レティシア・コロンバニの検索結果、合計14(0.001366秒かかります)。

3 years ago
軽快な音楽とストレートに夢を追い求める冒険者たち。日常の雑多な生活をふと離れてみたくなったときに観るには最適かもしれない。レティシアがオブジェの個展で酷評を受けたという台詞からもわかるように、社会に対する失望から彼らは冒険を続けているのだ。レティシアは途中、銃弾に倒れるが、水葬での海の美しさや彼女の親族探しと海の上の要塞を発見するシーンが好きだ。この要塞・・...
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 「太陽がいっぱい」のアラン・ドロンを観て 今作も観たくなる。3人の主人公達がそれぞれに 魅力的。アラン・ドロンも美しさに渋みがかかっている。音楽もいい感じ。 レティシアが海で亡くなり二人の男性に よって水葬されるシーンも幻想的。 海に浮かぶ要塞も雰囲気がある。 映画自体の雰囲気を味わう映画。
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 男2人と女1人という組み合わせで旅をしているだけで楽しいんだろうな、と思う。 要塞島といいコンゴの海といい、ロケーション抜群。 しかし、レティシアも、アラン・ドロン演じるマヌーも突然、訳も分からないままあっけなく死んでしまう。 他にも銃撃のやり合いで多くの人が死んでいて、なんとも言えない後味の悪さを覚えた。 コンゴでの...
3 years ago
制作当時、アラン・ドロン31歳、リノ・ヴァンチュラ47歳、決して若くはない二人の男に、何とも可憐で瑞々しいジョアンナ・シムカス、この3人の男女が夢を求め、野望に満ちた冒険に挑む、どこか無器用で不得要領の3人による、痛快で、ほんの少しセンチメンタルな名作です。 少しは人生経験を重ねて世事人情に通じた中年の男、己の野心へ一直線に猛進する若者、自らも夢を求めつつ彼...

vjjfzzのレビュー:パリの恋人たち

3 years ago
「グッバイ・ゴダール!」でイケメン過ぎるゴダールを演じたのルイ・ガレルの監督・主演作。 まるで泡のように不確かな男女の関係。1人の男性と2人の女性、それぞれが一人称で語る身勝手だが素直な心情の吐露が痛くもあり、清々しくもあり。クールに突き放す、まさにヌーヴェルヴァーグ・テイスト! 男と女ってホント面白い。結局、追い求めているのは「愛」なのですね。 マリ...

cxhrwdmのレビュー:パリの恋人たち

3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む いたいけな主人公アベル(ルイ・ガレル)が周囲に翻弄されるロマンティック・コメディ。 レティシア・カスタが、恋愛上手のフランス女性マリアンヌを余裕たっぷりに演じています。 なるほどね、熟練者は、エヴみたいにストレートに「あなたが好き、一緒にいて」とは、けっして言わないのですね。 ラストシーンではジョセフと手をつないでいるアベ...

dovglfのレビュー:パリの恋人たち

3 years ago
主演・監督ルイ・ガレル。 (おお、「グッバイ・ゴダール!」以来だな。髪がふさふさなので、最初分からなかったぞ。あの時は”負けた!”と思ったよ。(何に負けたと思ったのかは、男だから言わない・・。)) ールイ演じるアベルを振り回す二人の女性ー ・3年間同棲した、キャリアウーマンのマリアンヌ(レティシア・カスタ) ・少女の頃から、アベルが好きだったエヴ(リリーロ...

kzbnbtxのレビュー:パリの恋人たち

3 years ago
邦題やポスターから受けた印象とはずいぶんと違う、あっけらかんとした喜劇だった。とはいえ、フランスのコメディに多いバカ映画ではなく、巧みにミステリーも絡めながら、人間の裏表をさらりと描き出す。どこまでが監督・主演のルイ・ガレルの持ち味なのかはわからないが、フランスらしい恋愛至上主義のラブコメであり、ウディ・アレンにも通じるダメ男映画でもある。そして、ガレルを右...
2 years ago
1作目公開された時に、シリーズがこんな方向に成長するとは全く考えてもみなかった。オートバイに乗っていたレティシアが空中に投げ出されて、それをドムが運転する車のボンネットで受け止める。それが「ナイスキャッチ」みたいな雰囲気で演出されている。ボンネットで受け止めたら重傷だろう普通は。シリーズ初期と比べると、リアリティラインが完全に別の作品になっている。アニメの、...

Irocledbnmmのレビュー:シンプルな情熱

2 years ago
ポスターの美しさに惹かれて鑑賞。 主演のレティシア・ドッシュは、以前「若い女」で崖っぷちに立たされた若くない「若い女」を演じ、うまい役者さんだなという印象を持っていたので、今回はつらくて切ない女心をどんなふうに表現してくれるのか楽しみに行った。 異国の異性とひょんなことから出会って、どうしようもなく惹かれてしまうということはよくあること。海外在住時、そん...

gwyixsのレビュー:シンプルな情熱

2 years ago
映画の冒頭には、監督がこれから語ろうとするエッセンスが凝縮されている。時代や登場人物たちが置かれた状況を端的に示し、観客を映画の世界へと誘うのだ。言葉で明示することもあれば、数分間のエピソードによって語られることもある。溝口健二のように、家に帰って来た主人の行動によって、彼を取り巻く人間関係と物語の舞台を共有してしまう達人もいる。この場合、映画の時制はストレ...

Xspoksimnghのレビュー:シンプルな情熱

2 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 不倫の恋に溺れるシングルマザーが主人公です。 不倫の恋といっても、相手の男性には主人公への愛情や関心がほぼありません。 Passion simple(邦題 シンプルな情熱)という映画の作品タイトルのまま、シンプルです。 言い方を変えれば、〝そのこと〟ばかりです。 情事にひたすら溺れる男女。 性描写が多めの作品です。 主...

ppkjtwのレビュー:パリの恋人たち

3 years ago
浮気に関する感じ方は、日本人とフランス人とで大きく異なるようだ。倫理観の違いである。倫理観は、人間はどうあるべきかを考えるものであるより前に、人間とはどういうものかを考えるものである。 フランスの倫理観には、人間はこういうものだという世界観があるが、日本の倫理観にはそれが欠けているように思える。人間はこうあるべきだという一方的な考え方が支配的で、ドラマなどで...

Ocugheeatnhのレビュー:シンプルな情熱

2 years ago
恋の終わりはいつもいつも 立ち去る者だけが美しい 残されて戸惑う者たちは 追いかけて焦がれて泣き狂う 1977年(昭和52年)にリリースされた中島みゆきの「わかれうた」の一節である。古い感覚や価値観のことを「昭和だ」といって否定されたり揶揄されたりすることがあるが、中島みゆきの歌に限っては、古さを少しも感じない。ましてや「昭和だ」といって否定されることは決...