ジェントルマン
プロット
韓国
02月09日 劇場で
一月の声に歓びを刻め
プロット
日本
02月09日 劇場で
ボブ・マーリー ラスト・ライブ・イン・ジャマイカ レゲエ・サンスプラッシュ
プロット
西ドイツ・ジャマイカ合作
02月09日 劇場で
シモキタブレイザー
プロット
日本
02月16日 劇場で
落下の解剖学
プロット
フランス
02月23日 劇場で
ザ・フェイス
プロット
インド
02月23日 劇場で
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マレーナコメント(15)
のぞき趣味、エロ、子供じみた仕返しや悪さ、ギャーギャーわめき散らすだけの喧嘩などなど、とにかく見ていて嫌になる演出が多くて、何度見るのを断念しようとしたけれど、それをも上回るモリコーネの音楽と切なく悲しげな美しい映像が、ぐいぐい自分の心を引き込んでいった。
デフォルメされ過ぎと感じる本筋も、歴史的事実とうまく絡めることで、全くの絵空事とは思えず、むしろ過剰なその話がリアリティをもって余計に感情をくすぐるものとなっていた。
トルナトーレの眼差しというべき作品だと感じた。
最後の、ごくありふれた言葉、しかし普通そんなに多く言わないけれど、誰しもが一度は誰かに言ったことがあるはずのその台詞、その一言だけで涙がぼろぼろと流れてしまった。
大人になっていく。
思春期、青年期はそれだけで難しいのだが、ましてファシズム支配下のイタリア、、
ひとりの美しい女性が夫を無くし、
混乱期に売春婦にまでなる。
戦争の終わりには、自由とあかるさがやってくるはずが、
女たちのリンチが待っていた。
彼女をもてはやした男たちさえ、
女たちのリンチを受ける彼女を
誰一人救わない。
マレーナはひとり、違う町へ旅立つ。
そして、片腕を失った夫が、町に帰ってくる。
彼女を真に愛していた夫と、
またふたり生きて行くマレーナ。
ハッピーエンドというには
あまりに痛ましい美女の
壮絶な半生だった。
少年の視点からみていること、
シチリアの美しい自然が
印象的であった。
エロティシズムや残酷さが
もう少し抑えられていたら
もっと沁みる映画だったはずだが。