赤い糸
プロット
日本
12月20日 2008 劇場で
金の糸
プロット
ジョージア・フランス合作
02月26日 2022 劇場で
滝の白糸(1952)
プロット
日本
06月12日 1952 劇場で
YARN 人生を彩る糸
プロット
アイスランド・ポーランド合作
12月02日 2017 劇場で
赤い糸 輪廻のひみつ
プロット
台湾
12月22日 2023 劇場で
渡辺護自伝的ドキュメンタリー 第一部 糸の切れた凧 渡辺護が語る渡辺護 前篇
プロット
日本
08月09日 2016 劇場で
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糸コメント(20)
久しぶりに幸せだなと心から思える。
菅田さん、小松さんのお二人の演技も素晴らしく、どんどん引き込まれてしまった。
ほつれ合った糸を互いに引っ張る時には切れてしまったり、違う糸と絡まっちゃうし、一旦気持ちを整理して前を向いてやるべきことをやっていると、気づけば糸が一本に繋がってたりと、人生の大切な何かを一つの物語を通して教えて貰えた。
なぜ出会うのかも、なぜ巡り合うのかも分からないけれども、だからこそ人生は美しいと思える。
そんな素敵なロマンチックな、純粋で真っ直ぐな気持ちにさせてくれる映画でした。
ぜひこの夏はこうした映画で心から感動してみたらいかがでしょうか。
これまでの多くの恋愛映画では、ひと夏の経験など、ごくごく短い期間が対象だったり、10年だったりしたわけですが、恋愛模様としては、20年くらいの大きなスパンの方が面白いのかもしれませんね。
その意味で、特に日本では「時代とともに駆け抜けるラブストーリー」もアリだと思います。
ただ、この発想は「弥生、三月 君を愛した30年」とも重なり、もし新型コロナ騒動がなければ同じ東宝で連続公開状態だったので、結果的には公開時期がズレて良かったのかもしれません。
まず、本作は邦画にしては豪華な方で、俳優陣も菅田将暉、小松菜奈、榮倉奈々、成田凌、二階堂ふみ、斎藤工、山本美月、高杉真宙など錚々たるメンバーです。
しかもロケーションも北海道を拠点に、東京や沖縄、そしてシンガポールまで広がっていきます。
さらに、その豪華さに応えるように、瀬々敬久監督の演出も良く、ほぼ言うことのない完成度でした。(気になった2点は、最後に書いておきます)
一つ一つのエピソードは、どこかで見たことのあるシーンも少なくないですが、軸がしっかりしているので自然と物語に入り込んでいる自分を感じます。
新型コロナ騒動で、令和という時代をそれほど実感できずにいる私たちですが、改めて時代の軸を体感する意味でも、本作の意味は大きいと思います。
要所要所で中島みゆきが作った歌が流れ、少なくとも、私がこれまでに見た「歌をモチーフとした邦画」では、本作が一番出来が良かったです。
マイナス要素があるとしたら、以下の2点でしょうか。
1.最初の出会いの自転車が飛ぶところは良いとしても、あれだけ壮大に転べば周りの人が(親切な人の多い日本だと)もっと駆け寄ってくるはず、という点です。
2.ラストの小松菜奈が扮する葵の行動は、「情報の面で必然性が欠けている」ような気がします。(本作に限らず、なぜか携帯電話というツールが突如、物語から消え去るのは、王道的な恋愛映画の設定には厳しい時代なのかもしれませんね…)
細かい点ですが、最初と最後は一番力を入れてほしいところなので★4としますが、本作は、きっと「良い映画を見た」という気持ちになれる作品だと思います。
狙ったかの様な涙活ポイントはあるんだけど、ベタ過ぎて涙活した気分にはなれなかったかなー。そしてどうしても菅田将暉氏と小松菜奈ちゃんの現実での関係がチラついてあまりストーリーに入り込めない_| ̄|○
中学生時代の葵役を演じていた女優さんの透明感(特に白目が赤ちゃんのように真っ白なところ)に驚いた!そしてこの子が大きくなって小松菜奈ちゃんになる、というのはよくわかるキャスティング。一方で漣の方は顔変わり過ぎ^^;
榮倉奈々ちゃんは久々に見たけど役のために8キロ痩せたそうだけど、痩せる前のシーンのほうが不健康そうに見えて、痩せたあとの方が演技の目に力が宿ってて美しく見えた。なんか凄い女優さんだと思った(*´ω`*)
たくさん映画を観てきましたがそう思いました。最初から最後まで涙が止まらない。それはいろんな涙。いつも葵が一人になったときにそばにいて抱きしめてあげたいと思った。奥さんの香が、なくなる前に主人公に一番好きになったのはあなたじゃなかったかもという思いやり。そしてそんな母に育てられた優しい子ども。食堂のおばさんの温かさ。最後やっと繋がった糸。映像も美しくてハッピーエンドまで観たいという気持ちもわかってくれる監督さん最高。小松菜奈さんの演技は本当によかった。