めざめ(1958)
プロット
西ドイツ
05月15日 1959 劇場で
いますぐ抱きしめたい
プロット
香港
03月29日 1991 劇場で
若い娘たち(1958)
プロット
日本
10月07日 1958 劇場で
長く熱い夜(1958)
プロット
アメリカ
06月08日 1965 劇場で
さすらいの恋人 眩暈(めまい)
プロット
日本
03月04日 1978 劇場で
ゆめのまにまに
プロット
日本
11月12日 2022 劇場で
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めまい(1958)コメント(20)
#めまい はヒッチコック作品の中でも最もストーリーが複雑かつ、サブストーリーのようなテーマもとても複雑で難解だと言われています。
それゆえ、この映画を見て言わなければならないことはたくさんあるのですが、今日はヒッチコックの一番の傑作ということで、ヒッチコックの代名詞、サスペンスについてさらに掘り下げて見たいと思います!
サスペンス作品にファンが多いのは、映画の中に入りやすく、時間も忘れてのめり込むことができるからです。サスペンス作品の特徴は、次に何が起こるかわからない状況で、視聴者が自然と次を予想し、そうやって予想することで、おのずと映画の中に入っていくことができることです。
それを、最大限に生かした作品が、#Vertigo です。
映画というのは、唐突に始まるものです。映画に限らず、どんな物語もそうですが、その物語の時代
、登場人物の性格、場所など、全くし視聴者は知らされない状態で映画がスタートするので、視聴者は、「映画のストーリーの一歩手前」にいる状態ですね。
そして、映画が始まり、最初の30分ぐらいまでに、その映画がどのようなストーリーを持っているのか、主要人物は誰なのか、どういう人物なのかというのがわかってくるんですね。ここで、視聴者は「映画のストーリーに追いつく」状態です。
そこから、問題が起きてクライマックスに進んでいくうちに、視聴者はキャラクターに感情移入することで、「映画の世界に入る」ことができます。
この3つの段階、特に最後の「映画の世界に入る」ということを視聴者にさせることができれば、その映画は成功と言えるでしょう!それが、難しいんですよね。
しかし、サスペンスはストーリーの特徴上、登場人物の主観でストーリーを描くことができるので、視聴者が主に主人公の目線で映画を見ることができます。それが、「映画の世界に入る」ことに繋がるんですね。それゆえ、サスペンスは映画のジャンルの中でも人気の理由です。
さてさて、前置きはそこまでにしといて、ヒッチコックはこのサスペンスをさらにもう一段階発展させたから、マスターと言われるのです。
ヒッチコックは、視聴者が「映画の世界に入った」あと、トリッキーなことをします。
それは、主人公さえも知らない情報を視聴者に提示する、ということです。今作を使って例をあげたいのですが、それはネタバレになってしまうので。。。。
とりあえず、主人公の知らない上を方を視聴者が知ることで、視聴者は「映画の世界よりも一歩先」にいることになります。そこからは、視聴者が筋書きを自分で書いていくことを可能にします。つまり、視聴者をさらに能動的に映画に向けさせるのです。
その前までのサスペンス要素にかなり自信がないとできない芸当。もし失敗すれば、クライマックス以降がだらだらとした泥沼劇にしか見えなくなります。
これをぜひ踏まえた上で、Vertigoを見て欲しい。ぜひもう一回!そしたら、見ているときに前のめりになること間違いなし!!!!
面白い。
揺れる女心が、巧みに描かれていた。
全く予想していなかった展開で、見応えが有りました。
NHK - BSを録画にて鑑賞
しかし後日、男は街でその妻によく似た女性を見つける。
自分がその手に触れ口づけを交わしたのが実は身代りの女で、本物の妻は家に軟禁の末、教会の鐘楼から落とされて殺された。
これは実体とイメージが別物であることに気付くこととなる男の悲劇である。
世界の映画史において“サスペンス映画の神様”もしくは“帝王”とも称されるアルフレッド・ヒッチコック監督のミステリーサスペンスです。物語が映像で語られる映画表現の面白さを堪能できる作品の一本でしょう。
「めまい」の中でも特に有名なのが、ジェームズ・スチュアート演じる高所恐怖症の主人公ジャックが、螺旋状になった階段の上から階段の下を見下ろした時に急激に起こすめまいを表現したシーンです。キャメラがトラックバックしながら急激なズームをすることで、めまいを起こしたような効果を生み、観客も一緒になって同じような感覚に襲われます。
さらにこの映画の特筆すべきところは、主人公の視点とともにその情緒不安定な心理と一緒になって物語の中に入り込んだような感覚におちいる作りとなっているところ。説明的な台詞ではなく、視覚的に物語や主人公の心理が描写されていきます。
そして主人公の心理は、次第にこの世では不可能な性的イメージを求めるものとなり、妄想の中の美女あるいは死者を蘇らせようとするような、ある種の偏執狂的な性的フェティシズムへと変化します。まるで主人公とともに観客も夢を見ているような、不安定なめまいを起こし続けているように。ヒッチコックの発想力、想像力に舌を巻き、見る者の心理も試される名作です。
ぼくサスペンスにハマったかも
サスペンスというかヒッチコック