バウンド
プロット
アメリカ
07月05日 1997 劇場で
ブロードウェイ・バウンド
プロット
アメリカ
02月06日 1993 劇場で
ハウス・バウンド
プロット
ニュージーランド
07月14日 2023 劇場で
アイ・スパイ
プロット
アメリカ
04月26日 2003 劇場で
インビジブル・スパイ
プロット
香港・中国合作
02月05日 2021 劇場で
ザ・スパイ
プロット
フランス・ドイツ合作
03月04日 1967 劇場で
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スパイ・バウンドコメント(2)
勿論スパイ活動を知っているわけではありませんが、リアルを感じられる映画です。
良い意味でも悪い意味でも、派手さがありません。アクションにも、仕掛けにも、そして人間ドラマとしても。
特に、前半はそれが悪い意味で顕著に出たように思えます。この前半に、人間ドラマとしてもう少し厚みを持たせることが出来れば、後半の展開ももっと厚みを感じられたかもしれません。後半盛り上がっただけに、少し勿体ないと感じてしまいました。
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常に周囲を気にし、会話のほとんどがコソコソ話のスパイたち。“職業としてのスパイ”があくまでストイックに描かれるのだ。
そんな調子で退屈かというと決してそんなことはなく、終始スリリングな時間を満喫できた。
とりわけ中盤でのジョルジュの即席の変装にシビれた。こんな簡単な方法でいともあっさりって感じで、スパイとしての面目躍如。
内に秘めた思いを抱えながらも目立たぬように任務を遂行するモニカ・ベルッチやヴァンサン・カッセルの抑えた演技もいい。
転機となる空港でのリザがジョルジュに送る不安げな視線が印象的。
総じてこの作品の持つ息を呑むような緊張感は好きなのだが、惜しむらくは、肝となるべき「この仕事から足を洗うことにした」リザの決意の動機付けが希薄なこと。セリフでは唐突に説明されるが、きっかけが描かれていないので今ひとつ伝わってこない。
また欲を言えば、この映画ではリアルな“スパイの活躍”、“スパイを辞めるための試練”を観せてはくれるが、“スパイになったいきさつ”も観たかった。
地味な作品で食い足りなさもありはするが、骨太なスパイ映画として記憶に残るだろう。