エットレ・サンゾの検索結果、合計6(0.001470秒かかります)。

Pnkimshgosxのレビュー:蟻の王

4 months ago
はなから有罪ありきの裁判なのは予想していた。 原告側の証言は本当で、被告側の証言は嘘という差別と偏見にまみれた胸糞裁判。 公正であるべきはずの判事ですら、アルドとエットレの話を聞く気などさらさらない。 エットレは前半の美青年な風貌から一変、証人として登場した時には、同じ役者なのか疑ってしまいそうなくらい、まるで別人。 冒頭、治療の描写に関するお断りが出るけ...

Spomsghiknxのレビュー:蟻の王

5 months ago
ネタバレ! クリックして本文を読む はじめて聞いた\"教唆罪\"という罪があるのか。 因みに映画の題材になったアルド・ブライバンディ氏は実在でブライバンディ氏が劇作家として、また同時に蟻の生態学者でもあったため、大学で教鞭をとりながら、劇作家としても活躍されていたわけだが、エットレという青年と知り合い、次第に二人はお互いの価値観に惹かれ合うようになり最終的...

kjxijhkのレビュー:蟻の王

5 months ago
学者なのにまるで毒婦のような言われようのアルドと、子犬みたいな純粋な目をした美しいエットレの恋物語。 これは純愛なのでは? ラストシーンが目に焼き付いて離れない。 1960年の伊で同性愛がどのように扱われたかを描かれているけど、私はエットレのアルドを慕う純真さにやられてしまった。 イタリアの風景も美しくて、アルドの作った塔もまた雰囲気があってよかった。...

Laflittellのレビュー:蟻の王

5 months ago
美しいイタリアの風景や街並み、温かみのある優しい光に包まれたシーンとは対照的に、物事や正義の捉え方の違い、差別、偏見から生じる悲劇を描いた作品。本当の愛とは何かを深く考えさせられた。 エットレ役のレオナルド・マルターゼ(ジュード・ロウ似のイケメン!)は本作が映画デビューとの事だが、目で心の機微を語る演技が本当に素晴らしく、圧巻のラストシーンに涙した。

Gxnksimhospのレビュー:蟻の王

5 months ago
ネタバレ! クリックして本文を読む ①記者の姪が訴える「問題なのは(だったかな?)安全圏にいると思っている人達。“明日は我が身と思わない人々。”という台詞が最も印象的だった。 ②ブライバンディ教授役のルイジ・ロ・カーショの名演はもとより、記者のエンニオ役のエリオ・ジェルマーノも好演。 ③そして何より新人というレオナルド・マルテーゼが演じるエットレが警察の車に...

Gmspohskixnのレビュー:蟻の王

5 months ago
有名で素晴らしい芸術家だから、天才だから(パゾリーニやヴィスコンティを想起してしまう)、或いは「普通の」「私達」を笑わせてくれる頭のいい「お笑い」の人だから(日本のTVでよく見かける)、という理由でもなければ昔も現在も認められず「存在しない」とされるのが同性を愛する人達だ。この映画を見て、組合運動が盛んで共産党が活躍していたイタリアで、同じ党員なのに仲間を助...