麦の穂をゆらす風

6.9/10
合計15件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   126分
言語   英語
書かれた   ポール・ラバーティ
劇場で   11月18日 2006
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麦の穂をゆらす風 プロット

「大地と自由」「ケス」などで知られる社会派ケン・ローチ監督が1920年代のアイルランド紛争を描いた悲劇。英国による長年の支配から独立を求める声が出始めた1920年アイルランド。医者を志すデミアンと兄テディは武器を手に取り独立戦争に出征する。やがて勝利を収め、講和条約を締結させたアイルランド軍だったが、その条約の内容を巡って、今度は国内で争いが起こる……。06年度カンヌ映画祭パルムドール受賞作品。

麦の穂をゆらす風 俳優

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麦の穂をゆらす風コメント(8)

uslhjd
uslhjd
だれでも知ってる世界史の映画ってあるが、これはそうではない部類、と思う。アイルランドの英国の植民地時代、独立紛争とその後の内紛。
それでもある程度は親切に背景をわかりやすく、説明的なシーンをちょいちょい挟んでいる。史実に向き合ってその群像劇を丁寧に撮った映画という印象。

まあまあの年月経過を描いていると思うが、それを感じない。舞台は村中心で狭くアイルランド内戦のスケール感がわかりづらい。登場人物の関係なども常に同じ距離感で撮っているので、主人公含め感情が伝わりづらい。

こういう起伏のない映画は評価する気になれない。おもしろくないでしょ。教養は押しつけられるものではないし。
eyvyxf
eyvyxf
戦争に正義なんてものは存在しないんだなと痛感する映画でした。そして、悲しみだけが残る映画でした。

ちなみに、ちょっと長く感じた。
magjoet
magjoet
信条と命
でちらが大切か、わからなくなる戦争。、、恐ろしい
xwcwiw
xwcwiw
ネタバレ! クリックして本文を読む
イギリスが世界各地を武力統治していた頃。
アイルランドも自由を求め、各地でゲリラ的な内乱が勃発していた。
そんな時代の切ない話。

アイルランドの若者たちは自由を求め、暴徒と化す。
イギリス軍から逃げ、隠れ、そして戦う。
生々しく描きだされるその姿は弱々しくとも、勇ましい。

そしてそのゲリラ的な内乱が、いつしか自由を勝ち取るのだが、いたたまれないのはここからである。

イギリスはアイルランドの自治権を認めるも、独立は認めなかった。
ここから自治権だけでも良しとするアイルランド軍と完全独立を目指すゲリラ軍の争いになる。
今まで仲間として戦ってきた者たちが殺しあうことになるのである。

正直、何が正義なのか分からなくなる。
内容的にはいい映画である。しかし、とても哀しい気持ちにさせられる。
poprya
poprya
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500円で観られたのでいったわけですが、本当に観てよかったです。

楽しい、嬉しいとかは一切ないです。
悲しくて、理不尽で絶望に満ちていますが、よりよい明日を希求してやまない登場人物達の戦いに泣けて仕方なかったです。

軍服もない、武器も英国兵から多分奪ったもので。作戦で敵を撃てば、その惨状に怯む兵士の哀れさ。

戦争を肯定したくはないけれども、武器を手に取り、暴力でしか解決できないと思い至る気持ちがわからないでもなく、あの時代のアイルランドに生まれていたら自分はどうしただろうと考えながら観ました。

何がいけなかったのか、どうすればよかったのか。わからないけれども。

裏切った仲間を撃つところ、英国兵からの侮辱、ミホールの悲劇、拷問を受けるテディに聞こえるように唄う歌、仲間同士の意見の相違からの分裂、内戦、泣きながらダミアンを撃つ号令をだすテディ。目を逸らしたいけれどもそれではいけないと思い、観続けました。

まだ混乱していて、映画で語られていたことをどう捉えてよいかわからない部分が多いですが、時間をかけて考えなければと思っています。