ミニミニポッケの大きな庭で

5.0/10
合計10件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   00分
言語   日本語
地区   日本
劇場で   01月27日 2023
この映画を見たい?
 映画を見たい    しない

50% 欲しいです,合計 121

レビュー  |  共有する 

ミニミニポッケの大きな庭で プロット

NHK Eテレの番組「シャキーン!」の番組内アニメーションも手がける幸洋子が、自身の日記を落書きのように、大胆かつ自由にアニメ化した短編作品。自由律俳句のようなテキストとhonninmanによる過激な音楽とサラウンドが入り混じる。「頭山」「カフカ
田舎医者」で知られる山村浩二監督がプロデュース。山村監督の長編「幾多の北」とほか2本の短編とあわせ、「『幾多の北』と三つの短編」(総上映時間:90分)と題して劇場公開。

ミニミニポッケの大きな庭で 俳優

ミニミニポッケの大きな庭で Related

リトル・エッラオンラインで映画を見る
リトル・エッラ
プロット  スウェーデン・ノルウェー合作
04月05日 劇場で
ザ・フェイスオンラインで映画を見る
ザ・フェイス
プロット  インド
02月23日 劇場で
RHEINGOLD ラインゴールドオンラインで映画を見る
RHEINGOLD ラインゴールド
プロット  ドイツ・オランダ・モロッコ・メキシコ合作
03月29日 劇場で
ネイビーシールズ ラスト・ソルジャーオンラインで映画を見る
ネイビーシールズ ラスト・ソルジャー
プロット  アメリカ
03月08日 劇場で
きまぐれオンラインで映画を見る
きまぐれ
プロット  日本
03月15日 劇場で
パリ・ブレスト 夢をかなえたスイーツオンラインで映画を見る
パリ・ブレスト 夢をかなえたスイーツ
プロット  フランス
03月29日 劇場で
ジャン=リュック・ゴダール 遺言 奇妙な戦争オンラインで映画を見る
ジャン=リュック・ゴダール 遺言 奇妙な戦争
プロット  フランス・スイス合作
02月23日 劇場で
ハードボイルド・レシピオンラインで映画を見る
ハードボイルド・レシピ
プロット  日本
04月26日 劇場で
COUNT ME IN 魂のリズムオンラインで映画を見る
COUNT ME IN 魂のリズム
プロット  イギリス
03月15日 劇場で
パリピ孔明 Road to Summer Soniaオンラインで映画を見る
パリピ孔明 Road to Summer Sonia
プロット  日本
03月01日 劇場で
虹のかけらオンラインで映画を見る
虹のかけら
プロット  日本
05月03日 劇場で

ミニミニポッケの大きな庭でコメント(1)

Xpniosskhmg
Xpniosskhmg
とにかく、うるさい(笑)。

爆音上映なら、最初からそういっておいてくれないと。
こっちはあんまり鼓膜が強くなくって、アンプ使ったロックやアニソンのコンサートは極力避けて生きているのに、マジで耳から血でも出るのかと思ったよ。
わかってたら、耳栓もってきたのに。

『幾多の北』と併映で、先に上映された短篇3本のうちの1本。
音の暴力に必死で耐えていて、映像のほうは残念ながら、ほとんど頭に入ってこなかったのだが、POPなタッチの絵柄が延々と形状を変えながら発展しつづけるスタイルは、この間のアニメーション映画祭で観た、冠木佐和子監督の『I’m Late』あたりとテイストは近いか。

一見すると、「落書き」が自由なリズムで、増殖したり収束したりしているだけのように見えるが、多重構造の四角い分割のなかで、極彩色の海産物や昆虫、太陽などが散りばめられているのは、明らかに「繧繝彩色の曼荼羅図」を意識しているようだし、それと「対」となるように、後半ではキリスト教図像も印象的な形で挿入される。その意味では、意外に宗教的な含意がこめられている作品なのかもしれない。
また、横長のスコープサイズを「1:2」くらいのスプリットスクリーンで常に扱い、異なる二つの映像を並置しつづける手法も、結構才走って感じられる。
一見めちゃくちゃやってるだけのように見えても、実は頭のいい、たくらみに満ちた作り手だということだ。

とめどなく動き続けるアニメーションと合わせて、自由律俳句のような「言葉」が、文字と台詞の形で挿入され、きわめてとんがったノイズ系のhonninman の音楽(台詞も彼)がそれを乗っけて大音量で攻めて来る。
かなりスパイシーで挑発的な「絵」と「言葉」と「音」のぶつかり合いが、半ば「制御されたカオス」の状態で目と耳を刺激してくる。
その意味では、強烈なインパクトのあるアニメではあった。

ちなみに、アニメ4本立て終了後のトークショー前に、honninmanさんが登壇&ご挨拶されたのだが、かなりクセの強い声と口調と佇まいに、作品から得た以上の衝撃を食らいました(笑)。
ここまでクッソ面白い人物が仕掛けた爆音上映なら、……鼓膜は痛かったけど、まあ許すしかないね(笑)。