ペドロ・アルモドバルの検索結果、合計45(0.001552秒かかります)。

3 years ago
心が痛むペインかと思ったらフィジカルな痛みであるかゆえにむしろポップさとコメディさが引き立つ。 見ている間どうしてもペドロ・アルモドバルとアントニオ・バンデラスの作品を思い出してしまういろんな意味で自伝的映画。
3 years ago
『神経衰弱ぎりぎりの女たち』『欲望の法則』など多数のペドロ・アルモドバル監督作品に出演してきたアントニオ・バンテラスが今回は、監督の分身としての役割を果たしている。 『欲望の法則』と『バッド・エデュケーション』では、主人公が映画監督という設定であったが、今回も映画館ということもあり、今作を3部作の3章目とアルモドバルは語る。 同一のキャラクターではないが...
3 years ago
スペインの名匠ペドロ・アルモドバルの作品。 昏睡状態に陥ったダンサーの女を、事故前から盲目的に思い続けてきた介護士の物語。おすぎさんが絶賛してましたが、わたくしにはどこでどう感動したらいいのかわからなかった。わかる人がいたら教えてほしいくらい。 ここで描かれる愛が不滅の愛なら、誰だってそうすることが出来る。ようは限りなく自分の思いを最優先させてすっきりさ...
3 years ago
心身共に消耗し切っている映画監督が、過去に体験した切実で痛々しい恋愛や、愛してやまない母親への思いを再確認することで、再び創作意欲を取り戻していく。数ある職業の中でも、苦痛を創作の武器に換え、そこから作品を生み出せるのは、美術家か小説家、または、映画監督ぐらいではないだろうか。初の自伝とも言われる本作のために、作者のペドロ・アルモドバルは盟友のアントニオ・バ...

dalfnswのレビュー:アタメ

3 years ago
友人から借りたDVD。 アルモドバル監督、アントニオ・バンデラス主演の超変態的純愛物語と題していて、期待できるかと思ったが、面白くなかった。 通俗B級映画的。

zirxjnのレビュー:キカ

3 years ago
早口のスペイン語で、アルモドバルの特徴のエッチなシーンとシリアスなところをオチャラケに描くセリフと映像。 展開が読めず、最後まで目が離せない。 スペイン語が分かればもっと面白かっただろう。
1 year ago
ティルダ・スウィントンをのせて、これだけの芝居をさせるアルモドバル監督が素晴らしい。コクトー、アルモドバルという記号にクイアと自任するティルダが、ジェンダーを超えた「失われた愛」を表現する仕掛けが面白い。ベッドにあるスーツは男性ものらしいが、電話の相手は果たして男性なのだろうか。という倒錯的な香りもする。30分という短さのため故に、さまざまな「答え合わせ」が...
3 years ago
新型コロナウィルスが収まり切らない中で観たこのペドロ・アルモドバル監督の新作は、おそらく忘れられないものになるだろう。 監督自身を投影したと言われる初老の映画監督が主人公。過去の栄光を抱え今は病から精神的にもドン底状態で苦しんでいる。いわば隠居状況だ。過去の栄光によって舞い込んだ仕事から、ストーリーは回り始める。底辺だった彼に思いがけないことが起こり、彼は...
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 約35年前のマドリードが舞台なので、現代よりも男性がマッチョに描かれています。さすがに今は少しはマシになっているかもしれませんが。 作品に変人をガンガン登場させる方法で、男性社会に抵抗するのがアルモドバル流。だってマッチョな男性って、自由な女性やゲイが嫌いですのよ。 グロリアは他の男とセックス、お隣は売春、長男はヤクの...

Voklolyebclのレビュー:抱擁のかけら

3 years ago
アルモドバルがミューズ・ペネロペを主演に描く、純度高めのラブストーリー。ペネロペはこれまでに、「ライブ・フレッシュ」「オール・アバウト・マイ・マザー」「ボルベール/帰郷」と、これで4度目のアルモドバル作品への出演となる。まるで2人は、ティム・バートン×ジョニデ、ウッディ・アレン×スカヨハ、イーストウッド×フリーマンのように相思相愛の様子。 ひとがひとを愛す...

