なまいきシャルロット プロット

夏のヴァカンスを背景に思春期を迎えた13歳の少女の揺れ動くきらめくような感性の世界を描く。製作はマリー・ロール・リール、監督・脚本は「死への逃避行」のクロード・ミレール、共同脚本はリュック・ベロー、ベルナール・ストラ、アニー・ミレール、撮影はドミニク・シャピュイが担当。出演は「シャルロット・フォー・エヴァー」のシャルロット・ゲンズブール、ベルナデット・ラフォン、ジャン・クロード・ブリアリほか。

なまいきシャルロット 俳優

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なまいきシャルロットコメント(4)

jwwiqpb
jwwiqpb
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ちょっと見かわいいけど、常に口が半開きで全体的に鈍臭い田舎娘をシャルロット・ゲンズブールが演じていて、その鈍臭さがけっこう容赦ない表現で映画としての誠実さを感じた。後に『アンチクライスト』で鬼のようなオナニーに驚かされることになるとはこの時からは想像できない。今のご時世では映ってはいけないものがチラチラ映っている。
tzjcgil
tzjcgil
ずっと観たかった作品なのに、35年経ってから初めて見たことになった。今でこそ大女優&歌手といったイメージがあるが、当時はロリコン向け女優だとばかり思っていた。そう、ブルック・シールズやナスターシャ・キンスキーといった女優と同系列に見ていたのだ。

で、今見てもやっぱりロリコン親父向けの作品だとしか思えない。胸チラはあるし、意味のないくらいドアップ映像があったりで、そんな13歳の少女にキスをしたがる船員&旋盤工の男も犯罪者クラスにしか思えないほど。さらにロリコン度はルルというもっと若い少女の天真爛漫な裸にまで及ぶのだ。綺麗だとは思うが、天才美少女ピアニストのクララ・ボーマンの方がかなり魅力的だ。大金持ちなのに人を見下さない、思いやりのある子だった。

大人になり切れない少女の揺れる心。性的にも男になんて興味ない少女。とにかく今の家族の存在をすべて否定して、自分を見つけ出そうともがきあがいてるシャルロットの描写はとてもいい。同性愛志向ではないにしろ、セクシャルな面すら興味はないのだ。しかし、「私の付き人になって」と言われても、何をすればいいのかもわかってない。“付き人”の意味をこっそり辞書で引いたりするほど、今の生き方と違う“何か”を求めていただけだ。

不思議な雰囲気は体が弱そうだという点。シャルロットもよく貧血か暑さによるものか、よく倒れるし、ルルに至っては興奮すると吐血までしてしまう。病弱なのにほぼ裸でわけのわからない遊びをしていたりする光景も興味深かったりするが、やっぱりクライマックスでの叫びは今までに見たことのない驚愕シーンだった。終盤は謎となるシーンが多すぎますが、この謎が印象に残るんですね・・・
noxurh
noxurh
コロナウイルス拡大で外出自粛要請が出る中、「私の人生を変えた映画」とラジオで紹介されていて、ちょっと観てみようかという気持ちで鑑賞。
シャルロット・ゲンズブールはパリジェンヌを体現する人と言われているけれど、有名人の子どもという割には華がない…(すみません)という印象しかなかったので、何か光るものを持っているのだろうかと期待を込めて鑑賞。
13歳は日本でいうと中学1年生。自分の力では経済的独立もならず、つまりは住む場所やライフスタイルを選ぶこともできず、周りの意地悪な大人たちにことごとく否定されながら、イライラ、ムシャクシャが募るのがわかる。誰でもこのぐらいの歳に家出したくなったり自由が欲しくなったりしたのではないだろうか。
とはいえ、大人になったところで生活のために働き続けなければならず、シャルロットのようブーたれてばかりはいられない。大人になって自由になったとは言い難いが、選べる部分は確かにある。
印象的だったのは、シャルロットがノーとよく発することだ。嫌なものははっきり断る。フランス人は小さい頃から自分の意思を大切にし伝える訓練ができているのだろうか。少女が大人の男に誘われ襲われかける危ういシーンがあったが、周りや大人に気を遣い、意思を表せない日本の子どもだったら固まってしまうだろう。子どものノーを生意気、と捉えず尊重することが子どもが自分自身を守るためにも大切なことなんだなと思った。シャルロットの思春期のみずみずしい映画。
Ihgsompknxs
Ihgsompknxs
【音色】

『なまいきシャルロット』
と言うよりは、
『むきりょくシャルロット』
の方が正しいかもしれません。

シャルロットは
学校で流れていた🎹の音色に、
強く惹かれます。

生き生きとした表情で
"音色"を奏でる天才少女の表情は、

"寝入ろ"うかと言わんばかりの
シャルロットの無気力な表情との、

凄まじい対比となっています。

【ブルックリン】

映画『ブルックリン』にて、

アイルランド🇮🇪から
ブルックリンへ上京し、
大人の女性へと成長したエイリシュ。

彼女は都会への憧れではなく、
出稼ぎのために上京しました。

一方シャルロットの場合、
生活に困窮している訳でもなく、
自由への渇望から旅を望みます。

【たかが世界の終わり】

映画『たかが世界の終わり』にて、

主人公ルイは自分の死期を悟るまで、
家に帰ろうとはしませんでした。

シャルロットも
ルイも
カツオもそうですが、
彼らの家族はみな否定から入ります。

【サザエさん】

カツオは確かに生意気小僧寿司ですが、
たまに知的な言動も吐きます。

それでも基本、
『生意気は否定しておけばいい』
という理念の元、
家族は言動を肯定しません。

そりゃ"ヒス"も起こしますわ。

【家出】

話は『ブルックリン』に戻ります。

人間は都合の良い生き物で、
エイリシュを否定してきた人間も
彼女が魅力的になったと見るや、
一時帰郷した彼女を
即引き止めにかかります。

シャルロットが
『田舎から出ていくべきか否か?』
その判断基準は様々です。

一つの判断基準としては、
『その土地に大切な人が存在するか?』
があると思います。

エイリシュには大切な人がいる。
ルイにも大切な人がいた。
シャルロットにも大切な人がいる。

カツオ、お前はいずれ家を出ろ。