フローズン・リバー
プロット
アメリカ
01月30日 2010 劇場で
タイム・アフター・タイム
プロット
アメリカ
08月22日 1981 劇場で
ゴーストバスターズ フローズン・サマー
プロット
アメリカ
03月29日 劇場で
タイム・リープ
プロット
日本
06月07日 1997 劇場で
ストレート・タイム
プロット
アメリカ
09月09日 1978 劇場で
ビッグ・タイム
プロット
アメリカ
03月17日 1989 劇場で
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フローズン・タイムコメント(20)
チープなコメディからで始まるけど、素敵な映画。
人の頭の中のつぶやきを見ているような。
シャロンがセインズベリーズのやる気のない夜勤の疲れた店員から、イケてる女に徐々に変わっていったのは圧巻。
女の人のたちの裸も美しかった。
さすがファッションフォトグラファー!
コメディはいらないんじゃないかとも思ったけど、あったからこその徐々に美しくなっていく不思議な映画に仕上がったのかー。
裸最高です。
自分は主人公みたいな感性のない人間だから、スーパーの同僚や友人の行動が自分の様で恥ずかしかった。
ちょいちょい時間を止める系のえー&ブイを思い出してしまってシュールな気持ちになった。
主人公がふった女の子が怒り狂ってシーンから始まる。
「君を幸せにすることはできない」と自分からふっておきながらも、彼女がすぐに他の男と付き合っている姿を見てショックを受ける。
写真を見返して、彼女と積み重ねたキラキラした日々を思い出し…不眠に陥る。
彼はとても愛情深い青年なのだ。
どうせ眠れないなら時間を有意義に使おうとスーパーでの夜勤のアルバイトを始める。
主人公はなぜか時間が止められる。
止めた時間でスーパーのお客さんの絵を描いて描いて描きまくる。
そこで挿入される、彼が美大に行くきっかけともなった、初めて女性の曲線美に魅了された時の回想…
それがあるから、スーパーのシーンに戻っても主人公の彼と同じようにただ美しいものを見ている感覚に。
徐々に同僚の女の子を好きになる。
時間を止めて密かに彼女を描いて描いて描きまくる。
ふたりの関係が少しずつ動き始めた頃、店長の誕生日パーティに一緒に参加する。
そこで再会した元カノ。
元カノのことなんてこれっぽっちも未練もない主人公。
でもトイレの列に並んでいる時に一方的にキスをされてしまい、それを目撃した彼女はショックを受ける。
それに気づいた彼は、そこでまた時間を止めて、何日も考え悩んだ。
「時間を止めることはできるけど、戻すことはできない」「起こってしまったことを変えることはできない」
と。
そこで彼が考え抜いて出した結果は、彼の愛を表現すること。彼なりの方法で。
彼が今まで密かに描きためた彼女の画だけを展示した個展に彼女を招待する。
その画には本当に彼女への愛がたっぷり詰まっていた。
それを見た彼女は言葉なんていらなくて、見れば分かると…ふたりは復縁。
静止した雪降る夜の中でのキスシーンはとても素敵だった。
有名フォトグラファーがカメラを取っただけあって、本当に画が素敵だった。
現在のシーンから過去への回想シーンの移り変わりも粋な感じで。
映画を観たというより、美術館に行ってきたような気持ちが後に残る作品だった。