Smkopxnhigsのレビュー:抱擁のかけら

3 years ago
2009年スペイン映画。128分。今年10本目の作品。「嫌いな」映画監督の名前といえば真っ先にあげるのはデンマークのラース・フォン・トリアー。そして2番目に躊躇なくあげるのが本作の監督、ペドロ・アルモドバル。 内容は; 1、かつて映画監督だったが失明し現在は脚本家で生計を立てている男のもとに一人の若者が訪れる。 2、若者が去った後に男は助手に頼んで14年前...

lklcvuwのレビュー:名もなき歌

2 years ago
この映画は、ペルーという国の人身売買を題材とし、ある新聞記者がその闇に迫るという図式で、物語が展開していく。 警察、裁判所など、どの組織も、どの人間も助けてはくれない。 主人公ヘオルヒナは、出産後、会わせてももらえず、そのまま連れ去られた子供を探し出すため、新聞社へ行き、自分の子供が盗まれたと訴えかける。 新聞記者ペドロは、その話を聞き、最初は乗り気ではなか...

wsfeizkのレビュー:セクシリア

3 years ago
アルモドバル本人が出演していたので、彼の若い頃を観ることができて、新鮮でした。約40年前の作品にしては、ゲイ、近親相姦、ドラッグとぶっとびまくっていたので、驚きました。こんなラフな時代だったのでしょうか?

xwcwiwのレビュー:キカ

3 years ago
「キカ」をはじめとする登場人物は全員が一癖も二癖もある人。そして、色んなトラブルがあってもあっけらかんとしています。そう、それが彼女達にとっては、しっちゃかめっちゃかな当たり前の日常。 変態的な作品ですが、アルモドバルが撮ると不思議と嫌じゃないんですよね。人間は所詮生き物。登場人物は、どうやっても規格化できません。 アルモドバルが一貫して「変態」を描き続...

Kxoshpsnimgのレビュー:抱擁のかけら

2 years ago
ペドロ・アルモドバル監督、ペネロペ・クルス主演の濃厚なラブストーリー。 この監督の作品、いつも気になりながら なぜか敬遠していて、 ちゃんと見たのはたぶんはじめて。 「それでも恋するバルセロナ」で 改めてペネロペちゃんのオーラや色気の底のなさを実感した身としては、 (あんなものではすまない、という意味です) ぜひ見ておきたかった作品でした。 いやはや。...
3 years ago
古くからの盟友A・バンデラスが演じる映画監督が、明らかにアルモドバルと同じ髪型をしていることからも、本作は自伝的作品と思われるだろう。実際、主人公のアパートは、アルモドバルが暮らしている住居で撮影されたという。 だとしたら、ある映画をきっかけに主人公と仲違いする人気俳優は、いったい誰がモデル? もしかして『アタメ』の頃のバンデラス? なんて深追いをしたくな...
8 months ago
私はアルモドバルのファンなので、ゴルチエが衣装担当の作品をほぼ鑑賞しています。だから、昔を思い出してちょっと懐かしかった。 本作のショーでも、衣装が正しく「フィフス・エレメント」「KIKA」みたいでした。イメージを見飽きてしまっているからかもしれませんが、目新しくもなくて20世紀的でした。100年後のファッションショー見てみたいな。

Getahtilrsiのレビュー:名もなき歌

2 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む - 序盤は、淡々としたトーンで哀しき出来事が描かれる。だが、懸命に産んだ我が娘と一度も会えずに引き離されたヘオが、執念で新聞記者ペドロの協力の中、我が子を探す姿と共に、当時のペルーの諸問題が明らかになって行く過程に引き込まれていく・・。- ◆感想 ・当時のペルーの政情不安から発した、ハイパーインフレ、先住民蔑視(ヘオとレ...
1 year ago
  アルモドバルいつもの、緻密に計算しつくられたビジュアル主義で、とにかく絵面が美しい。 アディーチェのスピーチ「We should all be feminists」(DIORのTシャツ)をペネロペが着ていたのだが、小道具や背景に仮託させながら多様な女性の生き様を描いていく。と同時に、DNA鑑定で個人特定することを寓話として用いながら、スペイン内戦につ...

Thmpdaessonoのレビュー:私の秘密の花

3 years ago
1995年スペイン・フランス合作映画。108分。今年14本目の作品。本作も同様に寝れない夜にぽすれんで借りた一作。題名を観て「こんなの借りたっけ?」状態でした。しかし、監督はあのアルモドバルです。 内容は; 1、匿名の商業作家をやっている50代の女性は私生活でも問題の狭間に置かれ、いつも自分を押し殺している。 2、そんな境遇を振り払いたいかのごとく彼女は本...