サディスティック・ソング
プロット
日本
03月23日 1996 劇場で
インディア・ソング
プロット
フランス
10月05日 1985 劇場で
ラスト・ソング
プロット
アメリカ
06月12日 2010 劇場で
パーソナル・ソング
プロット
アメリカ
12月06日 2014 劇場で
エレファント・ソング
プロット
カナダ
06月06日 2015 劇場で
ソング・オブ・ノルウェー
プロット
アメリカ
06月19日 1971 劇場で
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ソング・トゥ・ソングコメント(10)
観始めて音楽に関連したシーンが多かったから
生活に根差した音楽シーンを描いてくれるのではないか?
と少し期待したが違う方向に進んでしまった
入れ替わり立ち替わり現れる音楽
まるで何かのMVのようだ
俳優は全て美しく散文的に少しづつ場面が描写され
徐々に人間関係が浮かび上がってくる
綺麗なシーン、印象的なシーンなどはあるが
基本的に短いシーンの連続で物語を繋ぐ感じでファッショナブルな反面
訴えかけてくる感じが少し弱いような気もした
キャスト以外にミュージシャンがそれとなく出演している
音楽業界の裏を描いてるようなリアル感をプラスしてる
こんな感じの病んだ業界人って居そうだなと思ってしまった
とにかくキャストも映像も美しいのだが
(最近の映画は映像の美しさという意味ではいいと思う)
何かプラスするものが欲しくなる
物語が男女の出会いや別れを描いているのだが
映像が色々な情景を写してるせいなのかわからないが
達観してるような感じなのと少し散漫な印象がしたかな
思ったんだけど音楽に関わる人を描くなら
最初にモッシュしてた人とかの人生にも焦点当てた方が面白かったんじゃないかな?
音楽をもっと色んな角度から切り取った映画作って欲しかった
作品としては悪くないけどツボにハマらなかった映画って感じかな
テレンス・マリック作品はこれが初鑑賞。過去作はどれもそんなに興味をそそられなかったんですが、今回はライアン・ゴスリング、ミヒャエル・ファスベンダーにルーニー・マーラとなると話は別。しかし、年初に観たトレーラーではクリスチャン・ベールが出てたはずなのに一体どこへ???
ということで、評価は・・・これはビミョーですね。正直筋らしきものもほとんどなくて時制もあっちこち飛ぶ。音楽業界の話なのにその辺描写がテキトー。余りに退屈なので観客の3割は途中で出て行きました。ブラジルの観客はシビアなので。
パティ・スミス、イギー・ポップ、ジョニー・ライドン、レッチリとカメオ出演は豪華ですが正直見てくれが妖怪みたいですし、そもそも演技が出来るわけないのでそこだけドキュメンタリーぽくなっててなんかチグハグ。これはちょっとアカンちゃうの?と正直思ったんですが、やっぱり撮影監督のエマニュエル・ルベツキによる映像は圧巻。ほぼ登場人物にべったり寄り添ったカメラが捉えたルーニー・マーラの様々な表情と仕草がそれはもうとんでもなく神々しい透明感、2時間強の間ルーニーとデートしているかのような錯覚に陥る至福の時間となりました。しかしもし主演がナタリー・ポートマンかケイト・ブランシェットだったら私も途中退席してたかも。とにかくカメラが登場人物に寄り過ぎなので女優さん達は相当キツかったのではないかと思います。あの接写に耐える人はそうはいないでしょう。
あと、どうでもいい感じでヴァル・キルマーがバンドのボーカル役で出てますが、ちっともバンドマンに見えません。そこは全部カットして、登場シーンが全カットになってしまったクリスチャン・ベールの登場シーンをワンカットでいいから残して欲しかったです。しかし2017年の作品を今公開ってことはコロナなかりせば公開予定なかったんですかね、巨匠の作品なのに。
初めは、ルーニーのPVなんだな、と思って見てました。だって可愛いんだもん💕色々なヘアスタイル、お洋服、革のライダーズジャケットもぺったんこお腹にピッタリのパンツも、そして一番素晴らしいのがノースリーブ!特にノースリーブの色んなワンピースの素敵で可愛いことといったらなかった。ノースリーブを完璧に着こなせるのはルーニーだけだと思いました。特に、最初にパパと会って話してるときの黒ワンピ・ノースリーブ(多分、麻かな?)がデコルテ部分のカットも含めて一番好きです。ワンピースにはいつも萌えます!
ところが!健気な未亡人が複数出てきたり、偽善者、嘘、慈悲、赦しといったキリスト教ワーズ入りの台詞、セックスを罪悪視する観点、教会や礼拝場面もかなり映る。使われてる音楽は様々あれど、GodとかJesus系が多いこともエンドロールで確認!トドメはポートマンの最期です。死ぬこたあないじゃないか!
敬虔なプロテスタント、中でも禁欲的なピューリタン精神にあふれた映画であることがわかりました。十戒のうち、人との関わりである5つの戒めが映画の通奏低音であった、という解釈もできると思いました。けれど、カトリック国で酒池肉林大好きなイタリアに比べたら、全然かわいいレベルなのにー!そんなに自分を卑下してはだめだよ!と言ってあげたかった、ルーニーとポートマンに。
いわるゆアメリカン・ドリームとピューリタニズムは、北米ではどんな風に折り合いつけているんだろう?
ケイト・ブランシェット、相変わらず美しくて、ルーニーと同じ位に萌えました。BVが自分の母親を精神的に不安定とか言ってましたが、その母親は息子とアマンダ(ブランシェット)が不釣り合いだと看破したもんねー!精神的に問題あると周りから思われる人が、実は真実を見抜く力があるのも、キリスト教だけで無いけれどよくあることだ。BVはアマンダと付き合うことで、やっとルーニーがクックとのことで悩んでたことが分かって、遅いんだよー!とつっこみ入れさせていただきました。
いずれにしても、ルーニーとブランシェットを見ることができて幸せでした。
Happy Holidays!