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スタンドアップコメント(13)
夫の暴力に耐えかね、二人の子供を連れて故郷の炭鉱の町に戻ってきたジョージー。子供たちを養う為、炭鉱で働き始める。しかし、そこは男社会。陰湿な嫌がらせを受ける…。
まず男を代表して言わせて頂ければ、男共、何やってんだ!?(怒)
何て情けなく、馬鹿丸出しで、恥ずかしい。同じ男としても弁護・反論の余地ナシ。
男共は結託して否を認めない。
会社は守ってくれない。
同僚の女性従業員は報復や失職を恐れて賛同してくれない。
誰一人味方は居ない。
そんな苦しい状況の中で、たった独りで立ち向かったジョージーの姿に心揺さぶられる。
仕事に男も女も関係ない。分け隔てようとするなら、それこそ差別だ。
ましてや女が男社会に入ってきて、面白くなくて、セクハラや嫌がらせをするなど、言語道断。紛れもない社会悪だ。
女性の社会的立場は守られて当然で、男はそれをわきまえるべき。
共に働く“仲間”なのだから。
ジョージーを演じるシャーリズ・セロンが二度目のオスカーノミネートも納得の熱演。
その同僚で難病を抱えるフランシス・マクドーマンドは相変わらず巧い。
マクドーマンドの夫役にショーン・ビーン、ジョージーに味方する弁護士にウディ・ハレルソン。どちらかと言うと悪役やアブナイ役が多い二人が善人役で器用な所を見せる。
昔見た時は気付かなかったが、ジョージーに嫌がらせをする幼馴染みにジェレミー・レナー、若い同僚にミシェル・モナハン、少女時代のジョージーにアンバー・ハードとイイ役者が揃っている。
役者陣で特筆すべきは、リチャード・ジェンキンス。ジョージーと確執ある父親だったが、組合の発言の席で娘を庇うシーンは感動的。
セクハラ問題を訴えた社会派ドラマであり、女性の社会派立場を守る為に戦う法廷ドラマであり、家族や親子の絆を描いたドラマである。
見応え充分!
それを充実の役者陣が演じわける。見どころ多し。ジェレミーレナーを挑発するウッディハレルソン、父リチャードジェンキンスの演説、若者を諭すショーンビーン、そしてフランシスマクドーマンドがカッコいい。見事なアンサンブル。社会の変化が何によってもたらされるのかを示す。
父と娘の家族ドラマであるとともに、娘とその息子との家族ドラマでもあり、しかも、企業対虐げられた女性、法廷ドラマと、ドラマが満載です。
高校生の時にレイプされ妊娠したが、レイプされたことも言えないし、誰の子かも言えない。そんなことを言ったら、子どもが傷つくから。そのために父親からも誤解され、町の人からも誤解されている主人公。さらに、結婚した男は暴力男で、子どもを連れて実家に戻り、鉱山で働き始める。
男の職場である鉱山で働き始めたことから、町の人達や父親からの誤解はさらに深まり、子どもからも「アバズレ」呼ばわりされてしまう。そして、鉱山でのセクハラは、あまりにひどい。
しかし、弁護士を探し、会社相手に法廷闘争をはじめる。
法廷では、高校時代のレイプ被害が明るみに・・・そんななか、彼女の弁護士は、鉱山での同僚(高校時代は主人公のカレシであり、レイプを目撃しながらその場から逃げた)に、真実の証言を迫る。「Red or yellow?」(氷上を地に染めて戦うホッケー選手か、ちびって黄色に汚すホッケー選手か?)その迫力に、ついに、真実を認める同僚。
そして、法廷を傍聴し、良心に目覚める同僚たち・・・
こうして、史上初の、セクハラ訴訟での勝訴を勝ち取るのでした!
どうして同じ人間に対して、こんなに卑劣かつ残酷な事が出来るのでしょう。
しかも自分よりも明らかに、力の弱い人に対して。
トイレに閉じ込められて×××塗れにされたり、レイプシーンは特に、きつくて目も耳も塞ぎたくなる程でした。(こういう行為は、殺人と一緒だよ…人の気持ちをぶっ壊して、身体にも精神的にも深い傷を負わせてるんだもの。)
心身がズタボロの状態にされた時にも、味方だと思っていた人にも助けて貰えずに、声をあげる事も許されず、沢山の痛みに耐え続け、生き続けただけでも凄い事なのに「このままじゃいけない。」と、声をあげ戦い続ける彼女は、本当に勇気のある人。
気がつけば主人公を、最後まで応援していました。