ムチノセカイ

ムチノセカイ,2020年度京都造形芸術大学映画学科の卒業生である唯野浩平監督が2年生の時に制作した作品で、唯野監督にとって初の劇場公開作品。

フリーターの主人公シンゴの陰鬱とした日々が、家に転がり込んできた男グンの存在によって変化していき、同居人のアキラが就職したことで、3人の関係がさらに変化していく様を描いた。フリーターのシンゴとアキラ、そして2人のもとに転がり込んできたグン。シンゴは目的がわからずバイトにすがる日々を送る一方、グンとアキラは何かに縛られることなく暮らしている。3人の生活はシンゴのバイトで稼ぐ給料で支えられていた。そんなある日、アキラが突然会社に就職し、上司の鈴木を家に連れて帰ってきて……。

池袋シネマ・ロサの新人監督特集vol.6「灰色の街特集
俺たちに明日はナイト」（20年10月31日～11月6日）で、村瀬大智監督の「赤い惑星（ほし）」とあわせて劇場公開。