ボブ・マーリー ラスト・ライブ・イン・ジャマイカ レゲエ・サンスプラッシュ
プロット
西ドイツ・ジャマイカ合作
02月09日 劇場で
テルマ&ルイーズ
プロット
アメリカ
02月16日 劇場で
英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2023/24 ロイヤル・バレエ「くるみ割り人形」
プロット
イギリス
02月16日 劇場で
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プロット
日本
02月16日 劇場で
マッチング
プロット
日本
02月23日 劇場で
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プロット
ニュージーランド
02月23日 劇場で
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靖国 YASUKUNIコメント(11)
右寄りの感想が多いのでレビューします。
話題作なので見ました。ドキュメンタリーですが、最後の日本軍による残虐なフィルムを除いて客観的な映画だと思います。
靖国神社って、こんな所なんだと初めて知り驚きました。
二度と行くことはないでしょう。。
この映画を海外で放映されたら、日本は危ない国だと思われないか心配。
右翼がわざわざ公開する劇場に抗議文を持ってきたり、政治的な何かを感じてしまう。
作品は刀鍛冶の話にピントを充てている印象。
客観的に見た視点で靖国神社に対して奇妙さを感じさせるシーンがあるので、それに対して「違う」と言う人は見ない方が良いでしょう。
ただ神社での儀式の撮影が出来ないとか、関係ない人に見せる儀式などないから仕方ないとは思う。
では靖国神社とは何か?
「靖国で会おう」と言い合ったとされる戦死者を祀る事で怒る遺族も居れば、それが英霊の希望と言う人もいる。
亡くなった人たちが本当に何を考えていたのかは分からないので、どちらにも言い分があると思うが、あの時代に大勢の人が命を掛ける事態が起きた…揉めて当たり前と思う。
戦争に行った人たち、送り出した人たち、戦争に行かせた人たち、戦争に反対した人たち…この人たちの言い分はかみ合う筈がない。
作品の中でも揉める姿は印象に残るから、その原因を考えるのが先ではないかと思う。
硬軟入り混じる表情で刀を鍛え上げていく一人の男。刀が日本国民を束ね、戦いへと引っ張っていった歴史、そして終戦記念日の靖国神社。「靖国」という特殊な性質を持った神社を是とするか、否とするかという問題に対する作り手としての明確な立場を曖昧に隠し、第三者として世界を傍観する姿勢は好感が持てる。
この繊細な問題に強い興味を持っている人々にとっては、改めて冷静に戦争を考え直す清涼剤として確かに機能する。そして、靖国問題にそれほど興味を持たない世代に対しても、普段あまり見えてこない日本刀の製造過程を丹念に観察する視点は、驚きと好奇心を満たす役割を満たしてくれる。
本筋の日本国を問い直すという課題とは少し外れるが、この作品の作り手は強い信念をもって突き進む人間達に対する強烈な憧れであったり、興味を色濃く作品に反映しているのが面白い。
特に印象的なのは、靖国神社に七回も訪れて日本に散った台湾人の名前を、靖国から削除するよう要請する団体の女性リーダーの描写だ。神社に入る時、去る時、その両方で団体の同士を両隣に引き連れ、まるで戦場に赴く戦士の如く、某刑事ドラマの横並びに颯爽と歩くヒーローの如く風を切って歩いていく。その華麗さと、迫力。強い思いをもって進む人間を、ひたすら格好良く、丁寧にオーラを纏って描く。ドキュメンタリーという作品にあって、この演出は異質、かつ興味深い。
観客として、この作品が問う問題に対して是非を唱えるつもりはない。ただ、本作と同じ第三者の立場を貫くまでだ。その上で、譲れない、命を賭けて挑戦する信念が人をいかに輝かせるか、威光を放つかを、思わぬ形で見せ付けられたことに目を見張る限りである。
そう、この物議を醸し出した映画。頭の中を空っぽにして観ると、中国人監督が作ったドキュメンタリーとは思えないほど中立の立場で描かれていることがわかります。終戦記念日である8月15日には時代錯誤甚だしい軍服姿のじいちゃんや、「大東亜戦争は侵略戦争じゃない」と声高に主張する右翼のあんちゃんなど、様々なパフォーマンスが見られ、神社の敷地内だけがタイムスリップしたかのような錯覚に陥ってしまうほど。中には「小泉首相を応援する」と主張するヘンなアメリカ人もいたり、その外人に対して意図もわからないのに「リメンバー、ヒロシマ」と罵声を浴びせる人もいたりして、ドキュメンタリー作家にとっては美味しい素材がいっぱいあるんですね。
失笑を禁じえないパフォーマーの姿々。そんな数々の愉快な人たちの中でも、不謹慎かもしれませんが、「南京大虐殺を否定する」署名運動が一番笑えた・・・署名したからって、どうなるってーのよ。「ほら、こんなに署名が集まったんだから南京虐殺なんてなかったでしょ?」とでも中国人に訴えるんでしょうか?同じ日本人として“なかったことにしたい気持”は理解できるけど、そこまでやるんだったらセコセコと靖国内でやるより、堂々と南京に乗り込んで行ってやってもらいたい。もちろん署名運動団長は石原慎太郎、副団長は稲田朋美で。
