喜劇 愛妻物語
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日本
09月11日 2020 劇場で
下妻物語
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日本
05月29日 2004 劇場で
純愛物語
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10月15日 1957 劇場で
病妻物語 あやに愛しき
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日本
09月07日 1956 劇場で
愛情物語(1955)
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01月01日 1900 劇場で
僕と妻の1778の物語
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日本
01月15日 2011 劇場で
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愛妻物語コメント(1)
新藤兼人の監督デビュー作で、しかも彼の半自伝的映画。自分のことを語るのだから何とかなるだろうという思いでメガホンをとったらしい。冒頭では脚本家としてのモノローグで始まる。
坂口監督(滝沢修)は溝口健二。最初は採用試験のようなものだと、増田(清水将夫)に言われ必死でシナリオを書き上げるものの、「これはシナリオじゃなくてストーリーだよ」と酷評を下され、作家への道を閉ざされたかのように絶望する。しかし、妻となった孝子(乙羽)が会社に直接行って、「無給でもいいから1年間勉強させてくれ」と懇願したおかげでかろうじて作家生命を維持できた。なにしろ「東京へ帰れ」と言われたところで、東京の会社はリストラの危機にあったため自ら辞めてきたのだ・・・
孝子は内職をしながら、また、こっそり実家の母親から仕送りをもらい、細々と家計を支えていたのだ。精神的には隣家の夫婦(殿山泰司が旦那)の言葉に励まされてもいた。やがてもう一度チャンスをもらい、坂口監督に認められた沼崎(宇野)だったが、喜びも束の間、妻の孝子が肺結核のため寝込んでしまったのだ・・・
内助の功という言葉で一括りにも出来ようが、生涯をシナリオライターとして暮らす運命を支えていた孝子の気高さ。そして、実生活においても、この映画から新藤兼人と乙羽信子の二人三脚が始まるのかと想像すると感慨深いものがある。