ジェントルマン
プロット
韓国
02月09日 劇場で
夜明けのすべて
プロット
日本
02月09日 劇場で
COME TRUE カム・トゥルー 戦慄の催眠実験
プロット
カナダ
02月09日 劇場で
ボーはおそれている
プロット
アメリカ
02月16日 劇場で
鈍色ショコラヴィレ ビエンナーレ
プロット
日本
02月16日 劇場で
Floating Holidays フローティング・ホリデーズ
プロット
日本
02月16日 劇場で
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海辺の映画館 キネマの玉手箱コメント(20)
3時間に及ぶ作品…投稿レビューを見ると「わけがわからん」との書き込みがチラホラ…これまた、観る前から不安が…。
杞憂でした、…
いつもの大林宣彦ワールド全開です。
途中退場者もチラホラ…いつもの大林宣彦ワールドです(笑)
*作品は、監督のあまりにもストレートなメッセージが前面に出過ぎてしまって、テーマ性は感じられましたが、物語の面白さは今ひとつ。
*成海璃子を、最後までずっと三吉彩花だと思い込んで観ていた…最後のテロップで気づいた(笑)
*
見つかった
何が?
永遠が
海に溶け込む太陽が
…『気狂いピエロ』!じゃなく、ランボー「地獄の季節」の一節だったんかぁ…今度詩集買おう…。
とにかくコンセプトも展開も斬新、こんな作品、他に誰が撮れるだろう?
なにをどうレビューしたらいいのか解らない。
とにかくとんでもないものを観た。それだけ。
同じ役者なのに、ころころ変わるキャスティング、時代背景、そして中原中也の詩…。
とにかく全員の観客の脳をリカバリーしたような、そんな感覚さえある。
クロマキーを敢えて使っての表現もとても良かった。
そのチープさが、かえって悲痛を表現していたとも思う。
ややや、ここまで書いても整理できないなんて初めてだ。
そしてエンドロールが終わって照明が明るくなるまで、誰一人席を立たなかったことが、
すべてを物語っている気がする…。
大林監督、あなたを理解するには、まだまだ脳が未熟でした。
また改めて観て、何度も咀嚼して、胸の中に受容したいと思います。
どうぞ、安らかに…。
繰り返させる戦争を同じ役者で繰り返し、無残に消えてく命を悲しみ、忘れない、そして繰り返させない、そのための万華鏡でした。