八月の狂詩曲(ラプソディー) プロット

村田喜代子原作『鍋の中』を映像化した反核映画。長崎はとある片田舎。かつて原爆を体験した老婆・鉦のもとに、夏休みを過ごすために都会から4人の孫がやってきた。孫たちは田舎生活を退屈に感じながらも、長崎の街に残された戦争の傷跡や鉦が話す昔話を聞くうちに、戦争に対する考えを深めていく。やがてハワイから鉦の甥にあたるクラークがやって来て……。クラーク役にリチャード・ギアを起用し話題を呼んだ作品。

八月の狂詩曲(ラプソディー) 俳優

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八月の狂詩曲(ラプソディー)コメント(15)

dbnjfo
dbnjfo
結構駄作扱いされてますねこの作品。
そんなことはないと思います。
反戦反核のメッセージを、日本の原風景と良き家族(祖母と孫たち)を通し、重苦しさを感じさせずに伝えています。
長崎の原爆を取り上げ、リチャード・ギアがおばあさんに謝罪していることが特にアメリカでの不評をかっているよう。謝罪の意味がそうでないのは見れば分かることなのに…
それとどうやら原作にはそんなメッセージは描かれていないようでこれも不評の一因かと。

この作品のすごいところは、そんなメッセージに関係なく、なんだか分からず引き込まれていくことなんです。ラストが強烈。泣いたという人があれば笑ったという人もいる。わけがわかんないけど、食い入るように見てしまうんです。やっぱり黒澤明は偉大だと思います。
xhljifl
xhljifl
ネタバレ! クリックして本文を読む
冒頭数分見逃し、開始5分くらいから最後までみて黒澤監督だったことにびっくり

全体的にけだるい?映画でした
戦争映画だから仕方ないのかもしれないけど、
スカッとするシーンがひとつもない
あと、ところどころなぜそうなるの?とイラついたり
わざとらしいシーンが多くて
悪く言うと非常に鼻につきました…
クセがある映像だと思った

ラストらへん学校の校庭をたずねるシーンなど、
子供たちが急に大量にやってきて、
そして遺族が行進しながら来るシーンとか
やりようによってはいいシーンなんだろうけど
違和感…なんか、押し付けがましい

ラスト雨の中走るシーンもしつこすぎてイラついてしまった…
kfnmrx
kfnmrx
BSテレビ東京で映画「八月の狂詩曲(ラプソディー)」を見た。
劇場公開日 1991年5月25日

黒澤明監督80才
吉岡秀隆20才
リチャード・ギア41才

吉岡秀隆ら孫4人は長崎に住む祖母の家に来ている。
祖父は長崎に落とされた原子爆弾で亡くなった。

リチャード・ギアは日系2世の米国人。
長崎に住む叔母に会いに来る。

孫たちは祖母が話す昔の話をいろいろと聞く。
祖母が少しボケているのではないかと気づく。

祖母の元に電報が届く。
数日後に会いに行こうとしていたハワイ在住の兄が亡くなったという。

祖母と孫たちの夏休みの数日間の出来事を淡々と描く。

作品に娯楽性は無い。
都会人にとっては日本の田舎の風景が癒しになるかもしれない。

上映時間は98分。
満足度は5点満点で2点☆☆です。
azjlkde
azjlkde
疑いようのない傑作です
撮影時80歳の黒澤監督が、晩年だからこそ撮れた作品かも知れません

原爆の悲惨
それは日本人にとって永遠に忘れられない衝撃です
また忘れてはならないことでもあります
日本人がそれをテーマに映画を作ることは必然なことです

ユダヤ人監督はホロコーストをテーマにした映画を数多く撮っています
そして、その多くが映画史に残る傑作になっています
そのように、日本人もこのテーマに挑まなければならないはずです
日本人しか撮れないテーマなのです
しかしこのテーマの作品はそれ程多くないように思えます
何故でしょうか?
本作の登場人物のように遠慮しているのでしょうか?
勝手に忖度しているなら、本作の台詞のように恥ずかしいことだと思います

原爆投下から45年の年の物語です
45歳で死んだおじいちゃんが生きた年月と同じだけの歳月が過ぎた年の夏の物語

恩讐の彼方に日米の戦争の怨念は最早消えて、本作は戦後生まれの団塊世代のジュニア達の世代に代わろうとしているその時に、その子供達を主人公にして撮られているのです

彼らにどうこの悲惨な記憶を伝えていくのか
イデオロギーではなく
憎悪や怨念の伝承ではなく
核戦争のもたらす悲惨、そのことを伝える
本作はその明確な解答であると思います

そして21世紀の現代、本作から30年近い年月がさらに経ちました
本作に登場した子供達は親になり、さらにその子供達の時代となったのです

童は見たり
紅におう野中のばら

蟻の一筋の隊列のように子供から子供に命はつながって行きます
それぞれの幸せな人生を目指して紅いばらに登って行くのです

しかし、童がみたのはピカの目だったのです

雷鳴にピカが落ちたと錯乱する老婆
主人の安否を確かめに豪雨の中をひた走る姿
その時老婆の傘が跳ね上がってしまう
この演出の瞬間、号泣しました

黒澤監督の日本人として生きた80年の全人生か本作に反映されて、おばあちゃんのことばとして、行動として、佇まいとして語られているのです

黒澤監督は日本人にしか撮れない映画を遺されました
日本人としてその責任を立派に果たされたのだと思います
全く頭の下がることです

黒澤明監督の生誕110年の節目の日3月23日はもうすぐです
xvcurh
xvcurh
総合:50点 ( ストーリー:50点|キャスト:60点|演出:55点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )

原爆のことについての主張が強すぎて、何がなんでもそれを表現したいがために全ての行動が不自然になった感じがする。そこまでしたのに分り辛い曖昧な物語になってしまった。
田舎者感全開の服装の子供たちの演技は必ずしも上手くない。両親たちの行動も典型的な感じ。一番良かったのはおばあちゃん役の人。