マリア・コシャルスカの検索結果、合計122(0.001240秒かかります)。

3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む ①「セクシリア」との間に2本の映画を挟んでいるから当たり前かも知れないが、一気に映画作家になったような気がする。映画に客観的な視点が生まれている。②最初にイタリア映画のB級ホラーっぽく女が次次に殺されるシーンが続く。それを食い入るように見つめる男のアップでそれがTV映画だとわかる。そしてカメラが引くと男が猟奇殺人シーンを観...
2 months ago
独裁政権や内戦の影響で貧困に喘ぐニカラグアが舞台の本作だが、まず冒頭で驚かされるのが、同国が医療面においても劣悪な環境であることと、ゴミ収集事業の民営化に反対する貧困層と政府の対立が深刻化していること。完璧とは断言できぬも、いずれの面でも整った環境下にある日本ではまず考えられない。 ゴミ収集で日銭を稼ぐ少女マリアは、自分が原因で母と交流のあったリサイクル施設...

zdvjkmyのレビュー:今宵、212号室で

3 years ago
男はつらいよ全編夢落ちみたいなフランス映画でしたが、ちょっと前衛的な演劇の映像化みたいなノスタルジアに溢れて、実にフランスらしい。日本人にはちょっと作れないだろうと思った。 実際にはあり得ない独白の応酬が途中までは実に良かった。母親、祖母まで出して来て、マリアのビッチぶりをあからさまにするあたりはコメディ。 結婚は仕事と同じように忍耐が必要だという予告編のく...

vjjfzzのレビュー:ハンガー・ゲーム0

5 months ago
ハンガーゲームの成立までを描くのかと思っていたら、ゲームはもう10回目だった。ゲームルールの説明もないので、このシリーズが初めての人には分かりにくいだろう。 独裁大統領スノーの、若き日がテーマ。スターウォーズ「エピソード2」のアナキン・スカイウォーカーの闇落ち前、を思い出した。ドラマとして、やや重い。 ヒロインは、ウエスト・サイド・ストーリーのマリア役でデビ...
3 months ago
オンライン試写にて ごみ収集をしながらバラック小屋で母と暮らす11歳の少女マリアが逞しく生きる姿は心に響いた 時折見せる無邪気さや少年との交流は微笑ましかった ニカラグアはアメリカ大陸で2番目に貧しい国らしい そんな国に対するやるせない気持ちや多くの希望を持てないという刹那さが伝わってきた ニカラグアの女性監督初の長編映画ということ 今後も頑張ってほしい
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 初のファスビンダー作品。爆撃の衝撃でヒトラーの顔の絵が木っ端微塵に吹き飛ばされるシーンから始まり、戦後のドイツの首相達の顔写真が就任順に映し出されるラストで締め括られる。主人公マリア・ブラウンの人生にドイツという国の歴史が投影されているのだが、戦前から戦後のドイツの歴史を把握してないと完全に理解し切ることは難しい。ドイツと...
2 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 長崎のキリシタンや被爆の歴史に関心があったので観賞。原爆で廃墟となった浦上天主堂が再建されずにいた史実(1959年取り壊され再建)をモチーフに、バラバラになったマリア像を復活させようとする人々の物話。 壊れた天主堂のセットをはじめ、被爆した長崎の光景などはよく再現されていたと思う。 もとが演劇とのことで、演出やカット割りも...

Otcezincrayのレビュー:初恋(1952)

2 years ago
オードリー・ヘップバーンが出演しているということだけではなく、映画として十二分に面白い佳作です 前半の恋愛物語から後半のヒッチコック風サスペンスが上手く融合されています オードリーは主演とは言い難く、準主役でも大袈裟で準々主役の脇役よりはましぐらいの出演です クレジットも三番目で文字も小さめ でも真ん中に書いてあるのがちょうどよい書き方でした しかしなが...

Xikhmssopngのレビュー:十九歳の地図

3 years ago
いつも吠えられていた犬を軒下にぶら下げる。脅迫まがいのイタズラ電話。鬱憤をはらすためとはいえ、鬱屈した19歳。同じく住み込みで働く紺野(蟹江)に誘われ、女子高生に声をかける。彼は“かさぶただらけのマリア様”と崇める情婦(沖山)とときどき寝ているのだが、彼女の男は紺野だけではない。脚に大きな傷があるマリアはビルの8階から飛び降り自殺を図ったことがあるという。 ...

