何度も映画化されたエミリー・ブロンテの不朽の名作を、1930年代のフランスに舞台を置き換えて映画化。地主の令嬢カトリーヌと父の養子ロックの愛憎物語を原作に忠実な文芸ものとして描いた、リベット監督作品の中では異色の1本。仏語版原作挿絵用のバルテュスのデッサン画に想を得たという企画で、絵画のように美しい画面を実現したのは名手レナート・ベルタ。
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