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白夜(1971) プロット フランス・イタリア合作 10月27日 2012 劇場で
白夜のタンゴ プロット ドイツ・フィンランド・アルゼンチン合作 11月22日 2014 劇場で
深夜の告白 プロット アメリカ 12月12日 1953 劇場で
白夜の陰獣 プロット イギリス 06月30日 1966 劇場で
挽歌(1957) プロット 日本 09月01日 1957 劇場で
十戒(1957) プロット アメリカ 03月15日 1958 劇場で
白夜(1957)コメント(3)
渋い中年男のイメージがあるマストロヤンニもこの物語では頼りなさを発揮していた。待っている男がいるのか・・・しかし彼はほのかな愛を抱き、ナタリアを優しく見守る。
手紙を渡してくれと頼まれたマリオ。下宿人が帰ってこなければ自分がナタリアを愛し続ければいいのだと自分に言い聞かせて・・・ラスト10分にこの結末が収束する。下宿人を忘れさせようと説得し、ナタリアもマリアに心が傾いてゆく。
なんとも切なくさせる男マストロヤンニ。そんな男のことを思うのは妄想にすぎない!現実を見つめるんだと言ってはみたものの、現実は別にあったということか・・・
舞台を思わせる構図。
それもそのはず、すべてセットで撮影された作品。
一目で恋に落ちた男性を若い若いマルチェロ・マストロヤンニが切なく演じています。
最初に出てきた野良犬が、ラストもどこからともなく現れて、足にまとわり付いてくる、
ぐっと胸にくるシーン。
モノクロの世界に降る雪は、とてもきれい。
ただ、女性の描き方があまりにも落ち着きがなく、かわいこぶりっこで、この作品には
不釣り合いかと思いましたが。