NN4444
プロット
日本
02月16日 劇場で
鈍色ショコラヴィレ ビエンナーレ
プロット
日本
02月16日 劇場で
記憶の居所
プロット
日本
02月17日 劇場で
落下の解剖学
プロット
フランス
02月23日 劇場で
コヴェナント 約束の救出
プロット
イギリス・スペイン合作
02月23日 劇場で
リトル・リチャード アイ・アム・エヴリシング
プロット
アメリカ
03月01日 劇場で
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ブレスレット 鏡の中の私コメント(9)
抽象的な言葉ばかりで翻弄された観客といった感じだろうか、リーズが怪しいことは確かなのだが、決定打を見つけられないため「尻軽女」だとか、彼女の性悪な部分ばかり攻めてくる検察官。逆にリーズの心理を考えてみると、殺した直後に弟を迎えにいったり、家族で海水浴を楽しむものなのか?とも言える。
こんな結末でいいのか?とも思ったけど、一番カッコよかったのが弁護士さんです。男もころころ変えてたみたいけど、リーズとフローラのレズビアンの部分も証明し、セックスには開放的だったと主張する辺り。LGBT問題などは美人検察官よりも理解があるところが素敵でした。
どうも腑に落ちないところは、リーズが犯行を自供したのかどうか・・・多分黙秘を続けたんだろうけど、そうした予備知識を一切与えないで、観客がそれぞれ『十二人の怒れる男』の陪審員になったかのように推理する楽しみはありました。あと、被告席との間にあるアクリル版とかマイクのスイッチをそれぞれが操作するんだ~なんて発見も・・・
笑うところは一切ないが、オモシロい。
法廷心理サスペンス?
自分たちが思っている以上に大人になっている娘の現実を
裁判という非日常の場で、
まざまざと見せつけられる親と娘の家族サスペンス??
リーズの感情のない感じが、今時の若者なのか、
親友が亡くなった現実に向き合えていないせいなのか、
涙は本物なのか
すべて演技なのか
でも、法廷の証拠映像ではキャピキャピしてたし…
ということで、彼女が理解できなくて、
終始、気持ちがヒヤッと冷たいままだった。
また、ラストの足首にネックレスを巻き直すシーンが贖罪のようで...
でも、わたしたち、リーズを信じていいんだよね?
まぁフランス映画らしい作品だなぁと感じた。裁判結果よりも、裁判の過程を楽しむ作品である。
序盤から被告人のリーズには不穏な空気が漂ってる為、観ていてもこの結末はどう終わるのか予想ができなかった。いろんな証拠や証言からどっちに転んでもおかしくない背景を持った被告人の為、こちらも陪審員の目線でこの作品を楽しむ事ができる。
終盤に近づくに連れて中々確固たる証拠が出てこない描写が続きこの結末は無罪なのかななんて思ってたところに作品無罪判決が出て作品は終わる。
それでも判決後にはリーズがネックスレを足首に巻き直したり意味深な、不穏な空気は漂ったまま作品は終わってしまう。
冒頭にも書いた通り個人的にはこの作品は陪審員目線で見るととても楽しむことはできた。作品の経過と共にこちらもリーズが犯人か否かを考えながら視聴できるいわば参加型ムービーの様なもの。
ただ物足りなさもある。序盤からどうもリーズに決定的な証拠がなさ過ぎてやはり犯人ではないのかなって思いの方が長く感じてしまう。もう少しグレーゾーンのアリバイやら証拠があるとより天秤にかける事ができ楽しめるようにも思えた。
気になる人はあまり大きな期待せずに見ると意外と楽しめる作品に思える。
浜で遊ぶ家族のもとに警察官がやって来て娘を連れて行き、そして2年後と話がスタート。
程なく裁判になり検察のセリフからどういうことかは判るけれど、あらすじを読んでいないと判りにくい始まり。
裁判やその間の出来事でみせていく流れだけど、そもそもなにを根拠にリーズが犯人とされたのか、何が争点か良くわからない状態で展開していくのでモヤモヤする。状況証拠とも言えないような推察だけ?仮にも殺人事件の刑事裁判ですよね?
舞台がベルギーなのかフランスなのか判らないし、いずれにしてもそこの司法制度も知らないけれど、中高生の学級裁判かディベート大会レベルにしか感じられない。
作品で語りたいことの主は大人には理解出来ない若者の心情や思想的なものなのかも知れないが、で、何なの?レベルの内容だし、法廷でのやり取りが陳腐過ぎるしで何も響かなかった。