Mpogikhnxssのレビュー:ラストムービー

3 years ago
マリアを殴るカンザス。カンザスを殴るアンダーソン夫人。映画の真似事をしているペルー人が殴り合う。予告編を見ていた限りでは、ペルー人がそのまま映画を撮っちゃうんじゃないかと思っていましたが、なんだか変な方向に行っちゃいました。 いや、確かに彼らは平和な村に暴力を持ち込んだんだよ。ただ、人を助けなきゃいけないって心と行動は現地人が上だった。西部劇の撮影中も屋根...
3 months ago
ニカラグアと聞いて、すぐさま地図上で南米のホンジュラスとコスタリカの間の国を指させる人はそういないだろう。だが冒頭、首都にある広大なゴミ捨て場の様子を目の当たりにするや、我々の意識は一瞬にして、この遠い遠い国と主人公マリアの感情へと引き寄せられる。廃品を漁る無数の子供たち、その姿を幻想的に照らし出す陽光、水辺をひっきりなしに行き交う馬車・・・そこに描かれる社...

Psohmgsknxiのレビュー:エスパイ

3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 法条(加山雄三)の命によりテストドライバーだった三木(草刈)をスカウトしてきた田村(藤岡)とマリア(由美)。公害研究所?なる組織に何で俺なんかがスカウト?役に立たないよ・・・などと、本来の組織の目的を話す。逆エスパイとなっていたボール(山谷初男)がイスタンブール支部に助けを求めてきたという情報により、田村とマリアはさっそく...

pwbfdjbのレビュー:今宵、212号室で

3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む ひと昔前だったら、マリアとリシャールは逆の立場で設定されていましたよね。浮気しまくりな大学教授の男性と若い時に年上の男と付き合っていた女性として。この男女の設定が逆転したところと、現在のイレーヌが女性パートナーと幸せに暮らしていたところがとても今っぽくてナイスでした。あと、イレーヌの海辺のシーンも良かった。仮に今が不幸だと...

wmfcczdのレビュー:リベリアの白い血

3 years ago
アフリカ大陸西部のリベリアのゴム農園で働く男が生活を豊にしたいとアメリカに出稼ぎに出る話。 1日16時間も労働しても暮らしは貧しく、アメリカンドリームという程大きな野望がある訳でもないけれど、少しでも良い暮らしが出来ればというのは無茶なのか。 アメリカでも同じぐらい働いて仕送りをし、人と深く関わりを持たない様にする主人公が幸せである様にはみえなかった。 ...
2 years ago
原爆投下から12年後の冬、被爆で外壁が倒壊し放置された浦上天主堂からマリア像を持ち出した信者の話。 それに纏わる話もあるにはあるけれど、パンスケ達とのいざこざや甲斐性無しなヤクザとの因縁話とか、原爆症と言わるけれど病院に行かない旦那との話に頭でっかちな学生活動家との話等々、方向性の異なるドラマばかりをみせられる。 被爆した市井の人々の心情をみせる話ではあ...
1 year ago
2022年。マリア・シュラーダー監督。ハリウッドの超大物プロデューサーのセクハラ疑惑を暴いた女性新聞記者二人の話。それぞれに家庭を抱えながらニューヨークタイムズで調査報道に携わる二人の事情まで丁寧に描くことで、単に「悪い奴を暴く」だけでなく、現代社会で女性が置かれた地位全般についての告発になっている。 実名で登場するアシュレイ・ジャッド、名前だけ出てくるグウ...

Pnriuatormntのレビュー:マリア

3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 特に信心深いわけではないんですが(汗) あの「クジラの島の少女」のK・C‐ヒューズの マリアを観てみたかったもので…^^; なんでも実際に17歳で母親になったという彼女。 父親は19歳ですって。うわ、マリアを地でいってる!? たださすがに演技力はぴか一です。 若くして、よく知らない男の元へ嫁ぐことになる彼女。 ある日、森...

otgoafnのレビュー:虚栄のかがり火

3 years ago
同乗していたマリアが新たな愛人と逃亡する災難が一番ショックだろうな。その時に運命は決まっていたのだろうけど、話を面白くしようと努力した結果、逆につまらなくしてる・・・ 幽霊新聞記者 人気作家ピーター・ファロー WASP 人種差別 ジャパズ・タマーリ チョン・ウォン ロドリゲス おもしろい小ネタがいっぱいあるのだけど生かしきれてない。考えさせらることは多く、...
3 years ago
1982年に37歳の若さで逝ってしまったファスビンダーの後期の2作品が日本初上映。衝撃の出会いとなった「マリア・ブラウンの結婚」の前後の作品となれば観ないわけにはいかない。 1978年の今作は実にプライベートな作品だった。 男性から女性に性転換した主人公が最期の数日間で過去を振り返る。彼を育てた修道院のシスター、妻と娘、そして性転換するきっかけとなった男...
3 years ago
フランス音楽界の巨星ミシェル・ルグランの没後1年/生誕88年特別企画にてデジタルリマスター版を劇場鑑賞。 言わずと知れた不朽の名作であれこれ語るまでもない。テレビでは何度か見ていましたが劇場の大スクリーンでは感動の度合いが全く違いました。名作ほど劇場で観るべきであると改めて実感。特にラストの名シーンは心が激しく揺さぶられて動揺し放心状態に陥りました。 カトリ...