禁じられた遊び プロット

ルネ・クレマン監督が1952年に手がけ、同年のベネチア国際映画祭で金獅子賞、アカデミー賞で名誉賞(後の外国語映画賞)などに輝いた、映画史上の不朽の名作。ナルシソ・イエペスのギター演奏による主題曲「愛のロマンス」の哀愁に満ちた旋律も広く知られる。第2次世界大戦中のフランス。ドイツ軍によるパリ侵攻から逃れる途中、爆撃により両親と愛犬を亡くした5歳の少女ポーレットは、ひとりさまよううちに11歳の農民の少年ミシェルと出会う。ミシェルから死んだものは土に埋め、お墓を作ることを教わったポーレットは、子犬を埋め、十字架を供える。これをきっかけに、お墓を作って十字架を供える遊びに夢中になった2人は、教会や霊柩車からも十字架を持ち出してしまうが……。日本では53年に初公開。2018年9月、デジタルリマスター版でリバイバル公開。

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禁じられた遊びコメント(20)

djeeud
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第13回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
第25回アカデミー賞名誉賞(外国語映画賞)受賞作。

Amazonプライム・ビデオで鑑賞。

巨匠ルネ・クレマン監督が戦争への怒りをこめた名作。

死が日常となり、その意味合いが希薄になってしまった…。ポーレットとミシェルが、無垢のままに夢中になった遊びが、その証拠でしょう…。戦争が子供に与えた影響というものの残酷さが浮き彫りにされ、胸が締め付けられました。

ギター一本で奏でられる哀愁の調べが、なんとも言えない余韻を残しました。悲しみが増幅されました。ギターが得意だった私の恩師が、よく弾いておられたことを思い出しました。
wiyrvyn
wiyrvyn
純粋無垢な少女と少年の”十字架遊び”に大人のエゴイズムの”戦争"を比喩した反戦映画の名作。私的にはマイルストンの「西部戦線異状なし」とチュフライの「誓いの休暇」と並べて反戦を主題にした映画のベスト3と位置付ける。
また、田舎の少年が都会から来た可愛らしい少女に抱く淡い恋心を繊細に表現した、フランスらしい恋愛映画の奥行きもある。戦火のパリから遠く離れた農村を舞台に、少女を引き取る農家が隣人といがみ合う牧歌的ユーモアにも、利己主義に陥った大人社会への批判が感じられる。
「太陽がいっぱい」「居酒屋」のルネ・クレマンのリアリズムタッチによる、大人のためのおとぎ話。ブリジット・フォッセーのあどけない表情に自然な演技と、哀愁を帯びたナルシソ・イエペスのギターの調べが、おとぎ話の世界に誘い、ラスト、大人たちの心を突き刺す耐え難い虚しさ。ラストシーンに心打たれるのは、その虚しさに一人一人が大人として考えることが生まれるからである。永遠に語り継ぐべき映画の代表作。
yqcvotr
yqcvotr
なんと言えばいいか、感想を表現するのに困る。
戦争の悲惨さと子供の純粋さが、本作をとても残酷な映画にしている。『子供の純粋さは時としてとても残酷なものだ』と、誰かが言っていたが、まさにその通りだと思う。
50年も昔の映画ですが、今観ても心に刺さるものがあり、感慨深いものがある。まさに傑作。
cjhlim
cjhlim
悲しくて切なくて胸が詰まりそう、今でもそうした子どもたちを作り出している戦争を続けている人間はなんと愚かなものか
zgykigg
zgykigg
永遠に語り継がれるであろう不朽の名作であり、いつの時代にも通じる普遍的な戦争孤児の悲話。徐々にエスカレートする無邪気な子供の好奇心をユーモアを交えながら子供目線で描いている点が素晴らしい。名曲と共に心にしみじみ染みてくる一本。
2019-86