ヒズ・ガール・フライデー プロット

敏腕女性記者ヒルディは上司であり元夫でもあるウォルターに堅実な保険業者ブルースと結婚すると報告する。ヒルディに未練を残すウォルターは、最後の仕事にと死刑が確定している警官殺しの冤罪事件の取材を無理矢理引き受けさせ、あの手この手で結婚を妨害しようとするが…。史上おそらく最も速いペースの喜劇映画と称されるスクリューボールコメディ。

ヒズ・ガール・フライデー 俳優

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ヒズ・ガール・フライデーコメント(3)

mlvtdss
mlvtdss
さすがはハワードホークス!
滅茶苦茶に面白い
あっという間に引き込まれて、あっという間に終わっている
ケイリーグラント主演というより、女記者役のロザリンド・ラッセルが主演というべき
キャリアウーマンらしさの身のこなし、話し方もう全く完璧な演技だ!
ケイリーグラントもバリバリと大量の台詞とギャグをかましまくる
この二人がそろうシーンはもう火花が飛ぶような演技と台詞の応酬に圧倒されてしまう
さらに、そこに良い仕事ぶりの脇役陣が絡んで引き立てるのだからたまらない

ハワードホークスの才能には恐れ入るばかりだ

原題のHis Girl FridayのFridayには、愛すること、束縛しないという語源があるそうなので、それをかけているようです
qlitxp
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たまたま中古屋で手に入れたが、いわゆる廉価版ではなかったため、思いのほか画質・音質ともよかった。監督がハワード・ホークスで主演がケーリー・グラントなので買ったのだが、予想外におもしろかった。私はウォルター・マッソー+ジャック・レモンの「フロント・ページ」として知っていた作品だった。こっちはリメイクだったのか・・・ 最近出たキネ旬の「オールタイムベスト映画遺産200 外国映画篇」のひとつにも選ばれていた。スクリューボール・コメディやマシンガン・トークの代名詞のような作品だ。昔の映画は、ヒッチコックの作品などもそうだが、場面転換が現在主流のカットバックではなく、フェイド・アウトが多いので、何だかえらくゆっくりしていてトロい印象だが、この映画はしゃべりも場面転換も早くて、観ている私がついて行くのがやっとのくらい。汚いあの手この手を繰り出すケーリー・グラントが最高で、まだ若くてめちゃくちゃかっこよい。ヒロインも昔の映画にありがちな女性ではなく、自立していて、なよなよしていないのも好感が持てた。
fwzcwm
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昨今の記者ものというと社会正義の旗手としてのシリアスものですがこんな自虐的なコメデイ映画があったとは拍子抜けというか望外の収穫でした。
ブロードウェイで大ヒットだったという戯曲「フロントページ(新聞の一面、スクープのこと)」の映画化、なんとこの原作は「犯罪都市(1931)」、「ヒズ・ガール・フライデー(1939)」、「フロント・ページ(1974)」、「スイッチング・チャンネル (1988)」と4度もリメイクされている人気作品。
原作者のベン・ヘクト とチャールズ・マッカーサーはシカゴの新聞記者出身ですから無茶苦茶な編集長ウォルターや死刑囚、市長にも実際のモデルがいて、自虐ネタも豊富、1920年代後半のシカゴを舞台に死刑囚脱走の特ダネをものにしようと奮闘する新聞記者らの姿をコミカルに描いた作品でした。本作の冒頭のクレジットでも「新聞の暗黒時代と呼ばれていた頃、記者は特ダネの為なら殺人以外はどんな手段でも使った・・」という前置き、実際ウォルターは盗み、冤罪、誘拐、偽札とマフィア顔負け、ただケーリ・グラントだからどこか憎めないのが可笑しい。
原作のヒルデンは男性記者でしたが、オーデションでたまたまホークスの秘書の女性が読んだセリフの響きに触発され、職業婦人も台頭した時代背景を読んで女性記者に脚本が書き換えられたそうです。
題名のフライデーは「ロビンソン・クルーソー」に登場する従僕と言うか相棒で金曜日にクルーソーが命を助けたことから名づけた原住民の名前で、信頼する部下やパートナーの代名詞として使われるようです。
ホークス監督はアップテンポでセリフの銃撃戦を狙ったそうで、相手のセリフ途中でセリフを被せたり畳み込む演出は本作が最初でしょう。見どころはまさにマシンガントーク、ケーリーグラントのセリフに比べて弱いと感じたヒルディ役のロザリンド・ラッセルはプライベートで脚本家を雇ってアドリブを加えたようです、ホークス監督はアドリブには寛容だったのでジャムセッションのような面白い効果が出ていますね。全編、夫婦げんかのような喧しさですが本音は似た者同士だったという落ちも微笑ましい、快作でした。