Firebird ファイアバード
プロット
イギリス・エストニア合作
02月09日 劇場で
ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ
プロット
アメリカ
02月09日 劇場で
ボーはおそれている
プロット
アメリカ
02月16日 劇場で
テルマ&ルイーズ
プロット
アメリカ
02月16日 劇場で
犯罪都市 NO WAY OUT
プロット
韓国
02月23日 劇場で
奇跡の子 夢野に舞う
プロット
日本
02月23日 劇場で
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映画 聲の形コメント(20)
こんな意味分からん夢物語にすな
なんじゃこりゃ
何に寄り添った題材?
ただアニメーションはすごいな
めちゃくちゃ躍動感があって輝いてる
山田監督は、その映画視聴遍歴の分厚さからくる演出力は、どこか古今東西の名画の香りを漂わせる画作りを可能にし、アニメならではの柔らかさも見事に活かせてもいる。京都アニメーションの技術力の高さと監督の類まれなセンスが非常に高次元でマッチしている。
山田監督はカメラアイをとりわけ意識した画作りをするが、本作は主人公の一人称で構成された物語なので、特に一人称視点のカメラが効いている。
声優の芝居も素晴らしい。入野自由は、ナイーブな男子高校生の役が「あのはな」に続いてすごくハマっている。出色なのは、硝子の妹、結弦を演じた悠木碧。少年や少女、のような型を超えて地に足ついた人間の存在感が最も強いキャラクターに仕立て上げている。
耳の聞こえない女の子の補聴器を何回も(170万分も)小学生が壊すとか😨
ノートを捨てたり机に落書きしたり、話し方をバカにしたり。そしてそれを見て見ぬふりをする、他の生徒たちとまさかの担任。
いじめがえぐくて見ててつらい。。。
そしていじめの犯人探しをしたときに、主人公の男の子石田が罪をなすりつけられ、(石田は主犯格だったが)それをきっかけに今度は自分がいじめられるようになってしまった。
これも、また切ない。自分がやられてみて気付くっていうのも。。
そしてお互い高校生になり、石田は罪を償うためか死のうとする、が母親に見つかり、生きることを約束する。
そして、耳の聞こえないしょうことたまたま再会し、恋に落ちるのだが…。
あんなことされたのに、好きになるのだろうか、
石田のいじめはひどい以上のものだった。
でもたしかに高校生になった石田は改心はしていて、いじめられている同級生の永束くんを助けたり、しょうこの妹の結絃を助けたり、更生はしている。
そしてみんな幸せになりかけていたそのとき、しょうこは自殺をし、それを助けた石田が変わりにビルから落ちてしまう。
結局いじめた方もいじめられた方もずっと死にたいと思っていたのだ。
障害といじめと生と死など複雑なテーマがからんだ作品。
ちょっと好きになれないキャラが多すぎて、しんどかったが、他の人のレビューを読むと、このひとすきじゃない!と思ったひとが(例えば川井さん)、過去にある経緯があってそういう生き方をしているとか、書いてあったので、映画では描かれなかった原作を読んでみようと思った。
人生は時として僥倖に巡り会う。
偶々テレビをつけたら、「聲の形」が始まった。私はこのアニメについて全く情報を知らず、まっさらな認識の中、ボォ~っと何気なく見ていたら、いつの間にか惹き込まれてしまい、最後までかじりつくように見てしまった。
(結絃って少年なのか?女の子に見えるぞ・・・これはどろろパターンじゃねぇのか・・・やっぱり!!)
(おい!将也!!ちがうだろ!!月じゃねぇ~って!!硝子の心の叫びを聞いてやれ!!)
・・・このような瞬間がたまらなかった!
キャラの個性が確立されており、良い奴だけど残念な所、クセのある奴だけど憎めない所・・・各々一長一短あるがバランスが保たれてあり、どのキャラも強烈に印象に残ります。
葛藤のはざまにある人生観、友情を考えさせられる素晴らしい作品です。
私の半世も振り返ってみると、友達とは意図的に作ったものではなく、自然に築き上げられていたものでした。
きっと将也たちもこれから先、さらなる良い「友の形」を築き上げていくのではないでしょうか。
冒頭の15分くらいは陰湿ないじめのシーンが淡々と続き、痛々しいし、ちょっと胸糞なんだけど、何故か喉から何かが込み上げてくるような感覚に陥った。
そして高校生になってから。
罪滅ぼしかそれともただただ謝って仲良くなりたかっただけなのか。いじめていた硝子に会いにいく。そして癖の強いキャラクターやバツマークなど、アニメだからこそできる手法もある。
そして人物の足しか映らないカットがいくつかあったけど、それが伏線だったということにも驚いた!
カメラワークにまで伏線を張るとは…
痛々しい青春と爽やかな青春を対比しながらも融合させた作風で、救いようが無いような物語ではあるんだけど、作品自体がなにか目に見えない「優しさ」で包まれている作品だった。
この繊細な人物描写と風景描写は、京都アニメーションにしか描けなかったし、女性監督である山田尚子さんにしか描けなかったと思う。
自分が思うにこの作品は、「いじめ」によってそれぞれ背負った「穴」を互いに、時には傷つけ合いながらもながらも、埋めていく。そんな作品だと思う。
あと硝子が喋るときの「聲」がものすごくリアルで、ものすごく痛々しかった。早見沙織さんの声優としての本気を見せてもらった。
映画で泣いたのは、「タイタニック」、「砂の器」、「ダンサー・イン・ザ・ダーク」に継ぎ4回目。
あぁ…なんで京アニの作品はこうも響くのだろうか…