中立的という世間的評判とは裏腹に、個人的には風刺のパンチ力がかなりあったように感じました。とくに、日本人の心を尊重することを主張する元首相の言葉とは逆説的に、台湾や韓国の洗脳されて日本軍として戦争へと追いやられた外国人の遺族の心が蔑ろにされている点が強烈だ。高砂義勇兵の魂を取り戻すべく靖国へ7度も訪れているという台湾の高金素梅(きれいな女性)の主張は理路整然としているのに、取りあわない神社側。また、僧侶である遺族の菅原さんのインタビューも辛辣だった。
戦争の犠牲になった戦没者、英霊に感謝すること自体は自然なことだし、非難される理由はない。だけど、靖国には様々な問題点があることを忘れてはならない。政治家の詭弁に踊らされることなく、冷静に判断する材料をこの映画は与えてくれるのだ。また、刀匠の刈谷さんの仕事風景やインタビューを主軸にした構成によって作られていることも、日本人の魂に訴えてくるのです。一部の政治家が煽った、プロパガンダだとか助成金云々なんて議論することすらばかばかしい。
〈公開時 映画館にて、レビューは当時のまま〉
右翼が妨害しにやってくるかとドキドキしながら観ました。
もともと日本のこと、特に歴史のことを知らなすぎるので、
話題だったですし、少しは勉強にもなるかなと思って見に行きました。
見る前はきっと客観的な視点で作ったドキュメンタリーなのだろうなと思ってました。実際見てみて、私の感想としては、映像は客観的とは言えず、ドキュメンタリーとしても正直に言うとつまらなかったです。
興味深いなと思った点もほぼ無かったと思います。
やっぱりあまりに作り手の思想だとか情報操作みたいな仕掛けがありすぎるので、映像として客観性に欠けているのがドキュメンタリーとしてどうなのかな?と思いました。
まあ、ドキュメンタリーだからといって、作者の考えや思想が入ってはいけないということはないけど。
作者の思想だとかを言葉ではあえて言わずに、構成などでコントロールしている感じが、ちょっとあざといなと感じました。
最初の右翼をたくさん出して傍観的に映しておいて、反日の台湾の人とか締め出された少年とかを映して、見る人に感情移入させて、盛り上げようとする感じとか。
普通に生活している人からすれば、あの少年は被害者で、締め出した人が悪者になるだろうし。そういう構図を利用し、思想に置き換えつつ、左的な人は被害者で右的な人が加害者っていう印象を見る人に植え付けようとしてそう。
もし、本当にあの少年が怪我をさせられたなら、かわいそうではあるけれど、それとあの少年のやっていることが正しいのとでは、まったく別の問題。
あの少年を見ても、浅はかでわざと被害者になろうとして乗り込んだと思われてもおかしくない。
締め出していたおじさんも普通に嫌な人って感じですけど。相当関わりたくないなって感じの人達です。
まあ、その人達は別にいいと思います。なんか良くいそうですし。
ただ、そういった人達、台湾の人も含め、なぜその人達をあえて選んでそういう映像を感情的になるような構成で入れたのか。
その辺に作り手のわざとらしさを感じ、疑問が湧きました。
また一番象徴的なのは、最後に深刻ぶった音楽とともに映される、刀を持った日本兵?の残虐な写真のスライドがずっと続くところ。
日本刀を作っているおじいちゃんがいて、日本刀を持った人たちが映って、
日本刀での残虐シーンを深刻そうな音楽と共に入れれば、
日本刀を残虐な日本兵による戦争の象徴のように思えてしまいます。
私のようなまったく左とか右?みたいなこととは無縁な人間から見ても、
明らかに左というのか反日の人が作ったあざとく操作された、ドキュメンタリーという名目の映像でしかないなと思ってしまいました。言葉ではっきりとは言わないところがまたいやらしいなと思います。そりゃはっきりとは言わないだろうけど。
ただ客観的なドキュメンタリーを期待して、知らない事を知りたいと思って見に行ったので、まったくの期待はずれでした。
表現の自由という観点からすると、別にどんな思想があろうと自由ですから作ることも上映することもいいのではと思いますが、
見る人は、この映画は、あざとく操作された反日、左翼的な映像だと知っていかないとちょっとお金を損した気分になるかもしれません。
ただ映画好きのドキュメンタリーが結構好きという私のような人が見ても、
特に貴重な映像を見られるわけでもなく、
ちょっとしたニュース番組や歴史番組を作り手の思想に任せて、
コラージュした程度の映像という印象で、
正直ドキュメンタリーとしてクオリティーは低いと感じました。
というより、これってドキュメンタリーと言っていいのかという疑問も湧きました。
スタイルとしてのドキュメンタリーでしかない。
思想にドキュメンタリーを利用された感も否めません。
なんか靖国神社とか刀つくっているおじいちゃんとかの、
著作権?かなんかの問題もあるようですが、
私からしたらどうでもいいので(あのおじいちゃんはかわいそう、、、)、
単純にこの映像の感想を書いてみました。
話題につられた自分がいけないのですが、やっぱり世の中の日常に潜む情報操作の怖さというのを感じました。
そういった意味では、しっかりと自分で少しでも考えないといけないなと改めて思わせてくれる映像ではあると言えます。