ベレッタの女 最後の誘惑
プロット
イタリア
06月18日 1988 劇場で
最後の猿の惑星
プロット
アメリカ
07月21日 1973 劇場で
イザベルの誘惑
プロット
フランス・スイス合作
02月03日 1990 劇場で
誘惑のアフロディーテ
プロット
アメリカ
12月14日 1996 劇場で
オオカミの誘惑
プロット
韓国
03月19日 2005 劇場で
妹の誘惑
プロット
イタリア
01月01日 1900 劇場で
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最後の誘惑コメント(3)
イエスの磔刑までの経緯を、同ジャンルの作品とは、違う視点で描かれている。
イエスは最初から、超越し悟りをひらいた存在ではなく、苦悩、葛藤、弱さを抱え、また間違いや後悔を繰り返し、最後の時に辿り着く。そして最後の死の瞬間にまで、生への執着、家族をもち寿命を全うしたいという、当たり前の欲求を持ち続けている。人間らしい根本的な誘惑は、イエスにも例外なく、最後まで立ちはだかる。
本作の冒頭に説かれている様に、まさにイエスは救世主と人間との狭間で葛藤していたという、独自の視点が興味深い。
人間としての生き方と神の子としての使命に葛藤するイエス、イエスの教えに従い裏切り者としての使命を受け入れるユダ、神話的な聖書の世界をリアルなひとの質感を持って描いた良作である。