バートン・フィンク プロット

コーエン兄弟が個性派俳優ジョン・タトゥーロを主演に迎え、カンヌ国際映画祭でグランプリ、監督賞、主演男優賞の3冠に輝いた異色のサスペンス作品。1941年、ニューヨークで活躍する新進気鋭の社会派劇作家バートン・フィンクは、その実力を認められ、ハリウッドに招かれることに。不気味なホテルにチェックインした彼は、薄暗い部屋で早速脚本の執筆に取りかかる。ところが、彼の周囲で次々と奇怪な出来事が起こりはじめ……。

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バートン・フィンクコメント(10)

xhljifl
xhljifl
ホテルマン(スティーヴン・ブシュミ)が何かやってくれると思っていたけど、チョイ役のような扱いで不満だった。脚本が全く書けずに悩んで憔悴しきっタトゥーロも良かったが、チャーリー(ジョン・グッドマン)の普通のサラリーマン風でありながら二面性を持った雰囲気が最高だ。オードリー・テーラーというネーミングには笑わせられるが、他はブラックな笑いばかりでコーエンを感じるなぁ。社長マイケル・ラーナーも面白いキャラクターだ。

ラストの海岸のシーンは運命的な出会いを描いているが、あざとく芸術性を狙った感じもあり、好きではない・・・それより、もっとキレたグッドマンを見たかった
vapfhyo
vapfhyo
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コーエン兄弟だから風変りなのは当たり前なのだが、福音書とかユダヤとかメタファーだらけで付き合い切れない。
ストーリーは安宿で知り合った保険のセールスマンと駆け出しの脚本家の綾なす世にも奇妙なホラー映画と言ったところか。主人公は新しい大衆演劇を起こすことに取りつかれている世間知らずの頭でっかち、NY公演の新聞の批評が良かったことからハリウッドのB級プロダクションに招かれる設定、社長の出した演題はプロレス映画、苦手なら断ればいいのに優柔不断、素人目にみてもレスリングを観たことも無けりゃ土台無理、書ける訳はない、引き受けた以上多少は自分で調べればいいのに他人に頼るばかり、隣室の大男と聖書をヒントになんとか書き始めるが上映時間116分の90分過ぎ当たり、それまで悩む主人公の馬鹿さ加減に付き合わされるのだからたまったものではない。
深読みすれば幻のシナリオ同様、本作自体が聖書のもじりと言ったダブルミーニングの仕掛けなのかもしれない、いい加減うんざりしたあたりからいきなり殺人事件勃発で猟奇映画に方向転換、奴はプレデーターだったのか?、さすがコーエン兄弟というべきか、変人の面目躍如。
そういえばオープニングクレジットで「映画の内容はユニバーサル・ピクチャーの見解ではありません」との注意書き、いい加減な業界が出てくることへのお断りなのか破天荒な展開へのエクスキューズなのか作った方も戸惑っていたのだろう・・。
rckylt
rckylt
名の知れた劇作家が新しい街に行き映画シナリオを執筆する仕事を受けるが、そのホテルの隣に住む男と仲良くなるが、その男は殺人鬼だった。

ホテルの中の不気味な演出が秀逸。作家として、商業的な成功を目指すか、自分の精神論的な作品を目指すかの確執を織り交ぜながらの演出。演出のそれぞれに暗示があり、一つの世界観に統一された作品。
uilocna
uilocna
コーエン兄弟が描くテーマはいつも暴力とバカと権力がセットになっていると思っているのですが、今作も脚本家が暴力とバカと権力の犠牲になることを描いていたので、これは監督自身を投影したのでは?と思いました。バートンの妄想をリンチっぽく仕上げていたので、エンタメ業界への嫌味も満載でした。妄想が出るほど、苦しんだということでしょうか。
uxkubbz
uxkubbz
見れば見るほど、映画を撮ることへの意識が高い作家だなぁと感じますね、コーエン兄弟って。ハリウッド的映画製作のプロセスへのプロテストというのはよく見られる題材ですけど、それに加えて、この映画は分りやすい快感も拒否してますね。
いろいろと調べてみると、コーエン兄弟って過去の作品をいろいろとサンプリングして作っている感があるらしいのですが、それでもコーエン兄弟の作品にちゃんとなっている気がします。コーエン兄弟だなぁって思いますもん、なんか。ただ、それが私が好きかっていうと、それは別なのですけどもね・・・
でも、ジョン・グッドマン最高! 燃える男であります!