旅立ちの時

7.4/10
合計24件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   115分
言語   英語
地区   アメリカ
劇場で   01月01日 1900
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旅立ちの時 プロット

17歳の少年ダニーは両親とともに逃亡生活を送っていた。反戦活動家だった両親はベトナム戦争当時に事件を起こし、そのかどで指名手配されていたのだ。そんなダニーはニュージャージーの小さな町で音楽教師に才能を認められ、その娘ローナと心を通わせていく。しかしかつての同志が警察に逮捕されたことから、ダニーの一家は窮地に追い込まれる……。大人へと成長していく少年をリバー・フェニックスが好演した感動の青春映画。

旅立ちの時 俳優

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旅立ちの時コメント(8)

uilocna
uilocna
1988年アメリカ映画。115分。巨匠と呼ばれているのは知っていたが、本作が観るのが初めてのシドニー・ルメット監督の作品でございます。主演は、「かっこいい」という形容詞だけでは済まされない未曾有のオーラを漂わせる故リバー・フェニックス。

主人公は逃亡中の反戦テロリストを両親に持つ17歳の青年。2歳のころからアメリカ国内を家族で逃亡しつづける人生を送っています。新しい逃亡先の町の高校に転入した主人公は、ピアノの才能を音楽教師に見いだされ、教師の娘と恋に落ち、それが家族の運命を大きな岐路に立たせる。

こんな複雑な境遇の役を当時18歳だったリバー・フェニックスは、とても説得力のある演技をしているのだから、すごいと思うし、痛々しい。そして画面の隅にいても、視線が思わずそっちにいってしまう神々しさがあります。

昔、借金取りと警察に追われ、夜逃げをしていた家族の息子と、友達だったことがあります。父親は最後に自首し、息子は母親と一緒に住んでいました。彼と会う前に本作を観ていたら、もっと関係が長続きしたかもと思ってしまいました。

大人になっていく内に、ある意味、善悪の境界線が分からなくなってくると思わされる現在のわたくしは、本作のあまりにも善き人である主人公の青年を観て、とても心が洗われました。

親の責任というものも、とてもうまく描かれていた作品です。

出会えて良かった映画です。
zdvjkmy
zdvjkmy
国に逆らっても正義を貫く両親をもつ子どもの普通な子どもと異なるというモヤモヤと、子どもに自由を与えたいと思うのに与えられない親の葛藤が描かれる。
この葛藤にどう対処していくかは普遍的な親子の課題だ。マイノリティーな立場に立つ親の子は、周りにバツの悪い引け目を感じて生きている。彼らがそれによって大きな一歩を踏み出せないことがあるということを、社会全体が知り彼らの翼を折らないようにしないといけない。そう思った。
fvboes
fvboes
家族愛がテーマって苦手なジャンルなのですが、これは受け入れられました。心に滲みました。ラストがいい映画って本当に素晴らしい。これもそのお手本のような映画。

すごい偶然だが、この映画の前に観たのが「ダークブラッド」リバーフェニックスのことをそこで初めて知り、そしてこの映画では彼だとは全く気づかないまま、何て魅力的な青年だろうと思って観ていて、皆さんのレビュー読んでこの偶然に感動しました。
cfuvcpv
cfuvcpv
ネタバレ! クリックして本文を読む
リバーフェニックスの演技で救われてる作品。俳優自体に責任は無いが、親子として観るにはあまりにも似てないキャスティングでちょっと冷めてしまう。ラストシーンの別れの際に、車中の弟役の子供が、シーンの重要性を全く理解してない馬鹿面で涙が引っ込んでしまった。
リバーが生きてたら名優として活躍していたんだろうなあと感慨に耽ってしまい、別の意味で切ない。
fgfmqgk
fgfmqgk
FBIはそんなに甘そうなもんじゃないということいがい
描写はすくないけど、様々な事象の筋が通ってて
さらさらって喉をとおってゆく感覚。

”りばふぇ”の恋人はこころから嬉しそうなかんじが滲みでててワロタ。かっこいいもんね。
ごっつ気持わかります

時のイケメンリバー・フェニックスが髪をかきあげるたび
濃厚なフェロモンがぶわぁぁっと画面から広がりますた。
おんなのこはこんなキスされたら鼻血とまんないんじゃないのってキスしーん。

事件をおこした一方、親としての面は 良い両親で
この暖かいかぞく、後半いったいどうなってしまうのかってほんと心配に。

「うちは たんじょうびプレゼントが
買ったものじゃだめなんだ」  って なんかイイ!