俺は死なないぜ
プロット
日本
06月25日 1961 劇場で
はなればなれに(1964)
プロット
フランス
04月29日 2023 劇場で
ボクたちはみんな大人になれなかった
プロット
日本
11月05日 2021 劇場で
はなればなれに 100分版
プロット
日本
05月02日 2015 劇場で
なれのはて
プロット
日本
12月18日 2021 劇場で
大洋のかなたに
プロット
アメリカ
11月14日 1970 劇場で
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なぜ君は総理大臣になれないのかコメント(20)
総務省を辞めて32歳で地元香川から民主党候補として出馬するも惨敗。2年後に比例で初当選、2009年の政権交代で政治を変えることができると期待を露わにするが、比例当選の身では党内での発言力もない。政策オタクと自称するほど政策立案に勤しむが党内でも出世出来ないまま自民党に政権奪還されてしまう。2017年の総選挙では政党分裂を経て小池百合子に対する不信感と同郷の玉木雄一郎に対する仁義に翻弄され希望の党から出るか無所属で出るかでギリギリまで決断出来ない・・・何一つ思い通りにならない政治の世界で七転八倒するホンモノの“政治バカ“と、彼を支える家族と仲間の奮闘、その背後に見え隠れするのは現代日本の民主主義を制する圧倒的なパワーゲーム。本作のクライマックスは同じ香川一区のライバル、自民党の平井卓也議員との対決。三世議員で地元メディアの四国新聞社CEOは実弟と圧倒的に有利な平井陣営に対して、街宣カー、自転車、徒歩とひたすらベタな触れ合いとマニフェストの郵送と電話アタックといったプリミティブな選挙活動で対抗する小川陣営。政党のお家騒動に翻弄された被害者なのに有権者からは厳しい言葉を浴びせられる。自宅の家賃は47000円。どうかしているレベルで愚直な小川議員と彼を支える人々の健気な選挙活動に胸が熱くなります。特に衝撃的だったのは出陣式に招かれた慶應大学の井出教授の演説。出席者だけでなくこちらの涙腺までもタコ殴りにしてくる言葉がとにかく圧巻です。もう一つの見どころはスシローこと田崎史郎の登場。一体何千万円の寿司を食わせてもらったのかと唖然とする安倍政権ヨイショも強烈ですが、さりげなく予言も織り交ぜながら政界を暗躍する魑魅魍魎ぶりが天晴れです。
こんな地味なドキュメンタリーがハンパな田舎のスクリーンで上映される、これは昨年の『新聞記者』のスマッシュヒットと同じ爽快感を伴う快挙。130分の長尺を感じない熱気が清々しい良品です。
予告編で観る迄は、小川淳也衆院議員という政治家が
いらっしゃるという事を知りませんでした。
今の政治を変えたい!との強い思いを胸に、総務省を
退職し、政界を目指した小川淳也さんと彼を信じ支える家族の姿を17年間追ったドキュメンタリー作品。
彼の実直な人柄とそのひたむきな姿、彼の家族と支援者の姿に胸が熱くなりました。
と同時に、このような高い志を持つ政治家を、潰して
しまうような日本であってはならないと強く感じました。
支援者の一人である大学教授の熱い応援演説と、それを聞いて目を赤くする小川淳也さん、涙する奥様と二人の娘さん達の姿に涙が溢れました。
映画館で鑑賞
とは思うけれど、小川氏は人を引っ張っていける器の人ではないだろう。政治家には向いていない、と母親は言うが、おそらくサラリーマンでも出世出来ないと思うくらい人が良すぎる。
個人的に政治家に清廉潔白さは求めていない。多少私腹を肥やしたって国民のために粉骨砕身働いてくれるのであれば、私個人は多少目を瞑ったっていいと思っている。別に政治家まして総理に年収300万で働いてもらおうなんて思っていない。
ただただ誠心誠意ひたむきに頑張ってますアピールされたって具体的に政策を語っている姿が(この映画の中では)見えなかったので、好感度があろうと総理の器ではないと感じた。
小川氏を総理にしたいか、と問われたら私はNOと答える。
どんな職業でも向いていようがいまいが、努力する姿勢は素晴らしいと思う。けれど皆んな何らかの形で努力はしている。地べた這いずり回って苦渋を舐めて、そんなことみんな経験している。
清貧語って高邁な思想掲げたって結果が全て。これは政治の世界だけではない。
世渡り下手で処世術に長けていない人ががむしゃらに頑張っている姿は確かに涙を誘う。だけど政治家ってそれでいいの?それって政治家に必要な資質?最後、選挙に敗れて皆んなに慰められている姿は、甲子園を目指して頑張っていたけど夢叶わなかった高校球児を慰めているように見えた。
小川氏は確かに誠実な人だろう。こういう人が総理になって、彼を支える人たちもまた謙虚で献身的な人たちで国民もまた好意的な人たちであれば幸福に満ち溢れた世の中になるかもしれない。
だけどそんな世界は夢物語だと思う。
金と権力に塗れ、他人を蹴落としてでも這い上がりたい、という欲望渦巻く世界で、誠実さだけで生き残れる世界がどこにあると言うのか。
前評判も良く感動した、という声が多かったので期待した分がっかりした。こういう人は結局敗れ去るのか、と暗澹たる気持ちになった。
ただ、小川氏のような人を総理にしたいと思う人が多く夢や希望を託して選挙に行く人が増えるのだとしたら、これからの日本に一抹の希望は見出せるのかもしれない。
もしかしたらドキュメンタリーって、ドラマより面白いのではないでしょうか?多くの人に観てもらいたい作品です。
香川一区の政治家小川純也氏が政治家を志した2003年から2020年までの軌跡を追っていました。誰もが「こんな真っ直ぐな政治家がいたんだ。」「地盤を持たないと選挙活動って手作りなんだ。」と思うでしょう。
心打たれたのは慶應大学教授の井出さんの応援演説。ここだけでも国民全員に観て欲しいです。このあたりから目頭が熱くなって、「妻です。」「娘です。」の名入りたすき掛けでの選挙活動で涙腺崩壊。やらされてる感はまったくなく、本当に父親の背中を信じている家族の姿がありました。
結果は僅差、だからこその比例復活当選、だだ、比例当選の議員はとても立場が弱いそうです。元々の中選挙区制に戻して欲しい、実際小選挙区制になってから自分の選挙区に投票したい人いなくて困っています。(早速総務省宛に意見書をメールしました。)
参りました。こういう映画こそ、たくさんの映画館で上映してほしい。2年前の「カメ止め」みたいに全国に波及することを祈っております。