ワイルド・ワイルド・ウエスト
プロット
アメリカ
12月04日 1999 劇場で
メン・アット・ワーク
プロット
アメリカ
11月02日 1990 劇場で
エンゼル・ハート
プロット
アメリカ
06月13日 1987 劇場で
ネイティブ・ハート
プロット
アメリカ
09月27日 1997 劇場で
HEARTハート
プロット
イギリス
01月01日 1900 劇場で
ヤング@ハート
プロット
イギリス
11月08日 2008 劇場で
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ワイルド・アット・ハートコメント(14)
何もかもがぶっ飛んでる。
パンクで退廃的なふたりの愛の物語。
いくら臆病者な男でも、善い魔女に微笑まれたら愛に背を向けられないでしょ。
いくら馬鹿な女と言われても、女はここまで男を愛せないでしょ。
ルーラは俺を愛してるし、俺はルーラを愛してる。
「ラブ・ミー・テンダー」を捧げるのは、たったひとりの女だけ。
映画史上、最狂にロマンチックなラスト。
美しすぎて気が狂いそう!
『ツイン・ピークス』のように舞台となる街とオカルト要素との親和性もよくなく違和感。
しかもいろいろ意味不明。
デスメタルでダンスをさせたり、メインキャストをすっ裸にしたり、安っぽい魔女をイメージ映像にしたり、一見それらは完成度を損ないかねない要素なのだけれど、なんというか、いいと思ったらやってしまう、という天真爛漫なまでの素直さが映像から溢れている。
そして誰もが見ながら思うにちがいない、どんどんルーラが美しい女性に見えてきてしまう不思議。最初から一貫した女性像を描いているのに、ストーリーが進むにつれ見ている側に心境の変化を起こさせる。たぶんそれは、美しい女性像、というものを監督が明確に持っているから。
当時の映画評でこれ、北野武監督も賞賛していました。
しかし、個人的にニコラス・ケイジにワイルドな悪党役は合わないと感じており、ローラ・ダーンにももっと上品なイメージを持っているため、キャスティングという面では受け入れられないものがあった。
その違和感を狙ったのかもしれないが…
随所々々に良い感じでリンチっぽい演出が入るため、リンチの作品が嫌いではなければそこそこ楽しめる。