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海辺の映画館 キネマの玉手箱コメント(20)
アタマの中身をそのままさらけ出したように、演出も、映像も、語りもとにかく過剰。
だがそのメッセージは明確に「反戦」で一貫している。
太平洋戦争ばかりでなく、戊辰戦争まで遡って。
今がまた「戦前」になってしまう、という監督の焦りが伝わってくるようだ…
ゴジラシリーズを観に通っていた「尾道松竹」あらため「シネマ尾道」が舞台となっているのも感慨深い…
もう帰省しても映画館には行ってないのだけど…
正直、長い長い冗長な映画。
メッセージ込めるなら短い方がいいかも知れない。
ファンタジーだと思うと腹は立たない。
オープニングから、嫌な予感はしたけども。
ラストもなんだかなぁ。
山崎紘菜さんと成海璃子さん見れたからいいや^ - ^
タイトルからなんか引かれる物があり、また故大林宣彦監督の作品とあって、観賞しました。
で、感想はと言うと、あくまでも個人的な感想ではありますが、一言で言うと…う~ん…
言わんとしている事は分かんなくは無いんですが、正直全く合わなかった。
教育映画の様で演劇チック。
映画の様々な映像手法を敢えて取り入れているにしても、やりたい事が殆ど理解し難いし合わない。
また、179分も掛けてこれか?と言う感じです。
最初の始まって直ぐに違和感と言うか、合わない感じがずっと最後まで拭えなかった。
大林宣彦監督の集大成に近い作品なのかも知れませんが辛辣な言い方ですが、なんか宗教に軽く傾倒していて、声高らかに世界平和を謳い、映画好きのお金持ちが周りに乗せられて、自分のメッセージを目一杯盛り込んだけど、途中で予算が尽きかけて、出資者がお金を出してくれたけど、いろんな意見を言われて、無下に断れないから、言われた事を盛り込んで作りました映画。
的な作品と言う感じでしょうか?
数々の功績を残した大林宣彦監督の遺作となる作品なので、野暮は言いたくないですが、それでもここまで合わないとこれはちょっと…と言う思いです。
尾道を舞台にした作品は沢山あり、その風光明媚な情景に想いを馳せる映画ファンも沢山いると思いますし、また映画ファンなら一度は訪れてみたい場所でもあるかと思います。
小津安二郎監督の「東京物語」に、最近山田洋次監督がリメイクした「東京家族」。
なんと言っても有名なのは大林監督の「尾道三部作」。
大林監督が尾道を有名にしたと言っても過言では無いかと思います。
大林監督の作品はどれもノスタルジックな思いにかられるし、思い出補正がされているにしても、今観賞しても何処か"キュン"となる青春の思い出の1ページみたいな感じです。
そんな映画の町、尾道は一時期映画館が存在しない時期があり、それを憂いた大林監督が恩返しの意味も込めて製作したかと思います。
ですが、全うな映画を作ると言う趣旨から結構外れている(感じがする)
思いとメッセージだけが先行している感じでしょうか?
なので、舞台となる映画館の「尾道シネマ」は実存する「シネマ尾道」がモデルとなっているかと思いますが、殆ど意味を成してない様に思えます。
また、戦争映画を上映するに当たり、そこからタイプリープすると言うのは大林監督らしいけど、結構なこじつけ的にも感じて、尾道の意味合いが薄くなってるんですよね。
広島での過去の戦争だけを取り上げるのではなく、様々な戦争を取り上げているのが大雑把になりつつブレている様に感じる。
沖縄の徴兵事情や戦中に演劇慰問をした「桜隊」の辺りからそれなりに面白くはなってきましたが、それでもダレる。
尾道を語るのに敢えて沖縄や会津の白虎隊や婦女隊の話っていります?
平和の上に映画と言う文化が成り立っていると言うメッセージは分かるんですが、…なんだかなぁ~的でこじつけ臭いんですよね。
またクロマキー合成もなんかあざとい。
その他、いろんな説明のナレーションもくどいし、意味の無いインターミッションも意味不明。
文字にして説明していても、転換が早すぎて読むのが追い付けないテロップの意味のなさも分からないし、映画を楽しもう!としていたとしても、覚えたての編集技法をとりあえず入れてみました的なのがウザい。
スペシャルゲスト的な出演者はかなり豪華で様々な俳優さんが出演されてますが、メンバーが多すぎて、大林宣彦監督を偲んでと言うのは分かっても、これで良いのか?と言う感じです。
正直「海辺の映画館 キネマの玉手箱」と言うタイトルの意味が殆ど成り立ってないかな。
すいません。ボロクソですね。
でも、結構期待してたのでここまで辛辣になりました。
ただ、原爆投下の際の描写の「ピカッ…ドン!」の件りは生々しく迫力がありました。
コロナの影響で4月の公開が今まで延びたのは幸いしたかと思いますし、広島での映画の成り立ちと戦争の歴史。桜隊の部分だけをクローズアップした方が良かったかなぁと思いますが、如何でしょうか?
とにかく、かなりスカされた感じで今の所、個人的に今年のワースト作品に入ってます。
「時をかける少女」「さびしんぼう」「転校生」「青春デンデケデケデケ」「天国にいちばん近い島」「異人たちとの夏」
大林作品は青春の1ページと言っても過言では無いかと思います。
だからこそ、すんごく残念。
あくまでも個人的な感想なので、一意見として捉えて頂ければなんですが、物凄くガッカリではあります。
監督は1938年生まれなので第二次世界大戦終戦時7才位。尾道に暮らす幼い子供の毎日にも戦争が強い影を落としていたそうだが、映画の中には少し成長した青年となって登場する。
仲間と共に映画を観に行ったはずが、日本の各時代の戦闘シーンに次々とタイムリープさせられて、日本人はなぜ戦争をしたのか、そもそもいつから戦っているのか、戦争とは何か、自分達にもっとできることはなかったのかと、体当たりで大きな問いに向き合っていく。
結論の出ていない難しい命題。でも、きっと何かできることがあるはず。私達に物語を創る力がある限り。そんなメッセージを私は受け取った。
主演3人の熱演が光った。特に細田さんが、蒲田行進曲の風間杜夫さんのような、昭和の香りを漂わせていて、華があった。
いろんな意味で他の映画とは違う、とても変わってた作品なので評価するのは難しい。
他に同じジャンルの映画を思いつかない。ジャンル=大林宣彦。
怒涛の展開、情報量は見やすいとは言えなくて、好き嫌いあると思うけど、
実験的な映像、青春ドラマ、平和へのメッセージなど大林監督らしさにあふれていた。
「映画こそタイムマシン」という言葉が心に残った。映画を通して、過去の歴史や世界中のいろんな問題に目を向けていきたい。