日本のいちばん長い日(1967)
プロット
日本
08月03日 1967 劇場で
いちばん逢いたいひと
プロット
日本
02月24日 2023 劇場で
日本の黒い夏 冤罪
プロット
日本
03月24日 2001 劇場で
ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ
プロット
日本
10月02日 2020 劇場で
Firefly Dreams いちばん美しい夏
プロット
日本
08月18日 2001 劇場で
暗い日曜日
プロット
ドイツ・ハンガリー合作
05月25日 2002 劇場で
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日本のいちばん長い日コメント(20)
日本人は今の平和と引き換えに何を無くしたのだろうか
幕末から150年、終戦から73年
また激動の時代があるのだろうか
その時誰が何を思い信じて動くのか団結するのか個別で動き出すのかはたまた流された集団心理で考えぬ集団になるのか
命を投げ打って何かの為に動く日本人はどれだけいるのだろうか
戦争は悪いこと それは分かる
愛するものを守る為に戦うことは何処までが正しいのかは正直言ってさっぱり分からないしどこまで出来るのかも全く自信がない
妻の為には無理かもしれないけど子供達の為なら法を犯すことでもしてしまうかも。
一つ目は「信念がある人はカッコいい」
自分の命よりも何が正しいかを基準に動く。
正しい行動をする人が国を救う。
二つ目は「自分さえ良ければ良い、面子を守るために生きる人はカッコ悪い」
人の言葉に耳を貸さず、自分の身を守ることを基準に動く。保身的な行動が国を壊す。
大戦末期と令和では大きな違いもある。
大戦末期のトップ(昭和天皇)は戦争という過ちを終わらせようとした。
令和のトップ(????)は欲にまみれて過ちを続ける。
敗戦から立ち直れた日本国民は
コロナ禍も乗り越えられる。
そんなメッセージとしてこの映画を受け取ろう。
終戦か継戦か。
これまで負けなしを誇った陸軍にとって、敗北を認めることは屈辱だし、長年鼓舞してきた部下達の洗脳を解くのも並大抵のことではないと…。
この対立と混乱は、開国か攘夷かと争った幕末を少し思い起こさせました。
割腹することを当然として、止めようとしないのも時代ですね…。
降伏したら、日本国は消滅するかも知れない…。強力な「外来種」が入り込み蔓延る前に、出来るだけのことをしておきたい。絶望して投げ出すことなく、必死に最善を尽くして下さったことで今日があるのだなと思いました。「国」とは何かとしばしば考えさせられます。
多様な感想が集まる映画作品もそうですが、歴史の事件も「ひとつの事実」でありながら、その解釈は国や立場によって全く異なります。ものの見方や捉え方は、「事実」を中心としてできた球体が時間の川に流れる4次元に存在するとつくづく思いました。
「和」を意識して撮ったと思われる映像がとても美しく、短いやり取りでも人物像が伝わりやすかったです。
日本史を学ぶ機会のなかった自分には初めて知ることばかりで、しかも半分くらいの台詞は繰り返し観ても聞き取れませんでしたが、脚色があるにしても大変勉強になりました。
さらっときれいめな?本作に比べ、旧作はずっとギラギラ熱いようなので、いつか是非観てみたいです。
「皆、国を思う情熱でした。」
「日曜洋画劇場」で2回目の鑑賞。
原作は未読です。
旧作と同じようなドキュメンタリー・タッチにも関わらず、キャラクターの掘り下げが成されていて、割と丁寧なつくりだなという印象でした。阿南陸軍大臣の娘の結婚話など、旧作には無かった描写が追加されているのに、上映時間は21分も短くなっているという脚本の妙…。
しかしその分、己の知識量が試されるかの如く、説明を省略してスピーディーな物語展開であることは否定出来ず、歴史の流れを把握していることが大前提。「日本人なら知ってて当然でしょ?」みたいな原田眞人監督の声が聞こえました…。この手法は「関ヶ原」でも同様(笑)
旧作との大きな違いは、昭和天皇のお姿をじっくりと描いている、ということ。旧作では、遠くから人物の肩越しにチラリとお姿が見えたり、背中だけが映っているばかりでしたが、本作では本木雅弘が演じていてセリフも多い…。
人間味溢れる描き方がされていて、確かな知性と慈愛に満ちた性格であることが窺えました。それ故に、度重なる本土空襲、沖縄戦、二度の原爆投下を経て、日本国が存亡の危機に瀕していることにお心を痛めておられました…。
陸軍青年将校の暴発が心配される中、「国民の命を守りたい」という一心で、戦争終結に向けた御聖断を下されるシーンには、本木雅弘の迫真の演技も相まって、ジ~ンと来ました。
我が国が、この壮絶な“いちばん長い日”を経て、今日の平和な日々を迎えられていることを忘れてはならないし、常に感謝しなければならないなと強く思いました。
一国の未来を決する…。生半可なことでは無く、そのために犠牲になった人々は数知れず…。様々な想いを胸に、歴史の大転換点を戦い抜いた人たちの願いと魂が籠められている…。それが今の日常なのではないかなと思いました。
だからこそ、先人たちから託されたものを守り抜かなければならない。それを、次世代へ無事に受け渡さなければならない。それが困難なことになりそうな時期に来ている今だからこそ、痛切に訴えなければならないのでは?
※鑑賞記録
2020/05/03:Blu-rayで鑑賞