グロ耐性ない人は観ない方がよいでしょう。
Xcmedieeoct
Xcmedieeoct
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スタイルや目的意識が徹底されている名作。

偏執的なシンメトリーの多用や一切の説明排除と長回しはキューブリックを意識?

女性工員は無表情に豚足を切り落とし、数秒後の運命を知った哀れなウシの脳天には無慈悲にショック銃が打たれる。大量消費時代の「食」の本質だし目を逸らせるわけにはいかないですね。
xprugs
xprugs
ネタバレ! クリックして本文を読む
ナレーションや音楽を一切排除し、屠場と農場を交互に淡々と映し出し、人間の食欲のためにここまでやっているんだぞ!とイヤというほど見せつけてくれました。ヒヨコの選別やリンゴやトマトを刈りいれてるときは問題なかったんですけどね・・・さすがに豚や牛を機械でズバっとやられると食欲も失せちゃいます。

それよりもオートメーション化がここまで凄いことになってるとは思いませんでした。時折、機械にさばかれているのが人間だったら・・・などと不条理な妄想にかきたてられ、脳内ではまな板の上の鯉状態。それでも、ひと思いにグサっとやってくれるからいいんだけど、運悪く急所をはずし、豚さんの鳴き声が悲痛なものに感じられることもしばしば。

なんだか妙な気分にさせられる一方で、種付けさせると思わせておいて寸前のところで違う容器に入れられている牛さんも可哀そうです。遺伝子組換え操作なのか、クローン牛製造のためなのかよくわかりませんでしたけど、これじゃ“童貞牛。をプロデュース”じゃないですか!あぁ、牛さんの運命やいかに・・・

さらにショッキングなシーン。牛の帝王切開?もしかして麻酔をかけてない?ちゃんと縫合するのか?いくら牛とはいえ・・・非人道的!いや、非牛道的!まぁ、あの部分がコブクロとして食べられるんだろうか?コブクロが嫌いでよかった・・・ホッ・・・

最近のエンドロールの特徴である「動物は一切殺したり傷つけてません」などという言葉はさすがに出てこない映画でした。しばらく肉は食いたくないと心に誓う人も出てくるかもしれませんが、あれは動物じゃないんだ!と信じ込むしかありません。きっと果物か何かです。まぁ、ダイエットしたい人が見るべき映画かな・・・
Okmhpxgnsis
Okmhpxgnsis
家畜や魚をさばく作業の様子を淡々と綴っているが、台詞がまったくなく、わかりづらい場面もあった。
どうやって大量にさばくかは知ることができた。
作業員が何の感慨もなさそうに家畜を処分し、普通に口にしているのがシュールだ。
lklcvuw
lklcvuw
「アース」のような世界の絶景や簡単に踏み入ることの出来ない秘境の地では無く、テレンス・マリック作品のようなフィクションによる究極の映画体験でも無い。
ときに残酷で、ときに美しいこの映像群はただ見えないだけの紛れもない世界の日常なのである。
ナレーションも音楽も一切を排し淡々と映し出されるその"日常"の光景に私達は衝撃を受ける。
今やいのちの恩恵を享受するだけに飽きたらず、いのちを操るすべさえ手にいれた人間は果たしてどこへ向かって行くのか…。
いつものように牛の喉を切り開き、いつものように掃除をして仕事を終える人を映しながら作品は静かに幕を閉じる。
作品を観てどう感じたか。
全ての答えは私達ひとりひとりのこれからにあるのだと言うことか。

何十年後、その時の世の中を思いながらもう一度観たい作品だ。