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黒い蠍 プロット アメリカ 01月02日 1958 劇場で
黒い牡牛 プロット アメリカ 11月04日 2022 劇場で
イル・ノワール 黒い島 プロット 日本 09月04日 2020 劇場で
黒い眼のオペラ プロット 台湾・フランス・オーストリア合作 03月24日 2007 劇場で
シシリーの黒い霧 プロット イタリア 09月05日 1963 劇場で
少年の黒い馬 プロット アメリカ 12月20日 1980 劇場で
黒い家コメント(20)
最初は単なる保険金殺人の様相だった。それも自殺に見せかけて殺したのは小学生の息子という残忍さ。次第にサイコパス(反社会性人格障害者)のキャラを浮きだたせてくる。しかも夫の菰田(西村)がそうだと思われていたが、本物のサイコキラーは妻(大竹)の方だったというストーリー。
気の弱い保険調査員・若槻(内野)だったために、一般人が感じる恐怖心は伝わってくる。が、最後に直接襲ってくるシーンで、そこまでやる必要があるのか?もしかしたらこの場面もコメディのつもりか?などと冷ややかな目で見てしまう。「乳しゃぶれー」なんて大竹の台詞はやり過ぎ(笑)。しかも乳はボディダブルだろうし・・・
主人公内野?だっけ
全く感情移入できないままイライラして映画が終わる
しかし、ところどころ余計な部分、ないほうがいいと思われる部分はある。"可笑しい"部分がなければもっといいホラー映画になっていただろう。
この頃の内野聖陽はまだまだ陰の人だったけれど、
存在感という面以外は天才ぶりを既に発揮している。
この時代のサイコサスペンスとはどんなものかと興味で観てみたけれど、
様子のおかしい大竹しのぶと西村まさ彦が、
異彩を放っており、
この作品のクオリティを表現している。
レビューはクライマックスの乳しゃぶれに集まっているがwww、
主人公が犯人の家を100円ライターひとつで捜索するシーンは、
素晴らしい演出力だと思った。
故人となった森田監督の拘りだったと思う。
にしても天才、大竹しのぶは本当に何をやらせても大竹しのぶになる。
彼女はブレない、役に寄り添うのではなく、
役を引き寄せるタイプなので、
こういった怖い役をやると、まるで大竹しのぶがそういう人に見えてくる。
20年経っても良い作品は変わらない。